fc2ブログ

マジP!

間島淳司の日常をプロデュース!!

買うたりましたわ!

いやー、面白かったですねー、『ミステリと言う勿れ』と『その着せ替え人形は恋をする』。


どちらも綺麗な終わり方で且つ、続編への期待が高まるような終わり方だったように感じました。
特に『ミステリと言う勿れ』の方は絶対続きやってくれないと超モヤモヤする終わり方でしたよね…あ、あと月9で最終回にヒロインと主人公がキスしないという展開にもビックリしました。
まぁ整くんがあんな感じだし、風呂光さんと急にキスして終わるのもねぇ…絶対おかしいもんねぇw
てか整くんの気持ち的にはキスするならライカさんの方だろうしねw
着せ恋の方は超絶綺麗に終わりましたよねー、先のことはもちろん気になるんだけど1シリーズの区切りとしてはベストなとこで終わったんじゃないでしょうか。
てか登場人物少ないけど、五条くんってめっちゃ女オトすよねw男の僕でも気持ちわかるくらい素敵な人だけども。

そんな3ヶ月の楽しみを終え、ドラマやアニメを楽しみまくったわけですが…どちらも原作はまだ続いてる作品なわけで。
前回のブログでも書きましたが、放送終わったら原作買おうと思っていたわけで、早速iPadで2作品を検索。
調べると容易くヒットして速攻ポチったんですが…それぞれ10巻と9巻が発行されておりまして、読むのにめっっちゃ時間かかりましたよ!
特に『ミステリ』は基本会話劇なんで文字数も多いし!おもしろかったからいいんだけど!w
とそれぞれ原作読んだ感想をば。ネタバレ的なものは避けつつ書きますんでご心配なくー。
ということで以下感想。


まずは『着せ恋』の方から。

アニメは原作でいうと5巻までのエピソードなんですが、まー非常に原作をリスペクトしてアニメ作ってたんだなーというのがわかるくらい原作に忠実にやってたんですねー。
後半はまとめに入る部分もあるのか多少順番が違ったり端折られてた感はありましたが、序盤のエピソードはもうまんま原作に忠実。
セリフもほぼカットされてないし足されてもいないんじゃない?ってくらい忠実。
ここまで原作どおりにやった作品ってなかなかないんじゃないでしょうか…いやー天晴。
ただそんな中で一点感じたのは、アニメ化した”意味”がものすごーくあったんだな、と感じた、セリフとセリフの「間」ですね。
マンガは目で追って読むから、それぞれ自分のペースで読めるじゃないですか?
アニメ見てから見ると、その間が短く感じるんですよ、マンガだと。
もちろん単純に僕の読むペースが早いだけなのかもしれませんが、アニメの心地よい間がマンガだと弱いかなー、と感じました。
もちろんマンガでも遜色なくおもしろいんですけどね。
さぁそしてアニメ以降のエピソードですが、アニメまでだと登場人物が非常に少ないじゃないですか?
メインキャラだと五条くんと海夢たんと乾姉妹くらい?よく出てくるけどおじいちゃんはメインキャラってわけじゃないもんねぇw
こっから先は学校での話が出てきたりして、五条くんを取り巻く環境が大きく変化するんですよねー。
これまではコスプレを通じて彼の衣装のスキルだったり、コスプレで気をつけなければいけないことへの”気づき”を中心に五条くんの成長が描かれてましたが、6巻以降は心を閉ざしがち…というか友達がおらず社会性が低かった五条くんの人間性の部分の成長が描かれていくんです。
そしてこれ以降に出てくる登場人物も、これまでと同じくみーんないい人ばかり。
この世界には誰かを騙して特をしてやろうとか、あいつの足ひっぱってやろう!みたいな人間がいないとても美しい世界ですw
現在9巻まで刊行されてますが、10巻以降も非常に楽しみになりました。
アニメ2期はよw


