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マジP!

間島淳司の日常をプロデュース!!

緊急事態です。

どうもこんばんは、間島淳司です。
ツイッター…もとい、僕の”トゥイッター”をフォローしてらっしゃる方はご存知かと思いますが、最近『ガリレオ』ブームが来ております


ガリレオ。

東野圭吾さん原作の推理小説が原作の、2007年にはテレビドラマ化もされた小説。
ちょうど今の時期に最新作が劇場で公開されるということで、TVスペシャルだったりバラエティで稼働だったり、新たな展開がいろいろ動いたのが原因ではあるのですが。

もともと『ガリレオ』のTVシリーズの1期の時に、普段あまりテレビドラマを見ない僕に後輩から「たぶん間島さんはめっちゃ好きな作品」と勧められて見たのが始まりで。
流れ的に1話から見れたわけではなかったものの、湯川学という物理学者の性格、アプローチだったり、感情と物理を剥離した形で、「現象には必ず理由がある」
その理由にしか興味がない湯川のことから目が話せなくて、まんまとハマってDVD-BOXまで買ったんですが。

その最新劇場版が9年ぶりに帰ってくるということで、その前に新作のドラマがテレビで公開される…ということで、「そういや好きだったなー、BOX買ったくらいだし」と、そのBOXを見直したところからこのブームが始まったわけです。

…んでちょっとハマりすぎてTVシリーズの1期見て、2期見て、スペシャル見て、みたいな日々が続いておりましてw

なんなら調べて「え、『ガリレオφ』なんてあんの!?知らぬ!!」とか思ってたんですが、ウチにあるDVD収納棚見たら普通にDVD並んでて、なんなら未開封で「どんだけ好きなんだよ」と改めて認識したわけですがw

中でも『容疑者Xの献身』という劇場公開作がとっっっっっっっっっっっても好きでして。

ちょうど今日…日付でいうと昨日ですが。
見返したわけです、DVDを。明日(今日w)テレビでやるのにw
それを見て「ヤバい!これはみんな見て!!」という思いを抱いたので筆を取った次第です。


『ガリレオ』シリーズは、天才物理学者・湯川学が、知り合いの警察官から寄せられる”不可思議な事件の真相”を、犯人の動機などは関係なく「なぜその事象が成し得たのか」ということのみを追求し、トリックを暴いていくという…まぁ若干人を選びそうなとっつき辛い人物が主人公の物語です。
理系の人で、作中では「変人ガリレオ」と呼ばれるほど、周りからも変人扱いされている人物ではあるので、通常の人間の感情では動かない人物ではあるのですが。
結果として物理学を元に「現象には必ず理由がある」をモットーに、ありえないであろう事象を解き明かしていく物語です。
TVシリーズでは、誰かが「そんなことありえない!」と言うと「…あり得ない?」と噛み付いて、本当は興味ないのに事件の不可思議な謎を物理学的に解明して結果的に捜査に協力してしまう、というのが基本的な流れ。
だがしかしこの『容疑者Xの献身』は一味違います。

そもそも。
物語序盤で事件の全ては明らかになるのです。
隣人の元夫が突然現れて復縁を迫り、攻撃的なやり取りの末殺してしまう…と。

コレが冒頭10分くらいでわかりますw

それに気づいた隣人…天才数学者の石神哲哉が、容疑者である女性に助言をし、警察の捜査を撹乱する、という物語。
これだけ聞くと「何がおもろいねん」となるかもしれませんが、「変人ガリレオ」である湯川学が、唯一「天才といえるのは彼くらいだ」と言わしめるほどの”天才”が、今回の共犯者になるわけです。
いつもは警察の捜査協力に乗り気じゃない湯川先生が、自発的に、今回の事件…友人でもある石神の”真相”を、知りたいと思って動く、というのも、他の物語と違う点でもあります。
この、湯川学がシリーズで見せてこなかった「個人的感情」で動くという点も、この物語の特筆すべき点でもあります。

