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マジP!

間島淳司の日常をプロデュース!!

しぶんぎ座を追え!

昨日のブログの最後、軽くクイズめいたかたちになって終わりましたが、予想通りというかなんというか『わからない』『難しい』という方が続出w
そらそうですよね、写真で撮ると肉眼で見えるよりたくさんの星がクッキリ写ったりするので、わかりやすいと思われる星座でさえわかんなくなったりしますしw

ということで本日のブログは、まずは昨日の正解発表から。
昨日の写真にちょっと手を加えたのでこちらでご確認ください。



放射点はココだ!(クリックで拡大)

これでだいぶわかりやすくなったかと。
コレ見た後に昨日の写真に戻ってみると、昨日は見えなかった星座も見えてくるかも…???
一応ついでにいっときますと、写真の中にはケフェウス座とこぐま座も写ってます。
こぐま座は北極星…ポラリスを含んでいるので見つけやすいかもしれませんね☆

コレに関しては正解は言いませんのでご自身でお調べくださいw


さて、コレで終わるにはあまりに早いので今日は載せ損ねた星景写真でもお見せしていこうかと。

星の写真ってそれだけ撮ってもとっても綺麗…ではあるんですけど、星だけ写真で見てもどこか物足りない感じがする時があります。
そういう時は周りの景色なんかも入るように撮るんです。
星はどこから見ても形が変わることはありません。
その写真に、どこで見たとか想い出を付与する作業が景色を入れ込んだ写真ということにもなり、後で見た時に一緒に思い出せるのです。
「2016年のしぶんぎは◯◯で見たなぁ」と。
それと同時に景色でもあるのでより美しく見えるような画角を探したりするんですが、それがまた楽しかったりするんですよね〜♪
今回は流星群観測ではあったんですが、あんま期待値が高くなかったのでいつもより沢山の写真を、ロケーション考えながら撮影してみました。

空見てても!ちっとも流れないからね!!w

まずはいくつか御覧ください。




オリオンをなぞれる?(クリックで拡大)


星のなる木(クリックで拡大)


星と水面(クリックで拡大)


宙の明かりと街灯り(クリックで拡大)

どれも綺麗に撮れてるっしょ?
てか3枚目がね…ちょうど池がある場所だったのでどうしても入れたくて撮ってたんですが、思った以上に幻想的になりまして…撮れた瞬間どビックリw
ちなみに撮った状況からリサイズはしてますが画像加工は一切してません。
この日は風もなく、水面に星が写り込んだりしててお気に入りの一枚になりました☆


続いて記念撮影編。



オリオンと私(クリックで拡大)


オリオンとうさひよ(クリックで拡大)

ホントはうさひよ先に撮ってたんですがw
床(というか地面)に置いて撮影してたんですが「上手に立てば見上げてる自分も入るんじゃね?」とふと思い立ち、即実行。
イイカンジに星を見てる男の影(自分)が写り込みました。
やたらモコモコしてるのはカンペキすぎる防寒対策のせいですw

そして今回は写真撮る目的が初めからあったのでうさひよも連れて行ってました。
フラッシュ焚いて撮るのも周りの迷惑だしなー、と思い星景写真に入れ込むかたちにしましたが、これも正解でしたね。
うさひよ…シルエットでわかるしw


最後は前回も撮影して好評だったアレを。



大回転!(クリックで拡大)

昨日の写真と同じアングルで撮ってるので、この写真を見るとどこに北極星があるのかわかりやすいと思います。
いろいろ遊んで満喫した後、最後の方で仕掛けたので20分弱しか回してないんですが、それでもこんなにわかりやすく動いてるんですねー。
思った以上に星の巡りは早い、ということがお分かりいただけるかと思います。


というわけで、流星はあまり見られませんでしたが、その分外のところでしっかり楽しみ倒して来たよ☆というお話でしたー。
景色のいいとこでの写真撮影、イイネ!

星宙 |

家で見る星空

超絶綺麗だったオリオン座流星群観測。

コレ冗談じゃなくホントに綺麗で、空見てるだけで2〜3時間とかすぐ経っちゃうレベルで見応えがあるんですよ。
がそれを伝える術がない…とても嘆かわしいことだと思いませんか?
こういう時に一眼レフとか持ってれば写真が撮れるのに…と思っていた時期が私にもありました。
今の時代コンパクトデジタルカメラでも機種によってはいろんな撮影が出来、星空の写真も撮ることが出来るものが存在します。

ってか僕の使ってるデジカメがまさにそれです。

ということで本日は星の写真だよ!!


