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マジP!

間島淳司の日常をプロデュース!!

虎が去ったらウサギが来る。

日付変わって2023年、元日ということで。
2022年、お疲れさまでした。そして2023年もよろしくお願いいたします。

年が明けてしまったんで去年のことを今更振り返るのもどうかなーと思いつつも、去年のうちに振り返りをしてなかったので振り返りから始まる一年にはなってしまうわけですが。


……なんか…ありました?2022年てw


いや、世間的とか世情的にはいろんなことが起きたのは間違いないのはわかってますよ?!
痛ましい事件もいくつも起きましたし、冬季五輪だったりW杯だったり、いいものもわるいものも含めて様々なニュースが世間を騒がせた一年であったと思います。今年の漢字『戦』だし。物騒な漢字。
ただ…こう……身近な範囲でいうと…別にコロナも落ちついてないからおおっぴらに遊びに行けるようになったわけでもないし、現場も相変わらず分散収録でごく短い時間、限られた一部の人としか会わないし、現場で会ってもあんま無駄話する空気でもないからほとんどの人と交流を持たない、ここ2年ずーーーーーっと変わらない「不変」の年だったように思います。
おっかしいなー、友達多い方だった気がするんだけどなー、こんなに人と連絡取らないもんだっけ?w

まぁそれでもなんか思い出を振り返りますと、仕事面ではやっぱり『ドゲンジャーズハイスクール』ですよねー。
一昨年「特撮が好きだから」という理由のみで、宣伝ラジオのMCをさせて頂いたご縁で、まさかのむっちゃメインのキャラクター・切袴の声を担当させていただけて。
周りの見てくださった方々からは「切袴好きです」とか言っていただけたりして。
…最後に主役やった作品がスケベが大好きなトリッキーなヤツだったんで、担当したキャラクターがシンプルに人気出るのがこんなにうれしいものなんだということを改めて思い出しましたw

あと後半だと『ぼっち・ざ・ろっく』も印象的でしたねー。
役としては主人公のお父さんという、デビュー当時からよくやるタイプ役なんですが、音響監督の「直樹さんは、家庭内ヒエラルキーで、最下位です」と毎回口をすっぱくして言われたのが非常に印象的でしたw
すごい意外でしたね…娘が引きこもりがちなだけの普通の家庭で、台本読んだ感じ奥さんも優しそうな雰囲気の人なのに「家庭内ヒエラルキー最下位」て。台本のどこから読み取ったらえぇねんw
ただ途中から言われたとおりものすごーく気を遣いながら芝居するようにしたら、OKも出やすくなったしキャラも立った気がするのでやっぱそれが正解だったんだなーと。
気遣いの感じを娘の引きこもり的性格と結びつけて「親子っぽい」って意見も、目にしたし、結果オーライだった感もありましたねー。

あと大変だったのはオーディブルの仕事。
小説ひとりで一冊読む、という、普通に黙読でいいなら別段なんでもない作業を、すべて音読でやるという終わりの見えない地獄のような仕事w
何年か前からちょこちょこ来てたんですが、登場人物の一人だけ担当したり、地の文だけ読んだりはあったけど、地の文もキャラも含めて全部読んだのは初めてだったんですよねー。
ラッキーだったのはお話がミステリーものでおもしろかったのと、オムニバス形式で飽きずにチェックできた点ですよねー。
ただ…この「小説を耳で聞く」という新しい文化……正直読むの大変なんでやりながら「せめて小説くらいテメェで読めよ💢」と思いながら仕事してたのは紛れもない事実ですw


コロナ禍が相変わらずなので新たなレシピとの出会いもありましたね。
中でも一番はコレ。

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うずらの白だし漬け。

たまたま見つけて作ってみたんですがコレがまた美味い…!
飲み屋でよく飲んでた頃もうずらよく頼んでたんですけど、コレ食べてからはコレが美味しすぎてアレ食べる気が起きないですねー、コレとかアレとか代名詞多いなw