でコレは役者としての観点になるんですが。
湯川学を演じる福山雅治さん…は、先にそもそも「変人」ガリレオとして変な人…天才。常人とは違う感性を持っている人、を演じているわけですが、この劇場版のみで登場する石神を演じる堤真一さんがすごいのですよ。
湯川先生は常人には理解されないけど華がある人で、石神は鬱屈とした、いわゆる「オタク」タイプに属するような感じのキャラクター。
淡々と、理論的に。ただひたすら自分が思うことを遂行する。
仮設を立証することで次に進む物理学者とは違う、頭の中ですべてを組み立てていく数学者のスタンスを見事に表現されてるんですよね…
このお芝居を見て堤さんのこと「やだ…めっちゃ好き…」となったのを、今でも覚えています。
タイプは違うといえど、「天才」「変人」と言われる役のアプローチを、違う形で投げるのってすごいことだなーと、声だけとはいえ同じ訳者として思うのです。

でまた。この『容疑者Xの献身』のすごいところがですよ。
「献身」なんですよね。…えぇ、見てない方にはわざとわかんないように言ってますw
愛とかそういうものよりももっと先の、『献身』。
それが、この物語にはあって、天才で変わり者の、感情表現に乏しいであろうキャラクターでそれを演っていることが、「すごい!!」と思うのです。
事件のトリック自体もわかんないし「すげー!」って思うんですが、それ以上の「謎」が、見た貴方を襲うであろうことは想像に難くありません。
事実、好きだと思ってたけど内容ほぼほぼ忘れてた僕が、終盤ずっと泣きっぱだったんで。


ある意味では、湯川先生の”人間の部分”が一番見えるといっても過言ではない作品。
ちょうど今日…!21時からやるので!興味持った人は見て!めっちゃ泣くから!!


そんな思いを持ちつつ、家にあるガリレオ消化するの優先しすぎて『沈黙のパレード』まだ見に行けてないことを謝罪しますw
『真夏の方程式』見たら劇場行きますw
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感想 |

ピッコロさーん!!

観てきましたよー!

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ドラゴンボール超!

ドラゴンボールなんて新作やったら観に行くもんじゃないですか日本人なら。イヤ全人類の努力義務。
僕も当然ながら観に行ったわけです、モチのロンで事前情報一切ナシ。
前回の『ブロリー』のときはかなり昔にブロリー出てきた時の記憶がうっすらあったし、サイヤ人最強的な出方だったよなーという古の事前情報があったのでなんとなくわかった上で見てましたけどね。新キャラは出てたしフリーザとかも出てきてたけど。
今回は見たことない新キャラがご覧の通りポスターに出てますし、まるで予想が出来ない状態。
まぁドラゴンボールなんで「悟空が地球救うんやろなーどうせ」くらいの気持ちで映画館に突入。
結果。

まるで予測の外、大暴投かっちゅーくらい予測の外側でしたねー、僕はドラゴンボールをナメてた。
というわけで以下感想。モチのロンでネタバレはしませんが「観るまで感想も見たくない」という人はスルーしてくださいねー、自己責任ですよ?