そして『ミステリと言う勿れ』ですが、こちらは『着せ恋』と対比するかのように話が改変されてますw
月9ドラマだし恋愛要素は盛ってるんだろうなー、と予想はしてましたが、ここまで変えるかってくらい変わってるw
もちろん事件の流れ自体は同じなんですけど、誰が言ったとか、「この中に犯人が」ってなる容疑者候補になる人が減ってたりとかまーバンバン変えられてるw
バスジャック事件のあとに来る、広島で巻き込まれるエピソードなんかまるまるカットされてますからね…てかドラマだと印象派展の次の開催地大阪ってことになってたけど原作は広島だし…コレ2期やるときどうすんの?大阪で巻き込まれるってこと???
てかなんで変えたの?広島で良くない?別にw
あと誰が言った問題が、風呂光さんをヒロインポジにするために風呂光さんがまー人のセリフを奪う奪うw
読んでてビックリしましたもん、え!?風呂光さんこの事件のとき現場に居さえもしなかったの!?ってw
彼女のせいでドラマに出ることすら叶わなくなった悲しいキャラクターさえもいます、あの人刑事じゃなく泥棒だよ、出番泥棒w
まぁけっこう大きめに変えられてるけど話はどっちも整合性取れてるしおもしろいからいいんですけどw

そしてもう一点変わってるのが、キャラクターのビジュアル。
整くんのもじゃもじゃみたいに大きな特徴は変えられてないんですが、衣服や見た目の特徴が話に関わらないところはバンバン変えるw
ドラマ終盤のエピソードで登場した猫田さんなんて、まるで別人ってくらい見た目が違うw
まぁドラマは実写なんで、そこまで完璧に合わせることは難しいんでしょうが、原作でビジュアル含めそのキャラクターが好きって人がいたらショック受けるんじゃないでしょうか。

さてこっからはドラマでは描かれなかった部分のお話の感想。

ドラマの方でもそうだったんですが、とにかくこの漫画は伏線の回収が上手い。
ドラマで言うとバスジャック事件から犬堂愛珠殺害の不可思議な真相を追う流れもそうだし、羽喰玄斗の事件から十斗につながる流れ、病院で会った牛田さんが抱えてた過去の後悔もそこに繋がったりと、それぞれ別の時代、別の事件が繋がっていくのが本当に上手いし面白い。
原作の最新エピソードではドラマの1話でも言ってた、青砥さんの過去の冤罪事件の真相が数年後しに解決する話もありましたしねー、ホント上手い。
きっとこれからも、前に触れてたけどそのままになってたものが解決していったりするんだろうなと思うとワクワクしかない。
ドラマの方でもやってたけどまだ星座のマークの指輪の謎も残ってるしねぇ。

あと警察絡むから必然的に殺しの案件が多くなりがちだけど、以降の展開では殺人じゃない案件がけっこう出てくるんですよねー。
1話2話でみんなの悩み解決したりとかそういう感じの。
隠された事件の真相にたどり着くのも面白いし好きだけど、整くんの魅力は人とは違う視点で最も大事なことに気づき、それを人に伝えることができる能力だと思うので、そういう細かい心のケアみたいなエピソードが見られるのは非常に楽しかったですねー。


2作品19巻もあったんでけっこう読むのに時間はかかりましたが、どちらもアニメ・ドラマに負けず劣らず面白かったので心が豊かになりました。
ヲタ活捗ったわーw
スポンサーサイト



マンガ |

おもしろ漫画とジレンマ。

皆さんは『面白い漫画の情報』ってどこで仕入れてます?