一般的には星景写真を撮ろうと思うと一眼レフのカメラにしっかりとした三脚と非常に重装備になるんですよね。
星見は深夜に遠いところまで行くので車での移動が主ですが、車を持たずペーパードライバーな僕は人の車にお世話になるわけで…ただでさえ防寒具とか荷物多いのにこれ以上持ちたくない。でも写真は撮りたい…という僕みたいな人にとってありがたいのがコンデジ。
僕が星景写真を撮るときに使う機材は以下のものだけ。

15102601.jpg
コンデジとミニ三脚。

三脚は脚がグネグネ回って色んな所に固定できるタイプのもの。
いうても1000円くらいの安物w
デジカメの方はCanonのPowerShot S120。
だいぶ前に買ったものですがモードとして星景写真を撮るモードが付いてるので重宝してます。
…とこの2つ、カバンに入れても邪魔にならない程度のサイズ感で星の写真が撮れるのです…すごい!
もちろん一眼レフのカメラに比べれば画質は劣りますが…この手で星空を切り取ることが出来る、と考えるととっても素敵ですよね。

ということでこの2つのアイテムを使って今回撮ってきた写真がこちら。


15102602.jpg
オリオンとタウラス(クリックで拡大)

デジカメで撮ると肉眼では見づらいスバルもくっきり。
この日の空のコンディションが良かったことがとてもよくお分かりいただけるかと…
「どうせなら流星写り込まないかな〜」とかも思ったんですが、僕のコンデジでは一枚一枚手動で撮らなければならず、そんなことしてたら肝心の肉眼での流星観測が出来ないじゃないか!ということに気が付きまして、流星の写真は一眼のカメラチームにお任せしました。
にしても星空の写真がこんだけ撮れたら十分でしょ?

さらにこのカメラには違う昨日もついてまして…こんな写真も撮ることが出来ます。

15102603.jpg
星の軌跡。

教科書かなんかでもご覧になったことがありません?こういう写真。
これはカメラを固定して何秒かおきに写真を撮影、画像を合成して星の軌跡を撮る撮影法。
カメラのモードでは『星空軌跡』というそのまんまな名前が付けられてましたw
一個上の写真とまったく同じ画角で撮ってるのでどこになにがあるかはわかるかと思いますが…これはオリオンやおうし座があるあたりを約40分ほどかけて撮影したもの。
ぼーっと見てると気がついたら移動してる星も、実は40分でこれだけ星は動いてるってことですねー。
てかこんな写真をコンデジで撮れる時代が来てるんですね…いやーすげぇ。

そしてこの写真を撮ってみて、やってみたいことが出来ました。
オリオンの星空軌跡もおもしろいけど…軌跡といったらやっぱアッチを撮るべきでしょ!というわけでカメラの向きを変えて再度撮影。

15102604.jpg
ポラリスをセンターに。

これこれ!星空軌跡の写真っつったらやっぱコレですよね!
空の中心・北極星を中心にした軌跡の写真。
まるでコンパスで線でも引いたかのようになるんですねー。
地球の自転軸のほぼ延長上にあるためどれだけ地球が回転してもほぼおなじ位置にあるという北極星…古くはこの星を頼りに航海をしたり、位置を知るのに必須だった星。
お話ではよく聞きますけど、星空を見上げても星がどう動いてるかまでは目視で確認しにくく、なんなら北極星であるポラリスは明るさでいえば2等星。
シリウスなんかに比べればさほど明るいわけでもなく、見ごたえとしては弱い星なんですよね。
でもこうして撮るとハッキリとその役目、重要性がわかりますよね!ポラリスすげえ!w

ちなみにこちらの写真も同じく40分ほどかけて撮影したもの。
どちらもそうですが、山や木など動かない対象を入れて撮るといかに星が動いてるかがわかって楽しいですよね。


自分の想い出と楽しみでもありますが、こうしてブログで紹介すると皆さんにもおすそ分けできるのでいいですね。
興味を持たれた方は是非一度、本当の星空を眺めに行ってみてください!
きっとそこには人生が変わるくらいの景色が広がってますよ☆
星宙 |

見て跳ーねる

うーさぎうさぎ。
何見て跳ねる?