ポスターの新キャラの腕についてるマークで「レッドリボン軍が出てくる」ということはおわかりだと思いますが、よくもまぁ過去にあった設定を上手く拾ってきたなぁ、というのが今回一番思ったこと。
映画冒頭でナレーションベースで「レッドリボン軍の歴史のおさらい」みたいなこともやってくれるんですが、そうそうそうだったよねーなんて思い出しながら見てたんですけど、改めて考えるとレッドリボン軍と悟空たちZ戦士ってけっこう頻繁に関わりがあったんだなーと。
「レッドリボン軍」と言われるとどうしてもいちばん最初の、塔登ってハッちゃんと仲良くなって総帥倒すとこが浮かぶんですけど、冷静に考えたらDr.ゲロとかセルとかあのへん一連レッドリボン軍絡みですもんね。
レッドリボン軍がいなければトランクスが未来から来ることもなかったわけだし、そう考えるとなくてはならない敵の組織なんだなーと。
まぁレッドリボン軍自体は最初の戦いのときに壊滅はしてるので、今回のはまた新しく出来たやつだよ、的なことを冒頭で説明してくれるわけですねー。
でそれがどう悟空たちと関わってくるのか…コレが超意外だった。
ポスター左の新キャラがフザケたポーズしてるのでコイツはめちゃめちゃ悪い奴じゃないんだろうなーくらいの予想はしてましたが、タイトルに付いてる「スーパーヒーロー」の意味がわかりました。敵なんですけどねもちろんこいつら。
あとポスターでわかる情報といえば、ピッコロさんと御飯が写ってること。
これが大ヒントでして、想像する以上にこの二人が大活躍します。
なんなら中盤…いや結構後半くらいまでピッコロさんがRPGよろしく情報集めて敵にたどり着く流れなんで、もうピッコロさん出ずっぱ。
あと御飯とピッコロさんの信頼関係みたいなものとかが大好物って人はすげー大満足なお話かも。
いつものドラゴンボールの「オラより強ぇヤツと戦いてぇんだ」的な流れとはかけ離れた展開で、とにかく新鮮でした。

そしてもう一点、今回も鳥山先生が脚本に深く関わってるようでして。
『神と神』のときからそうだったんですけど、アニメ後半というかZがついてからのドラゴンボールってとんでもなく強いやつが出てきて地球をかけた存亡戦的意味合いが全面に出てたせいで、けっこうシリアスなバトルアニメになってたじゃないですか。
『神と神』でベジータがけっこうギャグキャラみたいになってたのが「俺の求めるドラゴンボールはコレジャナイ」と思われた方も多数いたように見受けたんですが、冷静に考えたらドラゴンボールって「オメェ女だろ」とか「ギャルのパンティおーくれ!」とか、ギャグ要素が強い…というかコメディ色の強い作品だったはずなんですよね。
アラレちゃんもそうだし、たぶん鳥山先生はアッチの世界観がお好きなんだろうなーと。
なので今回もけっこうふんだんに笑いの要素が入ってます。
もともと僕はギャグとシリアスの割合が半々くらいでもいいと思ってるので、とても好きな内容でした。
ただそういうの入れてるし、後で絵の話にも触れますがそっちの関係もあって、たぶんギュッとしたらもしかしたら30分くらいで終われたんじゃねーかってくらい話が進まないですw

そして絵ですが。

東映アニメーションが「俺たち本気出したらこんなすげーんだぞ!!!!!」という気迫を感じましたねー、まぁこれは『ブロリー』のときにも感じたんですけど。
とにかく絵がグイングイン動く動く。あとカメラアングルも。
なんだろう、マクロスのドッグファイトの板野サーカスくらい動きますw
たぶん3DCGとかも駆使してるんでしょうが、2次元の絵とのつなぎ目がまったくなくシームレスでバトルが進行するのは圧巻。
ただそれをやりたいせいで上記のように話がぜんぜん進みませんw
まぁ映画だしね、あとドラゴンボールなんであんま気になりませんけどねw
ホントにあの映像観るだけの、まったくストーリーない作品だとしても観に行ったほうがいいといっても過言じゃないくらいすごい映像でした。

あとコレは個人的に感じたことなんで違うのかもしれませんが…曲の感じが…どことなーくMCU意識してんのかなー?と。特にED。EDは曲もだけど絵の出し方とかもどっか意識してそうな気配をビンビン感じました…あくまで個人的感想ですが。


笑いはもちろん泣けるシーンもあり、最後はちょっぴりふざける。
僕らの好きな80年代のジャンプの感じが詰まった良い作品でした。
国民の義務なんでみなさん観に行ってくださいw