学校の友だちから聞く、自分で雑誌読んで見つける、好きな芸能人が「好き」って言ってた…他にもいろんな方法があると思いますが、子供の頃からテレビっ子アニメっ子だった僕にとって一番の情報源は『アニメ』でした。

小学生のお小遣いなんてたかが知れてますしね…そんな多数の雑誌を購入することも出来ず。
テレビをつけていれば無料で見られるアニメーションは僕にとって救いであり、楽しみの一つでした。
テレビで見て「お、コレおもしろい」と思ったら、原作があるならそれを買って読んでみて。
このパターンで初めて買った漫画が今でも忘れません『キン肉マン』の18巻でした…家族で移動する車の中で読んでゲ◯まみれになりましたがw
他にもアニメ発信で買った漫画は数知れず…『名探偵コナン』『金田一少年の事件簿』『ときめきトゥナイト』『ふしぎ遊戯』などなど…推理系と少女漫画多いですけど別に深い意味はないですw
でも途中からアニメオリジナル作品とかを好きになる傾向が出てきまして、他にも買いたい物が増え始めた当時の僕は「原作もののアニメはアニメでストーリー知ってるなら買わなくてよくね?」なんて思うようになりましたよね…アニメ化する前のおもしろい漫画が知りたくなったというかw

話はキン肉マンに戻りますが、そっからコミックス揃えて、先が気になって「最新のお話が読みたい!」と週刊少年ジャンプにも手を出し。
当時190円くらいでしたかね…つっても週に1回ですからジャンプだけで月に800円〜1000円になるわけで、高学年だったとはいえ小学生にはなかなかの大金。
「買ったからには隅々まで読もう」と貧乏根性丸出しで最後のページのジャンプ放送局までしっかり熟読w
他の漫画も興味あろうがなかろうが読みまくって、その中からおもしろかったモノをコミックスで揃え…このパターンで買ったのが今でも僕の中でバイブルのひとつでもある『THE MOMOTAROH』。
他にも『封神演義』の藤崎竜先生の初期の作品である『PSYCHO+』だったり、ジャンプ以外だとコロコロの『怪奇警察サイポリス』、月刊少年ガンガンでパプワくんにドハマリしてそっから別雑誌で連載やるって聞いて買いだしたなかよしで『怪盗セイント・テール』の立川恵先生の前の作品『熱烈台風娘』だったり、いろんな漫画を知りましたよね…
ちなみにパプワくんはなぜ知ったかというとアニメ発信ではなく。
その少し前に『ドラクエ4コママンガ劇場』ってのが流行ってまして、それでエニックス出版の本を買うようになり、その後「エニックスが新しく月刊漫画雑誌創刊するらしい」というのを知り創刊号から買ってたのが月刊少年ガンガン、というわけ。
ガンガン系列はいろいろ好きな作品も多く、ちょっと大きくなってお小遣いもう増えだしたんでいろいろ買ってましたね…パプワくんはもちろん『ハーメルンのバイオリン弾き』『TWIN SIGNAL』『浪漫倶楽部』『魔法陣グルグル』…この頃はまさかアニメデビューが魔法陣グルグルになるとは思いもしませんでしたがw
途中から季刊でガンガンファンタジー(後のGファンタジー)が出て、『クレセントノイズ』『ES』『聖戦記エルナサーガ』『刻の大地』『神さまのつくりかた。』『ファイアーエムブレム 暗黒竜と光の剣』などなど……これまたファイアーエムブレムに自分が出た上「ヒーローズ」で7キャラも声当てることになるとは思いもしませんでした…ジョルジュとかねー、出てたよねーw

とまあアニメから始まり雑誌を経てコミックスを買い続けていた少年期。
あの頃はマジただのオタクだったんでこういった知り方が多かったんですけど、上京しこの仕事に就いてからはまた違った知り方をするように。

上京しても声優になってもマジただのオタクであることに変わりはなかったんでw、マンガは読みたい…でも仕事もそんなないしバイトもして生活しなきゃいけない中でそんなにマンガにお金をかけるわけにもいかない…家のスペースも狭いし。ということで選んだ選択肢が「本屋でのバイト」。
休憩時間に好きなコミックス持ってって開けて読んでよかったんですよ、きちんと元の、あの透明のフィルムかぶった売り物の状態に戻せばいいというルールだったんで。うちのバイト先。
そこで品出しだったりもする関係で今売れてる作品とかの傾向もわかるし、気になる作品も「ちょっと読んでみっかな」で読めちゃうのでここでもいろんな作品に出会いましたよね…連載事態はもっと前からやってたけど『はじめの一歩』とかはここで知って買うようになりました。