作品系だとMCUとかスーパーヒーロータイムはもちろんとして『ミステリと言う勿れ』とか『その着せ替え人形は恋をする』が衝撃的でしたねー。
普段ドラマとか自分が出てないアニメって見る機会あんまないんですけど、なんかしらきっかけがあり見てみたらオタクの心を取り戻したって感じですかね…w


とまぁ細かく振り返ればいろいろあったようにも感じますが、大きな変革はあまり感じない一年ではありました。
…が。
最後の最後にここ数年と違うことも起きましてね。

年末、仕事納め直前くらいのタイミングで…「なんか鼻水出るなー?」みたいな日がありまして。
特に熱が出るわけでもなく、鼻水出まくって鼻声になるとかそういうレベルでもないんですよ、ただいつもに比べると鼻出るなー、ってのと、起きるとちょっと喉が痛いくらい。熱も全然出ない。
これは…アレなのかな?でも症状がなー…とふわふわしてたんですが、もしアレだった場合のちのち現場にご迷惑をおかけする可能性もあるので事務所に相談しまして、結果大事をとってお休みさせていただいた仕事もあったんですが…それがまさに仕事納めの仕事でして。

結果的に、知らん間に仕事が収まってしまいました。ちきしょうw

あとこれは棚ぼた的効果といいますか、アレかはわからない状態とはいえ人様にご迷惑おかけするわけにいかないんで、食事問題をどうにかせねば、と、登録だけして使ってなかったUberEatsを初めて使ってみまして。
…なにこれすっげー便利なのねw
配達料とかもあるので若干割高になるし、自分でお店まで取りに行った方が安いので一概に全行程はしづらいですが、人との接触を絶たねばならない状況下ではかなり使い勝手のいいサービスでしたね。
あとこれはアレとは関係ないんですが、国がほら、マイナがなんとかでポイントくれるとかぬかしてるじゃないですか?
そのポイント欲しさに電子決済サービスにも登録しましたw
交通系とかクレジットとか使ってるのでいっかなーと思ってましたけど、いざ使ってみると非常に便利ですね。
あと国がくれた金使ってメシ食ってると思うと非常に気分がいいw


というわけで何もないと思っていた一年でしたが、なんだかんだ僕のデジタル化が進んだ一年ではあったようでした。
人は進化する。2023年も地味にでもいいから進化していきたいものですね。
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祭り事 |

可愛さよ。

ブログ、いつ書くの?今でしょ!!w


というわけでコロナ禍で仕事も早けりゃ遊びにもいけない、やれることがないから書くことがないでおなじみのブログという世界。
こんなことがありゃ書くしかないっしょ!ということで!!

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恋は世界征服のあとで
デス美凱旋可愛さよ祭りin博多!!


…なんて長いタイトルだw
恋せかのイベントに出演して参りました〜♪しかも!in博多!!

知らない方のために説明しておきますと、作中に登場するキャラクター・禍原デス美の出身地が博多なので、凱旋というタイトルがついているわけですね。
ちなみに僕が演じるグリーンジェラート・轟大吾も同じ博多出身のキャラクターなんですが、…もしかしたら博多出身のキャラだからイベント出させてもらえたのかな…?だとしたらありがとうw
なかなか旅行も行けないごご時世。
遠く離れたキャラクターの出身地でイベントできるなんてこんな嬉しいことはないですよね〜♪。
しかも今回は…

前乗り!!