感想 |

ゆくとしくるとし

2021年も終わりですね
…というかタイミング的にはもう「あけましておめでとうございます」と言っても良いタイミングではありますがw
本年も皆様お世話になりました。


今年も去年と変わらずコロナ禍に見舞われ、思うように身動きの取れない年でしたねー
てか今年の半分以上が緊急事態宣言か蔓延防止措置等重点措置の期間に含まれてて、もはや日常とはなんぞや?緊急ってなんだっけ?って感じではありましたが。
それでも去年の未知のウイルスとの戦いの恐怖感からは少し脱却できたように思います。
原因は未だわからずながらも感染者数も減り、現在は普通の日常を取り戻してはいますが…それでもまだワクチン頼み、治療薬を待ちつつオミクロン株の恐怖に再びさらされるという状態。
いつまた緊急事態宣言が出るのか、今の”ふつうの日常”をどう過ごすかを問われているような事態。
来年はどうなってるんでしょうねー、少しは日常が戻ってくるといいなぁ。

まぁそれはさておき。

せっかく大晦日なので2021年をおさらいでもしてみよっかなーと思い立ちまして筆を取ってみたわけです まぁ筆じゃなくパソコンなんですけどねーw


今年は、去年は延期になったり飛んだりしてできなかったイベント…というか朗読を2本もやらせていただけることができました。
一本は日笠と二人でやった、怪談の朗読。
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どん。

これもホントは別の時期にやる、という話でお話をいただいていたものが延期になったんですけどねー
期せずして怪談にふさわしい夏の時期にやらせていただくことになりました。

延期になったこともあり、初顔合わせからとんでもなく時間が空きw 結局稽古めいたものはほぼほぼないままの本番でしたが、さすがの日笠、とてつもなく上手にこなしてくれました。
逆にほとんど合わせてなかったので、本番で読みながら相手の出方を見つつ自分も臨機応変に対応していく、みたいな、ヒリヒリしつつも楽しい時間をすごすことができました。
終わってみれば楽しい朗読でしたねw

そしてもう一本朗読をやらせていただきました。

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僕とメリーヴェルの7322個の愛。

こちらはこちらで、一人でずっと朗読をするという今までにない経験をさせてもらいました。
正直役者としてはこの時期にやるもんじゃないなーと思いましたw
コロナ以降人と話す機会が減り、頭をフル回転させる機会が減ったもんで台本追うので精いっぱい、少しでも油断すると処理できなくなって噛む、という事態が…もう10年若ければ…いや、こんな時代になる前だったら…という思いもありました。
が、お話も素晴らしく、演出でライダーの脚本も手がけられてる少年社中の毛利亘宏さんとお仕事させていただけたのは個人的にとてもいい経験でした。
楽屋ですれ違っただけだけど、生駒里奈さんともご挨拶させていただけたしね☆(突然のミーハーw)

人と会えないご時世だけど、こうやって徐々に人と、みなさんと触れ合える場所が戻ってきたのはとても喜ばしいことでした。


他に嬉しかったことといえばやはりアレですよねー


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ドゲンジャーズとの出会い。

出てもいませんが(おそらく)特撮好きという理由だけで、番組を宣伝するラジオを担当させていただきました。
番組内でもシャベリーマンさんをはじめ、番組に登場するローカルヒーローの皆様とリモートとはいえお話させていただく機会もあり、さらに現場での裏話なんかも聞かせていただけて…特撮好きからしたらこんな贅沢な時間はないわけですよ!?
公録的イベントなんかもやらせていただき、実際にシャベリーマンさんとキタキュウマンさんにお会いできたのも嬉しかったですなー、あと山田麻莉奈ちゃんかわいかったw
秋葉くんは…タイミングが合わず残念でしたが…season3が始まってまたラジオも復活できたら、会う機会ができるといいですよねー。