だんだんと仕事も増えてきて、そうなると今度はオーディションで原作をチェックするようになります。
この頃もまだバイトはしてたのでバイト先でチェック、受かったらまとめて買うってことをやってました。
『スクラップド・プリンセス』とか『モンキーターン』はこんな感じで出会って買った書籍ですね…すてプリは小説だけど。
で。
『とらドラ!』の頃にはもうバイト辞めてたのでこの方式ではチェックできなくなってて、しかもあの頃ラノベ作品に出ることが多く、マンガとの出会いが減った時期でした…最近はまた漫画原作のアニメ作品増えてきてるんでそんなこともないんですけど。


と長々語ってきましたが職種上結構特殊な作品との出会い方をするケースが多いのです。
最近はオーディションの際にデータで資料をくださるところもあり、キャラクターの性格や特徴、オーディション該当箇所の表情なんかもチェックできるので資料マジ有り難し…と思ってるんですが、ここで一個困ることがあるんですよ……
モノによっては何巻も既に出てる作品も多く、頭の方だけでなく5巻とか8巻とかのセリフがオーディションに含まれてる場合もあり、けっこう大量に資料が送られてくることもあるんですよ。
でチェックする時に世界観も知りたいから当然頭っから読むわけです。
受けるのが主役とは限らないんでけっこう先まで読まないと自分のキャラクターが出てこないこともあり…1巻読み、2巻読み、3巻の中盤くらいで初登場して「やっと出たー!!」なんてこともあるんですがw
こうなった時に何が困るって……話が面白かった時なんですよ。
おもしろいならいいじゃないって?もちろんアニメ化するくらいですからおもしろくて当然なんですけど、思った以上に好みにハマるというか「なにこれオモロー!!」ってなる時があるんです。
そうなると…オタク的にはどう思います?「先が気になる!」ってなるでしょ?
受かってもないのに漫画買って読むでしょ?おもしろいから誰かに言いたくなるでしょ?
でも知った経緯のアニメ化の話は機密事項だから出来ないでしょ?
「なんで知ったの?」って聞かれたら答えられないでしょ?でも答えなくてもだいたいバレるでしょ?

……言えないんですよw

これマジ受かる受かんないとか関係なくおもしろいかおもしろくないか、人に勧めたいかどうかの話なんで難しいんですけど、どの作品化は言いませんがそういうことが最近ありまして。
ありがたいことにオーディション受けさせてもらってまぁ結果ダメだったんですけどすげーおもしろくて、オーディション終わったのに先が気になって原作読んでたわけです。
おもしろいから勧めたいけど上記のジレンマで言えず…この「言えない」フラストレーションがすごいの!
あとこうやって書くにしても落ちた作品のこと書くのもどうか、みたいなとこもあるし、書いたことで「お?先々間島さんまさか出る…?」とか思われてもマジで出ないしw
アレです、ちょっと前に『ポプテピピック』の1話をリアルタイムでたまたま見てすげー面白くてツイートしたら「出るんですか!?」ってリプライがすげー来て、いやちゃうねん出ぇへんねん!ってなったけどそれも言えないし!どうしろと!ってなったりするんですよねー。
逆に冷静に考えて?
仕事で関わった作品の、まだ出てもいない機密情報を、大人が漏らすわけないでしょ?w
だから「好き」って言ったものは出ないってことなんですけどねー、でも見た人がそこから何を想像するかを止めることも出来ないし、可能な限り言わないようにしてたりもするんですけど、やっぱ好きな作品のことは言いたい…でも言えないw