説明しよう!
前乗りとは!イベントの前日から現地に行き宿泊し、翌日仕事をすること、である!
(立木さんボイスでw)
博多は美味しいもんも多い土地だし、いろいろ楽しみだったんですよね〜♪

とまぁそのへんは後回しにして、今日はイベントのお話を。

実はこのイベントの話、最初に聞いたのは事務所からの連絡ではなく、その数日前のとある現場にて。
たまたま仕事が一緒だったデス美役の長谷川育美ちゃんが「間島さん、聞いてます?」って話しかけて来まして。
間「は?なんの話?」
長「恋せかなんですけど」
間「うん」
長「8月に博多でイベントやります」
間「へー、俺も出んの?w」
長「はい」
「なんですって!?」
みたいなことがありましてw
で数日後事務所行ったらマネージャーから「貴方には8月7日に博多に行ってもらいます」と、なんかのテレビの企画でムリヤリロケに行かされる芸人さんみたいなノリで伝えられたわけですw
ちなみにその際、僕が反応するより早く近くにいた日笠が「えー!いいなー!」とリアクションしてきましたことだけ添えておきますw

とまぁそんな経緯で自身の福岡行きを知った僕。
時は流れ飛行機に乗り前乗り。あそうそう、イベントの中でも言ったんですけど機内からの空の景色がものすごくきれいで。
フライトが18ー19:30だったんで、ちょうど空が夕方から夜に変わる時間帯でして、
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雲海もきれい。だけど…

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夕日が反射してきれぇぇぇぇぇぇぇい!!

ホントむっちゃいい時間帯でしたわ、ほとんど窓の外見てた気がします、目の前のモニタでイッテQ見ながら時折チラチラとw
てか今の良い飛行機ってすごいですね、座席の目の前にモニタがあって、そこでCAさんの非常時の説明とかもやるし、音楽だったり映画だったり書籍だったりも見れて、しかも飛行機の下方と尾翼のところにカメラが付いてて、その映像も見れるんですよ。

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こんな感じに。

時代は進んでるんですねぇ…いやーすごい。
あとイベントで言ったといえば。
作中に出てくるデス美の地元での異名「親不孝通りの死神」。
読んでたときは「なんやねん親不孝通りって。ふざけた名前だなあるかそんな場所」とか思ってたんですけど、まさかと思ってMAPアプリで「親不孝通り」って検索したらHITしましてw

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実際に行ってきましたw

親不孝通りにあるこの柱、街灯なんですけど、すべての街灯にこうやって「親富孝通り」って書いてあります、何故w
しかしあるんですね…ホントに…なんでまたこんな名前に…ちなみに通りの印象は飲み屋とイヤラシ系のお店が多かった印象でした、だから親不孝ってこと?なんでそんなとこ歩くのよ学生時代のデス美さんw


さて閑話休題。

イベントは昼夜2部制で、1部はアニメ振り返り、2部はバラエティコーナー中心、という内容。
珍しいですよね、だいたいこういうイベントって前半はアニメの振り返りやって、後半バラエティコーナーにして、両部ともやることは違うけど構成は同じ、みたいなこと多いのに。
まぁそのおかげもあってか、どちらもメリハリがあり楽しい時間となりました。
1部は振り返りを見ながらの、監督のキャストが決まった理由が興味深かったですねー。
なかなか我々当事者でも、どうやって配役が決まったのか、自分がどうしてキャスティングされたのか聞く機会ないですからねー。
2部はバラエティコーナー多めということで、誰か一人くらい地獄を見ることになるコーナーとかもあるかもな…と台本見たときは思ったんですが、みなさんなかなかのカンの良さというか、誰も大事故を起こすことなく乗り切れましたw
大変なんですよ、おもしろいことをケガせずやるのってw
あとお題を見てせーのでポーズを取るってヤツは笑ったなー、「ヒーロー」ってお題が出て、僕が1部で仮面ライダー好きって話をしてたからみんなが仮面ライダーのポーズ取ったのに揃わないっていうね…w
絶対1号でしょこのお題でみんなでポーズ合わせるなら…なんで2号が2人にクウガが1人なのよw
いやクウガも平成1号だけど!w