あ、あとはVacance"の活動が始まったのもいい思い出ですねー
親方という謎のキャラも生まれまして…アレはなんなんだろう、スタッフもキャストも、なんなら担当マネージャーもすげーあのキャラ好きでやたらフロントに立たそうとしてくるんですよねw
よつば音楽学院でもたくさんの先生に出会えて、たくさんのことを学べたいい番組でした…ホント優しいけど強烈な先生が多かったなーw

他にもたくさんの仕事、役、人との出会いもありました。
コロナって、人との関わり方を大きく変えた存在だと思うんですよね。
本当に必要な人としか会えなくなったというか…本当に僕を求めてくれた人だけが僕を誘って、呼んでくれて、会うことで結束が強くなっていくというか。
コロナ前はよく会ってたのに会わなくなった、なんて人がけっこういるんじゃないでしょうかみんなw
もちろん感染症対策は必要なことなので不要不急の外出や出会いは避けた方がいいんですが、それによって整理された情報も多いのかな、と思います。
だからこそ、今この世の中でも僕とつながろうとしてくれた方々に感謝の気持ちでいっぱいです。
ある意味これはコロナにならないと気づけなかったことでもあると思うので、そこだけは感謝ですねw


ご時世もあるので僕のアイデンティティw 飲み会的なことはほとんど出来ず寂しい一年でもありましたが、逆をいうと料理の腕が急激に上がった一年でもあると思うので誰か早くお婿にもらってくださいw
あとは人との接触も減らせるからっつってたくさん歩いたわりには全然痩せねぇなーっていう思いがずっとありますw
月20万歩歩いてなんで痩せねぇんだよ!毎日晩酌するからだよ!自分で作る料理が美味いのがいけないんだ!w

ともあれ困難なことが多いご時世でしたが、みなさんよく我慢&戦ってこられました。
来年は少しはマシになってるといいな、という願いも込めつつ、この言葉で締めさせていただきたいと思います。


よいお年を!!
感想 |

もっとプリティだと思ってたんです

FireTVでストリーミング生活が快活になった昨今。

Disny+を筆頭に、様々なコンテンツを見ては楽しんでるわけですが、少し前に知人からオススメされてたあるアニメを見ることにしました。


そう、今回見たのは『ウマ娘 プリティダービー』です!!w


なんでそんな急に流行りに乗っかったん?とか今さら?なんて声も聞こえてきそうですがそういうわけではなく。
だってゲームもやってないし女の子満載コンテンツなんて山のようにあるこの時代、ウマをモチーフにしたってことしかわからんアニメ急に見ないじゃないですか?
見るとしたら「この世にある女の子擬人化コンテンツは全部チェックするぜ!!」みたいな意気込みでもないとまず無理だと思うしw
ウマ娘もそんなコンテンツのうちの一つという認識で、せいぜい「実際の競走馬がモチーフ」「勝つと歌って踊ってをする」程度だったんですが…これがまた鈴木区まわりですげー流行って、ものすごいオススメされてたんですよw
ことあることに「ウマ娘…」「ウマ娘がいい…」「泣けるでぇ…」と言ってきて、いい加減鬱陶しかったので「じゃあ見たくなるようにプレゼンしなさいよ!!」と半ばブチギレw
いろいろ聞いてみたんですが…はじめのうちはネタバレを避けようとするあまり全然心に響かないプレゼンがやってきてw
「それではまだ俺の心は動かんな…」と何故か上から目線で見ないという選択肢を取っていたんですが、何度目かのプレゼンで心が動きました。

それは「実際の馬のレース結果や一生を描いている」というもの。

ちょっと調べればわかったんですが心が向いていない状態では検索もしないもんで、ここで「ウマ娘ってそういうアニメなの…?やだおもしろそう」と。
他にも「実際のレースの実況を取り入れてる」とか「10話で気分が悪くなるほど泣いた」とか、気になるワードをポンポンブチ込んで来て、「二期からで良い」と言われ主人公がトウカイテイオーといいう馬で、競馬とかやらない僕でも知ってるような有名な馬だったので、じゃあちょっと見てみてもいいかな、という気持ちになりまして。
とりあえず数話見てみたのです。