そんなフラストレーションと戦いながら日々生きてるよ、というお話でした…なんだよ好きな作品のことオススメ出来ないってw
今回件の作品がアニメ始まったので思い出してこうやって書いてますが、この話にはまだ続きがありまして……


まぁこうやって作品名は伏せつつでもこうやって書いたことで多少スッキリすることができたんですが……最近受けたオーディションで…またおもしろいのに出会ってしまいましてw
こういうのって知りたてが一番辛いんですよ…一番アツい時期に「最近知ったんだけど!」が言えないんですからw

オタクだから言いたいけど、プロだから言えない…なにこのジレンマ……
「好きなことを仕事にするとつらい」って言葉の意味が少しわかった気がしましたw

マンガ |

鬼の血を継ぐ娘

昔のマンガが今読める、というのは大きな喜びだったりします。


子供の頃、なけなしの小遣いをはたいて集めに集めたマンガのコレクション。
本棚には収まらず学習机にうず高く積み上げられたマンガたち…何冊くらいあったんですかねあれ、1000冊とか余裕で越えてた気がしますがw
声優を目指し上京するにあたり、そのすべてを持ってくるわけにはもちろんいかないのでいくつか選別して特に好きなものを持ってきたんですが、気がつけば実家のリフォームに伴い残りのコレクションたちは知らぬ間に闇に葬られていました…嗚呼、僕の財産(涙)
そんな幼少期に大好きだった、持ってきたコレクションの中に『怪奇警察サイポリス』というマンガがありました。
コロコロコミックで連載していたマンガで、鬼の血を引く主人公・鬼塚勇気が仲間と共に人間世界を襲いに来る妖怪と戦う物語。
鎧をまとい化身をし敵を倒すマンガやアニメはたくさんありましたが、その中でこのマンガが大好きだったのは「敵にも情けをかける」という思想があったことでした。
敵を倒した後「汝の魂に幸あれ」と死した敵にも情けをかける姿が少年時代の間島少年に深く刺さったんですね〜。
92年の作品だそうで、もう25年ちかく前の作品なんですね、今でも読み直したりして大好きな作品なんですけど時の経つのは早いものです。

そんなサイポリスを描いていた上山道郎先生が、新たに『オニヒメ』というマンガを連載していました。

美人すぎて学校に通えないというトンデモスキルを持った少女・鬼塚愛が、異世界からやってくる「越境者」と戦う少女・神代優と出会い戦いに巻き込まれた中で、自らも知らなかった鬼の血の力に目覚め「剣豪ディスク」と呼ばれる過去の剣豪の力を借りて越境者を倒す物語だったんですが…カンの良い方はお気づきかと思いますが、実はこのヒロイン・鬼塚愛はサイポリスの主人公・鬼塚勇気の実娘にあたります。
約25年の時を経て、当時読んでいたマンガの続編が読めるなんてとんでもなく幸運なことだな…と追いかけていたんですが、つい最近なんと3巻という短さで完結してしまいました…完結っつーか打ち切りらしいですがw
でもすげーおもしろかったんですよ…

作中で戦うヒロインの愛や優は、剣豪ディスクと呼ばれる刀の鍔みたいなのを使うことで剣豪の力を借りて敵と戦うんですけど、その剣豪ごとに流派があって、その流派による相性とかも考えて描かれてるんです。
さらにいえば…詳しく調べ上げられすぎてて出て来る剣豪全然知らないのw
タイ捨流とか聞いたことあります?知らないでしょ?w
ヒロインが使う剣豪ディスクも柳生連也斎で、一番有名な柳生十兵衛とかじゃないし、なのにあえて最初の敵が使う剣豪ディスクは宮本武蔵なんて超有名どころだったり。
でもおもしろいんですよこれが…「宝蔵院流槍術の開祖は新陰流開祖の弟子だから相性が最悪なのだー!」とか言われたら「げゲー!?」ってなるでしょ?
使うディスクによってジャンケンみたいに相性があるのもおもしろいし、それを巧みに使った話作りも素晴らしい。
なによりまったくしらない剣術の世界の知識が身につくのも楽しいわけです。
さらには「剣豪ディスク」という割に源頼政という弓の名手のディスクが存在したり、他にも「大陸に出張した時に作った」と関羽雲長のディスクが出てきたりしてワクワクが止まらないの。