あと今って収録が4人くらいでスタジオ入って分散収録してまして、シーン的に一緒になる確率が低い人とは結局一度も会わず終わる、なんてことが多いんですよ。
金元ちゃんと育美ちゃんはスタジオですれ違ったことはあった気がするけど収録一緒になってないし、小林くんと桃月さんはたぶんすれ違ってすらいなかったようなw
みたいな現状なのでなかなかキャストが同じ時間を共有して、みんながどんなモチベーションで作品のことを思っているのか感じているのか、みたいなものもわからなくて、みんなどんな感じなのかなー?とか思うこともしばしばなんですが、こうやってイベントで長時間作品の話するとそのへんがわかってとっても良いですよねー。
桃月さんなんてアニメのアフレコ初めてだしねぇ…でも緊張はしたみたいだけど楽しそうでよかったなー。
やっぱり同じ時間を過ごすって大事。
これはキャストだけじゃなくお客さんも同じですけどね。


感染症対策の問題もあり、両部とも基本座りっぱで動きのない構成なのでちょっとダレたりするのかなー、なんて心配もしてたんですが、なんとかお客様に喜んでもらえるようなものになったんじゃないかなーと思います。
自画自賛とかではなく終わってからエゴサした結果としてw
まだ感染者数も落ち着かないし、なかなかこういう機会を用意することは難しいけど、できたときは全力で楽しみたいですよね。
また是非!まずはアニメ2期から!そして再凱旋、待ってます!

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ご来場&配信でご覧頂いた方、ありがとうございました!!
祭り事 |

僕とメリー。

昨日…もう日付変わってるから一昨日になるのか、土曜日は朗読劇『僕とメリーヴェルの7322個の愛』本番でございました!

まぁお客さんを入れずリモートでのみだったんですが、せっかく久々に朗読やったしちょこちょこと感想めいたものでもしたためておこうかなぁと。


まず最初、入り口の話なんですが…ある日突然事務所から「朗読劇の台本が届きましたのでお送りします」とのメールが。
ん?朗読?どゆこと???聞いた覚えないけど…
と思ったんですがまぁ仕事として受けてるわけですし、もしかしたらなんかのタイミングでちろっと「朗読あるんですけど」みたいなこと言われて「ふーん、はーい」みたいな雑な返ししてて忘れただけの可能性もあるじゃないですか?w
なので流れに身を委ねることにして台本開いてみたんですね。
そしたら複数キャラ出てきてるけどどの役をやるのかがメールには一切の記載がない。
「どの役やんねん!!」と思い、その日は読むのをやめにして、役がわかったら読ーもう、と思って一旦先送りにしたわけです。

で翌日。

ふと気になってTwitterで朗読劇のタイトルを検索すると、ウチの洲崎含め他にも数人、朗読をやる人として名前が載ってるのを発見。
読んでみると頭に「SOLO Performance READING」との記載。
…ん?SOLO…ソロ?とここでこの朗読劇が一人でやるものだということを知り戦慄が走ったのですw
おいまてまてまて結構な分量あるぞ!?コレ一人で演じ分けしながら朗読すんの!?正気の沙汰じゃねぇ!!
てか「どの役やんねん!」どころじゃねぇ、全役やるんだからそりゃ役名の記載ねぇはずだわ!!w

とここから台本と向き合う日々が始まったわけです…いやーびっくりしたw

で実際どんな感じになるのか確かめるのも含め、初見の段階から声出しながら読んでたんですが、コレがまぁ泣く話で。
悲しいだったり嬉しいだったりいろんな感情の「泣き」が含まれてる良い本だったんですね。
ご覧になられた方はわかると思いますが、この本お客さんも泣くだろうけど作中の役も泣くシーンがあるのですよ。
初見で感情入れながらそのへんもやってたんですがシンプルに涙が止まらずこりゃどうしたもんじゃろ、と。
というのもこの物語、基本は少年(女性版は少女)と宇宙船のアシストAIの2人のやりとりで構成されているんですけど、コレを一人で読むってことはAIの方も同時進行で読むわけでしょ?
…AI泣いたままやるわけにいかないじゃない…?w
もうひたすら読み込んで物語を頭に叩き込みましたよね、俺の中に芽生えろ!客観視!!という気持ちでw