ビックリするほど泣いた。


タイトルに騙されてましたわ…こりゃおっそろしいアニメじゃ…ということでまだウマ娘を見たことのない方に僕からもちょろっとプレゼンしておこうと思います。


まず先述の通り、このアニメ最大のポイントは「馬のレース結果が史実と一致している」こと。
レース結果が一緒ということは、当然のように怪我などのレース結果を左右する点を描かれるのです。
これが悲しみと感動を呼ぶ仕組みになってるんですな…。
皆さんご存知かもしれませんが、馬という生き物はとても繊細な動物です。
体が大きい割に足が細いのも見たらわかることだと思いますが、ということは骨折なんてしようもんならドエライことが起こるわけで、「競走馬は骨折して見込みがないと、安楽死の措置が取られることがある」ということは僕も聞いたことがありました。
コレ知ってたから「どうなるんだろう…」ってのがあって見ることにしたわけです。
で、細かいところはどのくらい史実を取り入れてるんだろう、と思い、一話見るごとにトウカイテイオーのWikiでレース結果やエピソードを確認しながら見てみたんですが…すごく細かく、こだわって作ってるのがわかりました。
わかりやすい例を一例挙げますと、とあるレースで1着になった後、トウカイテイオーがインタビューを受けるシーンがあるんですが、そこで突然、高々と天を指差すシーンがあるんですが、コレが実は実際のレースでは鞍上の騎手が「まずは一冠!」という意味でやっていたポーズだったんですねー。
トウカイテイオーのキャラクターがけっこう強気でノリがいいトコがあるんで、こいういうことしても違和感ないなーと思ってたんですが、まさかそれが実際のレースの再現だとは思わず「すげー」となったシーンでした。

とまぁこんな感じで、上手いこと実際のレースで起きたことをストーリーの中にそっと忍ばせてたりするんで、それを調べながら見るのもオススメです。

そしてもうひとつのオススメはというと、今度は実際の史実ではどうだったかわからないところも描かれてるということw
あんだけ史実史実言っといてちゃうとこあるんかい!!って言われそうですが、実際のお馬さんたちは会話しないしお互いのことどう思ってるかとかわかんないじゃないですか?
それを逆手に取って、ウマ娘たちの人間関係が描かれるわけです。
実際のレース結果に応じて、ライバル関係になったり仲が良いウマ娘がいたり、ある馬がある馬に憧れていたりという、史実ではわからないストーリーが生まれるのです。
あとコレも実際には存在しないものなんですが、ウマ娘の世界ではトレセン学園という学校にウマ娘は通っているという設定になってまして、学校の部活みたいな感じでいくつかのチームにわかれてるんですね。
主役のトウカイテイオーはチームスピカというところに所属、他にもチームリギルやチームカノープスなどいくつかのチームが登場してくるんですねー、チームの名前が星の名前なのも個人的にはフフッとなるポイントだったりしますw

そしてビックリするほど泣く理由ですが、一番大きいのは実際の史実を元にしているので必ずしも良いことばかりが起きるわけではない、という点です。
これが架空のストーリーだったら、かわいい女の子たちがキャッキャウフフと手と手を取り合いお花畑的展開にした方がお客さんからのウケも良いと思うところですが、史実がもとになっているのでウマ娘たちのストーリーに浮き沈みが発生するのです、それもかなり重めの。
僕はトウカイテイオーの名前は知ってますがレース結果までは知らない状態だったので、先の展開も知らないわけで、ずっと「どうなっちゃうの!?」状態で1クール分を駆け抜けたわけですw


ちなみに1期の主人公はスペシャルウィークという馬で、2期にも出てくるんですがある意味パラレルワールド、独立した世界になってる(多少つながってる部分はあるんですが)のでどっちから見てもストーリーがわからないということはないのもおもしろいところ。
ちなみに2期見終わった後にちゃんと1期も見ましたw
あとはなにやら漫画もあるんだそうで…そちらではオグリキャップを主人公として物語が展開してるとかなんとか…やべぇな…漫画も読んでしまいそうな自分がいるw