サイポリスとの絡め方も良くて、優の師匠にあたるのがサイポリスで勇気と一緒に戦ってた神和住京子と学天即葛丸だったり、力を集中させないために定期的に組織を解体する関係でサイポリスはもうないけどその派生期間が今の優たちが属している組織だったり。
ラストバトルでは父・勇気の力を悪用するかたちで生まれたバケモノを倒す切り札として、剣豪ディスク・鬼塚勇気なんてディスクが登場したりしてサイポリスファン超歓喜。
たった3巻で終わらせるにはもったいないおもしろさだったんですよねー。

と超オススメなので皆さんにも興味を持っていただきたいなと思ったんですが、いきなり「買って読め」というのはあまりに酷だろうと思いましてw
現在『マンガ図書館Z』というサイトでサイポリスが無料で読めるので、興味を持って戴いた方は是非一度読んでみてくださーい。
25年前の作品だけど超おもしろいですよ☆
マンガ |

孤独なヒーロー

だいぶ前から「読んでみたいなー」と思ってたマンガがあったんですよ。
タイトルご存じですかね…ワンパンマンって言うんですけどw
知ってるよねアニメ化もしてたしw
アニメの頃から「おもしろいなー」と思ってて、1話に出てくるバイキ◯マンみたいな敵の声に中尾隆聖さん呼んじゃうようなハイパーなキャスティングもしてくる作品だったので印象に残ってたんですよねー。
当時も原作のマンガ読みたいな、とは思ってたんですが、コレ『となりのヤングジャンプ』ってネットで連載してる作品なんですよね…
無料でネットで公開してるので読もうと思えばいつでも読めるんですけど、ネットだとWi-Fi環境あるところじゃないと読めなかったりそもそもウィンドウの枠が邪魔だったりと、ストレスなく読めるって環境じゃないじゃないですか。
読むときは没頭して読みたい派なので紙のコミックスという選択肢もあったんですが、その頃には「電子書籍、部屋片付く!便利!」ってなってた時期で、買うなら電子書籍かなーと思ってたんですが、ウェブで無料公開のものだからなのかibooksに入ってなかったんですよね。
で「じゃあいっか」となり幾年月…ちょうど仕事で福岡に行くのが決まった頃、機内で読むマンガを買おうと久々に検索してみたらコミックスが販売されてまして、やったぜベイビー!とばかりに購入した次第。
作品の概要を説明しますと、ヒーローになろうと特訓した青年が特訓しすぎてどんな敵でもワンパンで倒せてしまうほどの強大な力を手に入れ、ヒーローになったはいいが毎回ワンパンで終わってしまうので虚しさを感じてる、という…すげー斬新な設定の作品w
他にも主人公がチートレベルの能力持ってる作品はあるでしょうが、ここまでのレベルのチート能力は別格。
テレビのラストでも宇宙からとんでもなく強くて、主人公・サイタマが抱える「強すぎて張り合いがない」という感覚を持った者同士の戦いになるんですが、それでもサイタマは本気を出すことは出来ず地球は救われた…みたいな終わり方だったんですよね。
異常に強すぎるので周りからイマイチ信じてもらえてなかったり、蹴落として自分が上に立とうとする輩が現れたりと、なかなかに人間臭いノリもあったり非常に面白い作品でした。
テレビとしては1クールで終わりだったんですが、原作の方はどうなってんのかなー?なんてのも気になって見てみたんですが、このテレビのお話全然中盤のお話だったのねw
そっからさらなる敵が現れて、やっぱりワンパンで倒して、みたいなことを繰り返しつつサイタマを取り巻く環境が少しずつ変わっていくのが非常に面白いです。
最強と呼ばれてるヒーローが実は顔が怖いだけの小心者で、全然強くなかったり。
強すぎる姉を持った結果トップを目指すのではなく徒党を組んで狭い世界で一番になることで自分を満足させようとしているヒーローがいたり。
ヒーローの父を持っているのに悪に憧れ、人間であったのに怪物になろうとする者がいたり。
なんだかんだ他のヒーローが頑張っても倒せない!絶体絶命!みたいなときにしれっとサイタマが倒してしまって救われた、って展開が多いんですが、これに強すぎるという悲哀が乗ることで最強であるはずのサイタマにもドラマがあるんですよねー、いやー面白い。
他にもヒーローとはなんたるや、みたいなことも描かれてたり、大人でヒーローが好きな人は読んだ方がいい作品だと思います!
絵描いてるのも『アイシールド21』とか書いてた村田雄介先生ですげー情報量多いのに見やすいし、ネカフェなんかに行かなくてもとなりのヤングジャンプで無料で読めるので興味持たれた方は検索してみてくださーい、
アニメやってた時…出たかったなぁw
マンガ |