そう、十五夜お月様だよね。


というわけで今夜は十五夜、中秋の名月でした。
本来ならどっか空気澄んだとこに行ってお月様を眺めたいところでしたが、今回は普通に自宅への帰路の途中で歩きながらのお月見。
…オツだけど、歩きスマホとずーっと月見て歩いてるのってどっちも同じくらい危ないですよねw
なんとなくちょこちょこ前を見たりして安全は確保してたのでご安心ください。
と同時に立ち止まってじっくり眺めたりもして、ついでに写真も一枚ぱしゃり。

15092801.jpg
中秋の名月

ご覧のとおりのくっきりお月様。
雲がちょこちょこ出てたりしたので見られないかとヒヤヒヤしてましたが、長々見上げてたらちょうど大きな雲の切れ目が来てくれましてご覧のように綺麗に撮れました。

面白いもんで十五夜って満月じゃないんですってね。
十五夜ってのはその名の通り『旧暦の8月15日の夜』って意味でもあり、さらには『新月から15日目の夜』って意味でもあり。
お月様はだいたい15日で満月なるので十五夜は『満月』って意味でもあるんですが、実際には今年の満月は明日…9月28日。
明日の月のほうがまんまるに見えるはずですよ…?
また満月はだいたい月に一回くらいあるのに何故この9月のものを指すのかといえば、この時期の空は澄んでいてお月見をするのにもってこいだから、って理由でもあるらしいです。

調べてみるといろいろ勉強になりますねぇ。


途中コンビニでも寄って月見団子買おうかとも思いましたが、「そういや糖質カットした生活送ってるからダメだわ」と月を眺めるだけにしときましたw
しかし月は都内でも見られるからいいですねぇ…星見に最近あまり行けていないので、たまにはこういうイベントで宙充しとかないとですね。

明日が満月だそうなのでまた明日も空を見上げてみたいと思います☆
星宙 |

七夕伝説を追え!!

今年もやって来ましたね七夕の日が。

愛にかまけて仕事をサボり、天帝の怒りに触れた織姫と彦星が川で阻まれ、一年に一度だけ逢瀬を許される…そんな日が7月7日というお話ですよね、ざっくり言うと。
『年に一度だけカササギの手助けで会うことができる』というととっても素敵なエピソードのように感じますが、そもそも2人がちゃんと仕事をしていれば天帝の怒りにも触れないし川で分かたれることもなかったわけで、普通に仲睦まじく暮らしていた2人になれたんですよねー。
仕事もしなくなるくらい一時も離れたくないなんて、きっとよっぽど相性良かったんでしょうなぁ……

働けよ、ドスケベどもがw

おっと、コレ以上は話が夜の七夕になりそうなんでやめときましょうw


日本では上記のような織姫・彦星伝説があるわけですが世界ではいったいどうなのでしょう?
ちょろりと調べてみたらなかなかに面白い感じでした。

まずは星座といえばでお馴染みギリシャ。
ギリシャの七夕の物語はこう。


オルフェウスという名の琴が上手な青年がいて、ある日川の畔で琴を奏でていたら一人の美しい少女(実は妖精)が音色に合わせてダンスを踊ってたそうで。
そんな少女・エウリディケに一目惚れをし二人は結婚。
仲睦まじく暮らしていましたがある日エウリディケは散歩の途中に毒蛇を踏んづけてしまい、噛まれてあえなくご臨終。
エウリディケのことを諦めきれなかったオルフェウスは、冥界の王に直談判しに行きました。
はじめは渋っていた冥界の王も、彼の愛と熱意に負け一度だけチャンスをやろうと言い出します。
ただし「地上に出るまで決して妻の方を振り返ってはならない」という条件付き。
チャンスを貰い連れ帰る途中の道、まもなく出口!というところで嬉しさのあまり振り返ってしまうオルフェウス。
するとエウリディケは元の道に吸い込まれていってしまいました。



この話、なーんか昔どっかで聞いたことあった気がしたんですけどギリシャの七夕のエピソードだったんですねー。
ちなみにこの後オルフェウスは酔った女達に「竪琴を弾け」と言われたのを断ったがために、八つ裂きにして殺されてしまいます…恐ろしい世界w
その後彼の琴だけがゼウスによって夜空に上げられ、こと座となったんだとか。

日本の織姫彦星の話もそうですが、どこか哀しい印象のあるお話が多いですよねー、最後八つ裂きにされて星になるとか悲しすぎるでしょ物語…
フィンランドの物語はこのへんに比べると些かマイルドです。