ただあくまで物語が好きなので、ゲームにまでは手を出していない状態で踏みとどまってますw
すでにやってるアプリゲーがいくつもあって!追加するとなにかをやめる決断をしないといけないのだ!困る!!w


ということでウマ娘プリティダービー、プリティとか言ってますがほぼスポ根ものなのでご興味持たれた方は是非見てみてくださーい。
AmazonPrimeとかで見られますよー。
感想 |

ニューCAPは空を飛ぶ

最近、おうち時間が充実しまくりなのですよ。


というのも最近ついに導入してしまったんですよねー、巷で噂のアレを。

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fire tv stick!!

文字の色味も合わせてやりましたよw
実は前々から導入を検討してたんですがおじさんになって来て新しいものに手を出すのが億劫になりまして…「どーしよっかなー」「でもなんか面倒だよなー」みたいな、判然とした理由もない言いようのないメンドくささに負け続けてたんですが、ようやく重い腰を上げられまして晴れて快適なネットムービーライフを送れることに。
理由は単純、Disny+が見たいから。
ウチ今までAmazon PrimeとかYou Tubeとか見るときはPS3使って見てたんですよ、あとブルーレイとかもか。
テレビにもつながってるし特に不自由は感じてなかったんですが、MCUがフェーズ4に入ってDisny+限定でのドラマシリーズをいくつか発表したんですよ、ロキとかファルコン&ウインターソルジャーとか。
アイアンマン1からずっと負い続けて、大好きなシリーズであるMCU。
当然このドラマシリーズも見たい!けどPS3だとDisny+に対応してない!どうすれば…!
調べた結果出てきたのがこのfire tv stickだったんですが、先述のような理由でここまで導入が遅れたわけですねー。
…てことはエンドゲームの後くらいから2年くらいウダウダしてたってことですね、長いw

これでMCUのドラマシリーズも見られるし、なんならこっちの方が通信がスムーズみたいでストレス無く見れてる気がしてます。
で早速…コレを使って観たわけですよ、まずは『ファルコン&ウインターソルジャー』から。

おもしれーじゃねーかチキショー!!w

こんなこというとアレですけど、ファルコンもウインターソルジャーもどちらもフェーズ3までのシリーズに出てきてて、正直他のアイアンマンとかソーとかドクター・ストレンジとかに比べると能力的にもパッとしないじゃないですか?好きな人いたらごめんなさいw
っていうのもあって「まぁそんな急いで観なくてもいっか」なんて思ってしまってたのも導入が遅れた理由の一つでもあるんですが…観てみたらコレがまーおもしろい。
ストーリーはネタバレになるのである程度伏せますが、時代設定としてはエンドゲームでアイアンマンが指パッチンした後の世界のこと。
大きなテーマだけいえばこの作品「誰がキャプテン・アメリカの意志を継ぐのか」という点になります。
エンドゲームのラスト、キャプテンのシールドを託されたのはファルコンでした。
がファルコンはいろいろ考えた結果、キャプテンの盾はキャプテンの記念館的なところに寄贈し、展示してもらう選択を選びました。
でそれからしばらくして。
テレビを見ていたら、その盾を持った「お前誰?」みたいな軍人が、新たなキャプテン・アメリカとしてアメリカ軍から発表・紹介されているではありませんか!?
「えーーーーーーーーー!!!!!」って話でしょ?僕もファルコンもそうなりましたよw
まぁこのあたりまでが導入になりまして、こっからどうなっちゃうの!?というところにとある事件が起き、事件解決のためにファルコンとウインターソルジャーが戦いに身を投じていく中で、新キャプテン・アメリカともあーだこーだいざこざが出てくるって話なんですね。