そしてダカーポ

ブログ大賞、集計頑張ってます…が、まだ「頑張ってます」というほど届いておりませんw
特に興味がない…ということではなくデータが膨大すぎてまだ3つに絞り込めない、と好意的に解釈しつつ、年内には発表したいかな、とふんわり思ってますんでそのあたり締切だと思ってゆる募しておきます♪


ということで本日は別のネタを。


最近またマンガを良く読むようになりました。

ほら、先月レイヤードのイベントで全国飛び回ったじゃないですか?
飛び回ったってか飛行機での移動が多かったのでまさに飛び回ったかたちなんですが、機内ってスマホ使うなよタイムあるでしょ?
あの時間超ヒマじゃないですか…窓際の席なら遠く下に小さくなっていく街の景色なんかを見とけばいいんですけど内側の席になってしまうといよいよやることがない…共演者やスタッフさんにダル絡みするのもどうかと思うしねぇw
ということで「なんかやること…」と探したわけです、アプリゲーム…とも思ったんですけど電波使っちゃダメならムリだし、そう考えると出先で電波を使わずに出来る時間つぶしって少ないんだなーと思ってたとこに…マンガですよ。
マンガなら先に家でダウンロード購入しておけば、電波を使わなくても読めるわけで、こんなにうってつけのものはないぞ、と。
飛行機だけでなく新幹線の移動でも同様にマンガで時間潰せるじゃないか!ということで、読みたくなったマンガをいくつかチョイスして持っていき、車内機内で読んでいた次第。

17121001.jpg
こんな感じでin新幹線。

新幹線なら電波使える上充電もできちゃうからグリムノーツもやりながら読書だぜヒャッハアー!!w

でご覧の通り新幹線で読んでいたのは懐かしの『きまぐれオレンジ☆ロード』。
知ってます?30年くらい前に週刊少年ジャンプで連載されてたマンガでアニメ化もしたものなんですが。
主人公・春日恭介は超能力一家で、それがバレるたびに転校を繰り返しているんですが、ある時やってきた街で出会う2人の女の子との恋愛模様を描いた作品です。
当時のジャンプで三角関係の恋愛マンガって非常に珍しかったんですが、この『超能力』ってギミックがアクセントになってたんですよね〜、テレポーテーション使えるからってすぐにデートのダブルブッキングするのw
まぁ大抵上手くいかなくてバレちゃうんですけどw
他にも頭突きすると中身が入れ替わっちゃう話とか、特定の相手にだけ幻影を見せる能力とか、催眠術にかかって命令通りに動いてさあタイヘン、とか、ちょっと不思議な能力のおかげで普通の恋愛マンガとは違うお話展開をするんですよねー。