この数日後にはリモートでの稽古が待っていたのですが、その稽古も演出の方とプロデューサーと僕の3人だけというちょう少人数での稽古。
今の時代は…朗読の稽古だとここまでミクロな世界観で稽古できてしまうんですね…すごい時代だ…。
稽古は基本的にはキャラの感じとSEのタイミングなどの段取りの確認がメインで、最初にいくつかこちらから確認させていただいてからすぐに稽古開始。
お二方とも細かく直す、みたいなことはなくかなり自由にやらせていただきました。
てかその演出の方というのが毛利亘宏さんという方でして。
少年社中という劇団の主宰の方でもいらっしゃるんですが…この方の名前知ってたんですよ僕。
というのも毛利さん、仮面ライダーやスーパー戦隊で数々の脚本を担当されている方で、劇場作品とかメインライターになられる方は、我ら特オタ界隈では必ずチェックするので…名前見た瞬間「毛利さんだー!!」ってなりましたよねw
でそのお話をどっかでしたいな、なんて思いながら稽古してたんですが、なんと毛利さんの方からそのお話が!
去年僕が仮面ライダーセイバーに出させてもらったんですけど、なんとその回の脚本を毛利さんが担当されてたそうで。
「サンショウウオですよねw」とか言われましてw
なんたる数奇な縁。
まぁそんな話も含めリモート稽古は和やかな雰囲気で終了。
後は本番に臨むのみとなったのでした…。

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当日の間島さんの様子

本番自体は多少の噛みはあったもののこちらとしてはだいたい想定通りにできたかなー?というイメージでしたが、機材トラブルみたいなもので若干音声に不具合があったようで、ご覧になってくださった方でご不便をおかけしてましたらこの場を借りてお詫び申し上げます。
でこっからは、僕の中でのプランとか準備のお話とかを。

まず朗読をやる際に一番気をつけるのが、脳の情報処理の負担を極力減らすこと。
「読む」と「考える」と「演技をする」を同時にこなすのが我々の仕事でして、収録の場合は噛んでも録り直せばいいのでさほど影響はないんですが、生の朗読となると話は別。
そのちょっとの時間が命取りにならないよう、事前に台本に準備をするわけです。
今回は特に一人で複数の役を演じ分ける、という作業も入るので、そこも含めて準備をした台本がこちら。

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秘密、公開中。

もちろん台本も読みやすいようにできてはいるんですが、それを更に読みやすく、理解しやすいようにカスタマイズしたのがこの台本。
まず全漢字に読みがなをふる。
日本語って「生」って字でも「いきる」とか「ナマ」とか「せい」とか、読み方が違うでしょ?コレも意外と情報処理に時間がかかる要因なんです。
特に改行で単語が分かれたりするとよく間違える要因になるので、それを防ぐためにも読みがなは必須。
そして演じ分けで間違えないように役名を色分け。
基本的には2人で交互にしゃべるから大丈夫なんですが、たまーにどっちかが連続で喋ったり、AIの口調が人間っぽくなる瞬間があると「あれ、どっちだっけ?」となったりするので、それを防ぐためですね。
あともう一つ、文中に斜線が入ってるのは演技プラン。
ここは切って読んだ方が良さそうだ、みたいなことを忘れないように、視覚的にわかりやすくしてます。