はい、ストーリーに触れるのはここまでw

一応最後の6話まで全部観させていただいたんですが…この物語はなかなかにメッセージ性が強い作品でしたね〜。
一番大きなメッセージは人種差別問題ですね。
ファルコンってアメリカ人ではあるんですけど黒人じゃないですか?
今回ファルコン周りも、そして敵側にも黒人のキャラクターがたくさん出てくるんですが、そのほとんどが一度は差別を受けたことを感じ取っており、それが全体の背景にずっと流れ続けています。それはヒーローであるファルコンも同様に。
MCU…というかマーベル・コミックはその時代時代に流行していることや問題視されている出来事を取り入れる傾向があります。
少し前に映画見た感想を書いた『シャン・チー』も、コミックが描かれた時代背景にアメリカにおける香港映画ブームがあった末に誕生したヒーローであることをご紹介したと思いますし、マーベルじゃないですけど少し前にバットマンでLGBTQ…性的マイノリティーの設定を持つキャラクターが登場したってのがニュースになってましたが、こういった社会問題もストーリーに取り込む特徴があるのです。
人種差別問題も、少し前のアメリカで黒人男性が白人警察官に押さえつけられて命を落とした事件が大きな社会問題になってましたよね。
制作された時期的にいえばおそらくあの事件は「ファルコン&ウインターソルジャー」よりは後に起きたものだと思いますが、でもということはアメリカの中に根強く残っている大きな問題であるということの証明でもあります。
今回ファルコンというアメリカ生まれの黒人ヒーローを主役の一人に抜擢したことは、アメリカにおけるこの問題を描くにはうってつけのヒーローであったわけですね。
同じ黒人のヒーローであるブラック・パンサーでは描けないテーマですし。
もちろんスーパーパワーを持っている人間は現代にはいませんし、アメリカにおける問題がこれとまったく同じだとは思いませんが、遠い異国で起きている問題がここまで根深いのか、ということを学べた良い作品だったと感じました。

そしてもう一つ、強く感じたのは初代キャプテン・アメリカ、スティーブ・ロジャースという人間の高潔さ。
今回物語のキーアイテムとして超人血清というものが出てきます。
これは映画『キャプテン・アメリカ』でスティーブが投与された、普通の人間をスーパーソルジャーに変える血清なんですが、一つ副作用があってそれは「人間の本質が強く表に出る」ということ。
『キャプテン・アメリカ』では、血清を作った博士がどの兵士に血清を打つのか、適任者を探し出すシーンがあります。
博士は体が虚弱でとてもじゃないけど兵士にはなれなさそうなスティーブを見て、彼の心にある愛国心と正義の心を見抜き、彼を対象者として選び、スーパーソルジャー計画を進めました。
そこから今までフェーズ3までで見てきたことが、スティーブという人間がどういう人間だったかということであると思うんですが…この作品を見るといかにスティーブという人間が高潔で、周りから尊敬され、愛されていたのかということが改めてわかるんですねー。
観終わってもっかいスティーブの素晴らしさ見直したくなりましたもん、見出すとまた長いMCUの旅が始まるんで尻込みしてますがw

あと個人的に「よかったねぇ」って思ったのは、ファルコン役に濱野大輝くんが起用されたこと。
濱野くんって5年くらい前からよく現場で一緒になって「間島さん、飲みに行きませんか」って声かけてくれる子で、アーツだから系列事務所ではあるんですが他事務所で仲良くしてくれる後輩くんなんですよねー。
映画の方ではファルコンは溝端淳平さんが声を担当されてるんですが、ドラマの方はスケジュールとかなんか僕らの預かり知らぬ理由があるんでしょう、キャストが変わったわけですが、知り合いがマーベルヒーローになれたというのは本当に喜ばしいことでした。仲いい人ならなおさら。


ということで本日はおうち時間満喫してるよというお話でした。
まだまだ見たい作品あるから!時間が全然足りないよ!オタクバンザイ!!w
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