あるところにズラミスとサラミという夫婦がいて、2人はとっても仲が良かったのでずっと一緒にいたいと思っていましたが「さすがに死ぬ時まで一緒にはいられないよね」と。
死んだ後別々に星になった2人は『それでも一緒にいたい』といろいろ考えます。
その結果「空にただよう星くずを集めて二人の星の間に光の橋を作って会おう」と決めるのです。
毎日せっせと星くずを集めては橋を作り続けること…なんと千年。
この2人がかけた橋が、天の川。
橋を渡り2人はシリウスの星のところで再会。涙を流しながらハグをしたんだとかなんとか。



ね?こっちの方が幸せそうな話でしょ?
「ん?橋が天の川…???」となる方もいらっしゃるでしょうが、国によって天の川は呼び名が違うのでそうなるのです。
フィンランドでは天の川のことをLinnunrata(鳥の通り道)と呼ぶですって。
川ではなく道だという考え方が、橋にもつながっていくんでしょうな。


日本と世界の違いとか調べてみてもおもしろいですね。
日本では当たり前に織姫、彦星が出てくる七夕みたいな話でも、別の場所にいけば別の物語があったりして。
久々に星のことを調べて書きましたがやっぱり星っていいものですね☆
星宙 |

空に願いを

結局今年もやっぱりダメでしたね、七夕w
まぁうっすら星は見えた瞬間もあったんですけど…『快晴』と言い切るには厳しい状況。

とはいえ雨も降ったり降らなかったりで『雨』と言い切るには『曇』でも良いような気もするし。
でもまぁ空に雲がかかっててまるで空が見えないのは間違いないわけで。
予報的にも東京地方の降水確率は30%と低いもののその天気はといえば『曇のち雨』で、七夕の星空は絶望的な状況。
東京からは遠いものの、なにやら台風も近づいてる模様。
しかも『大型で非常に強い』という台風8号。

ちなみにこの『台風◯号』の前に着いてる表現でその勢力がわかるって知ってました?
『大型』というのがそのまま大きさを表すんですが、強風域…風速が秒速15m以上の範囲が半径500〜800kmのものが大型。
『非常に強い』は強さを表し、10分間平均の最大風速が秒速43.7〜54.0mであることを示しています。

この『大型で非常に強い』台風…実はかなり強い勢力の台風でして、7日昼の時点で気象庁は沖縄に特別警報を出す可能性を検討、夜には宮古島全域に避難勧告を出すなど、かなりの勢力であることがこれだけでもわかりますね…
被害が少ないといいんですが。


うちのブログではなんだかんだ毎年七夕の天気は確認してるようでして、ブログを始めた2009年から数えて過去6年間で夜晴れたのは2009年と2013年のたったの2回。
とかいいつつ予報的には2009年は曇りの予報で、僕がちょうど切れ間から大三角を見たといった状況…ホント七夕晴れねぇw

でも七夕ってイベント的には晴れてないと成り立たないわけじゃないですか?
なにもこんな梅雨時の、一番晴れ間がなさそうな時期にやらんでも…と思っちゃいますよね?
そこで調べてみたんですが、そもそも七夕ってのは旧暦の7月7日にやってた行事なんですって。
旧暦の7月7日っていえば新暦でいえばもうガッツリ8月入ってますから、遅い年でも梅雨は空けてるはずで、そもそもの七夕なら晴れてることが多かったわけですねー。

明治に新暦採用したばっかりに…こんな博打みたいな天気になったわけですw

まぁ昨日も申し上げた通り雲の上では織姫と彦星は出会えてるはずで、しっかり子作…愛を育んでいるに違いないわけですw



余談ですが。

赤ちゃんはだいたい十月十日(とつきとおか)で生まれると言われていますが、これに当てはめて考えると…七夕に育まれた愛が結実するのはこどもの日あたりになるんだとかw

まぁコレも新暦旧暦の問題があるのでどこまで正確なのかはわかりませんがw
現在は赤ちゃんは十月十日…ではなくだいたい280日で産まれるとされているそうで、2014年の7月7日に受精成立した場合、赤ちゃんが産まれるのは翌年4月13日前後になるそうです。

貴方の身の回りの4月中頃生まれの人…もしかしたら七夕の申し子なのかもしれませんw

星宙 |
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