これを…90ページちかくやりましたw

でもこの準備怠るとタイヘンなことになるんで必須の作業なんですよねー。


あと演技面で個人的に考えたのは、AIのロボっぽさ加減ですね。
昨今は自動音声技術も成長していて、あんまりロボロボしたのは無くなってきましたが、一人で人とAIを演じ分ける便宜上多少はロボっぽくして差別化を図りたいところもあり。
かといってあんまりやりすぎちゃうと宇宙船ができる時代なのに「昔か!」みたいになっちゃうので塩梅が難しかったんですが、僕の中ではひとつ、明確なイメージがあったのでそこに向かうことにしました。
宇宙船でサポートAIっていうと、鈴木区ファンならボロッチとか想像しそうですが、実は違いまして…サイバーフォーミュラのアスラーダをイメージして演じておりましたw
僕の中では人間と共に歩み、一緒に成長してくれるAIといったらアスラーダ一択なのですよ…!w
なので音域は主人公と近いラインには来ちゃうんですけど、口調と無機質さみたいなところで勝負したいなーと思って演じさせていただきました。
その方が無機質なんだけど愛情みたいなものも乗っかるかな?と思ったのもあったんですが…伝わったかな?w


とまぁ様々なタイヘンな面もある朗読でやるまでは不安なんかもあったんですが、事前準備のおかげもあり無事楽しみつつ乗り切ることができました。
お客さんが入ってなかったのと、カメラ位置が遠くてよくわかんなかったのもキンチョーしなかった要因のひとつである気はしますねー、「見られてる」って感覚は、思った以上にエネルギーがあるので。
あとは僕自身が、こういう演じ分け遊びみたいなの好きなのもあるので、楽しくできたのもあるように思います。
「一人で読んでるけど!会話してるんだからココの間は詰めたい!」とか思いながらやってたんですけどそれが楽しかったってことですねw
普段の収録とはまた違って、生でやる演技も良いもんですね。

というわけで久々の朗読、ご視聴頂いた方は誠にありがとうございました!
本番は終了しましたが、10/24まではアーカイブもあるようなのでご興味持たれた方は是非ー☆

祭り事 |

夢のヒーロー

少し前の話になりますが、アニメ『SSSS.GRIDMAN』の打ち上げに参加して参りました!!


まーグリッドマンっつったら子供の頃(つってももう高校生とかだったけどw)特撮版を見ていた作品でもあり、実はオーディションも受けてましてそのときに「え、グリッドマンアニメ化すんだ?……今?」と思ったんですよねーw
オーディション自体は落ちましたけど先生役で関わらせていただくことになり、2話で初めて現場に行ってキャストを知った時の「コレやべぇ」感ねw
鈴村さんや稲田さんといった特撮愛に溢れた人、松風さんみたいな特撮に出てた人、熱意のある若手たち。
こんなん絶対いい作品、良い現場になるに決まってるじゃないですか?
てか稲田さんと夜帯の現場で会うとだいたい飲みに行く流れになるのでw、今回の作品もそうなるのかなーと思ってたらまさしくそうなりましたしw
僕は出番がある時限定にはなりましたが、スタッフさん含めて毎回必ず飲みに行く現場って最近ないんですよね…それだけみんなが熱量を持って作ってる証って感じで大好きな現場でしたが。

で放送の数ヶ月前。
現場終わりで1話2話の試写やりまーすという話しになり。
場所を移してみんなで試写を見たんですが…あの時の衝撃たるや。
アニメと特撮の融合の正解がそこにあったというか…ホントにすごいものを見たなーという感じがすごくて、試写なのにみんな食い入るように見入ってましたもんね…
そっから「グリッドマン、推そう」と心に決めたわけですがw
収録開始がかなり早く、7月には音声は撮り終わってたんですがそっからもう早く言いたくてしょうがなかったですもんね…身近な友達に「10月番のグリッドマン、メチャクチャおもしろいぞ」と何度言ったことか…あと「先生役だから僕はあんま喋ってないけど」って何度言ったかw
でオンエア始まって1話放送後のみんなのリアクションね。
すごい評判良くて草の根運動で言い続けた周りの友達から「すげーおもしろい!!」ってのを聞くたび、Twitterでの観た方の反応を見るたびに「それみたことか」と思いw
…ただ迂闊なこと書くと「間島さん出演されてるんですか?」なんて話になりかねず、キャストとして発表されてない身分の僕がネタバレ的なことをするわけにも行かず…「グリッドマン面白いぞー!!」というのを初出の2話がオンエアされるまでの1週間の間言えないという生殺しのような目に遭ったわけですがw
で、2話が放送され言えるようになり、つぶやきまくって毎週オンエア楽しみにして、それも終わって。
その思い出の集大成が打ち上げであるわけです。