で2人のヒロインが出てくるんですがこれがまた絶妙。

一人は2個下の後輩・ひかるちゃん。
彼女は恭介が体育館で一人の時に超能力使って超遠いコートの反対側のゴールにバスケのシュートかましたとこをたまたま目撃してしまい、あまりの身体能力の高さにホレてアタックをし続けてくる超元気・押しかけ女房タイプの女の子。
もう一人は同い年でクラスメイトの鮎川まどか。
引っ越してきた初日に街の階段で飛んできた帽子をキャッチしたときにふんわり一目惚れして、翌日転校したクラスにいた不良と噂されてる女の子。
鮎川もふんわり恭介のこと好きになるんだけど、先にひかるちゃんがアタックしてるもんだから言えずにもやもやと2人の思いは成長していき…さあ恭介、どっちを選ぶの!?みたいな感じになります。
途中ひかるちゃんのことを好きな男が現れて目の敵にされたり、鮎川に男の影が見え隠れしたけど実はお父さんでしたとか、チョイチョイ他の男も参入してきて三角四角五角と恋愛模様は延々繰り返されて行くんですが…基本は恭介がどっちか選べなくてチャンチャン♪みたいなオチで進んでいきますw

コレなんで好きだったかっていうと、当時アニメが放映されてたのをたまたま見て「おもしろい!」と思ったから。
恭介が古谷徹さんで、鮎川が鶴ひろみさんで「ヤムチャとブルマやないか!」と思った…のかどうかは古い記憶すぎて思い出せませんがw
お二人の声がとってもマッチしていて、特に鮎川がとっても魅力的に見えたんですよね…ちょっと不良の超美人って感じがまた良かったなぁ。
時間も平日の19時とかにやってて晩飯時にちょうどよくて見てて、大人になってもあの頃の「よかった」って記憶が無くならなくて実はDVD-BOXとか持ってるんですがw
そのアニメのオレンジ☆ロードの最終回のお話がけっこう良い話なんですよ…でマンガはどう終わったのかなー、と思ってマンガも読んでみよう!と今回移動の際に読むマンガとして購入した次第。
結論からいうとアニメ最終回のエピソードはオリジナルではなくマンガにあるエピソードなんですが、全然最終回でもなんでもないタイミングで挟まれてた話でした。
なんでやねんあんないい話なのにw
その話ってのが…鮎川のファーストキスの相手の話なんですが。
そこにまさかのタイムトラベルが関わってきますw

ざっくり言ってしまえば恭介のおじいちゃんがタイムトラベルの能力持ってて、その力で一緒に6年前の過去にタイムスリップした恭介が鮎川のファーストキスの相手だった、って話なんですが…子どもの頃の鮎川は男勝りだったんだけど恭介との出会いで髪を伸ばして女らしくなっていく、という「あれ、これ出会うべくして…?」みたいな話なんですよね。
しかも第一話の冒頭、鮎川が飛ばして恭介が貰った赤い麦わら帽子が実は恭介が過去に買ってあげたものだったりして…なんとゆーかよく出来た話。
そしてそんなお話のタイトルが『そしてダカーポ』とか…めっちゃオシャレじゃないですか?
そんな話が…まさか最終回じゃないなんて…w
ちなみにマンガの最終回は鮎川とひかるちゃん、2人のどっちかをちゃんと選ぶって話だったのでオチとしてはきっちりついてるんですけどね。


となにかと僕の中で印象に残ってたマンガだったのでこれを機に全部読み返してみたわけですが、非常に良かったですね…多少ライトには描かれてるとはいえ、当時のジャンプの中でいえばお色気枠みたいなとこだったんでしょうけどそう考えると子供の頃からそういうの好きだったんだな…と改めて自分のドスケベ伝説の始まりを見たような気にもなりましたがw
てか昔のマンガ、良いですね…他にもなんか読んでみようかしら、と思わされました。
マンガ |
| ホーム |次のページ>>