会場に着くと既にそこにはたくさんの人が。
…てか普通の打ち上げより人多くない?ってくらい、打ち上げ会場は寿司詰め状態w
そして会場中央にはなぜかグッズが山盛りで置いてありまして、なんだこれ?と思いながらグッズをなんとなーく流し見してたんですが、なんとコレスタッフさんたちが今日来た人に「ご自由にお持ちください」するために置かれていたもの。
すげー!早く言ってよ!!
お持ちくださいの後、バイキング形式で取れるご飯の方ではなくグッズの方に人が集まってるというなかなか打ち上げで見ない光景が繰り広げられてました、さながらバーゲンセールのようなw
僕は人の波が収まってから行ったのでみんなが欲しがるようなものは軒並み残っておらず、缶バッジとか小さめのものをいくつか頂戴しました。
ええねん…欲しけりゃ自分で買うねん…そゆとこ考え方がオタクやねん…w

てか打ち上げって毎回スタッフさんからの挨拶とかがありまして、我々キャストも挨拶するんですが、打ち上げによって来た声優全員が挨拶するパターンとメインキャストのみの場合に分かれるんですよ。
今回はどっちかなー?と思いながら聞いていると「全員だと時間がかかりすぎるのでメインキャストのみでお願いしたいtと思います」というアナウンスが。
先生は当然メインキャストじゃないのでしなくていいんだなーと思ってたんですが、挨拶の順番を考えていなかった結果多数のメインキャストが挨拶をしてしまい、「コレもはや全員挨拶しても変わらないんじゃね?」と判断したスタッフさんが「間島さんも挨拶お願いします」という謎の流れにw
いや!メインキャストの後に先生はおかしいやろ!もう緑川さん挨拶した後やで!?w
まぁお願いされたんでしましたけどね…言いたいこともたくさんある作品だったので困ることもなかったし。
ただ順番だけ…w

とまぁ予想外のこともありましたが、打ち上げに来ていたスタッフさんみんなの顔がすっごくキラキラしていたように思えまして、みんな仕事として関わったけどこの作品のことが大好きになったんだなーってのをすごく感じました。
じゃなきゃあんなにグッズなくならないもんねぇ?w

そして打ち上げが終わりごく自然な流れで「この後2次会行きます?」的な流れになり、みんなどうすんのかなー、流れ見て行くか決めよっかなーと思ってたらごく自然に行くメンツにカウントされてw
結局朝まで飲みにいきましたね…みんな元気ね…人のこと言えないけどw
きっと名残惜しいのもあったんだと思いますけど、アフレコ終わりも毎回こんな感じだったんでいつもの流れっちゃいつもの流れだったんですけどねw

とにかくとってもステキな作品に関わることが出来て非常に嬉しく、ステキな時間を過ごさせていただきました。
まさしくOPの歌詞の通り、「キミを退屈から救いに来たんだ」って感じの作品でした!


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グリッドマン、最高!!

普通に飲み会楽しみ過ぎて、キャストと写真撮るとかいう脳にならなかったので写真はケーキだけだよ!w

祭り事 |

クリスマスの想区。

昨日は新宿はTOHOシネマズ新宿さんで行われた『グリムノーツ The Animation』の先行上映会にお邪魔してきました。


客としてw


やー実は数週間前のグリムノーツの現場の飲み会でこの先行上映会の話になりまして、その場にいて出演予定じゃなかった僕と水島大宙さんが「じゃあ観に行ってその後飲みましょう」的な話をしてたんですよ。
そしたらスタッフさんがちゃーんと関係者席をご用意してくださいまして…石井Pとかと一緒に観に行く流れになりまして。

というわけで関係者ヅラして見に行くことになりました。
メインの目的は終わった後の飲み会ですがw


細かい情報ぜんぜん調べてなくて、漠然と「第1話の上映とキャストトークあるんだろな」くらいの感覚で行ったんですが…まぁだいたい合ってましたw
僕も何度か先行上映会のイベントに出演者として登壇したこともあるんでそりゃわかりますよねw
がいつもは出演者として参加するので客席で、しかも上映からしっかりと楽しむという機会はなかなかなく。
ちょっぴりワクワクしながら待っていると…会場の明かりが暗くなり、まずは第1話の上映から。
実は1話はアフレコに参加してるのでお話自体は知ってたんですが、しっかりと絵も出来上がり音楽も付いて、完成した状態で見るのは初めて。
ぉお……エクスが…アリスが、動いて戦っとる!!
普通にグリムノーツファンとして楽しいw
当たり前ですがゲームでは絵は動かないので、しっかりと”生きてる”感を感じることが出来るアニメ化っていいですよね…1話はまぁざっくりとしたグリムノーツの世界観を説明しつつ、主人公たちの旅の目的だったりといったところを説明していく感じの、アニメから入る人でもわかりやすい親切な作りでしたねー。
アフレコんときとかってけっこう自分のキャラの視点で物語を見ちゃうので、こうやってお客さんの目線で見られると新たな発見とかもあって楽しいですね。
あとなにより先行上映会は劇場のスクリーンで見られるからいい!
…まぁ関係者席が最前列だったこともあり、角度的にはあんま見えやすくはありませんでしたが…w
それでも戦闘シーンとか動き回るヒーローたちは迫力あったし、劇場の設備で聞くセリフや音楽も大迫力!
意外と先行上映会…楽しくない?w
CMとか入ってないうから賞味20分強とかだと思いますが、普通に見応えあってしっかりと最後まで見てしまいました…。

そして先行上映の後はキャストトーク!
…つってもいつもアフレコ現場で会うメンツなんでここがメッチャ楽しみ!ってこともないんですけどw
逆に関係者席が最前列でキャストからもめっちゃ見つかりやすい位置だったんで、彼らからしたらさぞかしやりづらいだろうなーという印象がw
ごめんねぇ…でも席ここにしたのスタッフさんだからさw
作品のこと、キャラクターのこと、そして飲み会で毎回ネタになるポイズンアローのことwなんかも含めてたくさんの話をしていました。
ハイライトは毎回ごく自然な流れで壇上に上げられて喋らされる石井さんと、最後にキャスト4人の寄せ書きサイン入りポスターの抽選会があったんですが、キャストが抽選してる間スタッフさんにポスター持たされて壇上に立たされてた石井さんでしたw
いやダメだろその人生みの親だぞw

そしてイベント終わりでそそくさと移動して飲み会!

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乾の杯!!

イベント終わりだから乾杯のときに誰も「メリークリスマス」って言わずに「お疲れ様でした〜!」とか言っちゃうっていうねw
にしても…クリスマスの夜に人気声優たちと飲むビールは格別だったぜ……目の前座ってたの石井さんだけどw


そして帰り道。

「せっかくのクリスマスだし」と、なんかプレゼントくれないかなーとグリムノーツでガチャを回してみたところ……

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プレゼントのエイダさんです。

あるもんですねぇ…クリスマスの奇跡。
なんも出ないときはマジで全部紙っきれに変わっていくというのにw


というわけでなにげにグリムノーツづくしなクリスマスとなりましたとさ☆
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