2009-05-17 Sun 03:30
収録の合間というのはけっこう時間があったりするもんです。
アニメの収録は、基本的には『テスト→本番→直し・別録り』という流れで行われます。 現場によってはテストと本番の間にもう一回テスト・ラステスと呼ばれるものが入ったりもしますが、基本的にはこのような流れです。 そしてテストが終わると、今行われた芝居を聞いてスタッフが会議をします。 その会議で出た直すポイントを、本番前に指摘してもらって、いざ本番。 作品やその話数にもよりますが、その会議の時間はまちまちだったりします。 やたら早い現場もあれば、すごく長い現場もある。 その会議の間、僕等は待ち時間になるわけですね。 テストで気になったところの台本を読み込んだり、他の声優さんと話をしたり、その時間の過ごし方はいろいろ。 つい先日もスタジオにてこの待ち時間に隣に座った方とお話しさせていただいてたんですが。 その時の話題が、総合して言うと「モテてぇな~」的な話でしたw 隣に座ってたのは現場ご一緒するのがずいぶんお久しぶりな先輩・Nさん。 優しい方ですごく癒される空気が出てる方なんですが、ホントにこうやってお話しさせていただくのは久しぶり。 現場でお会いする機会はあってもなかなか席が隣同士にならなかったりで、実質数年ぶりとかそのくらい久しぶりな感じ。 ともあれそんなNさんと、まずは「吊り橋効果って実際あるんですかね?」みたいな話。 吊り橋効果。 「恋の吊り橋理論」とも呼ばれるこの理論は、簡単に説明するなら、極限状況において心拍数が高まるような時に異性と一緒にいると、その心拍数の上昇を恋の胸の高鳴りと誤認してしまうことがある、というもの。だった気がしますw ちゃんと調べてないから違うかもしれませんが、まぁこのとき話した「吊り橋効果」はこんなニュアンス。 ちょうどアニメで、そんな危機的状況なシーンのガヤを録ってたときにふと思ってそんな話題を振ってみたわけですな。 そもそもこんな状況になることすら希有なわけですから、私生活ではなかなか実感出来ない理論のひとつなわけで。 吊り橋なんか行かないしw まぁ吊り橋限定イベントとかではないので同じような危機的状況になることがあればいいんでしょうが、日常を普通に生きていればなかなかその「危機的状況」自体もなることはないわけで。 そりゃそうだ、毎日身の回りがそんな危険だったらおちおち働いてる場合じゃないw でももし仮に、仮にそんな危機的状況になったとして。 「俺が…君を守るよ!」 「あぁ…なんてかっこいい…(ぽっ)」 みたいなことになったとして、そこから生きて生還した後そのカップルは長続きすんのか、みたいな話に。 Nさんと辿り着いた結論としては、「結局気の迷いとして処理されそうな気がする」でしたw そっから脳内はなぜだか恋愛的な話の方向に向いていき、気がつけば「モテてぇな~」という話になっていたわけですがw 「『女性は年を経るにつれて、性欲が強くなって行く』みたいな話聞きますよね」 「あぁ~、聞く聞く」 「でも実際そんな性に対してガツガツしてる女性って見た事なくないっスか?w」 「確かに見ないねぇ」 「もしいるんなら…ねぇ?w」 「ねぇって何w」 「いや、僕草食系なんで、ガツガツしてる人が来りゃいいのになーと思いましてw」 「他力本願だねぇ、僕も人の事言えないけどw」 みたいなw そんな感じで楽しく会話していたのにいつの間にか話はネガティブな方に。 着地点としては、変なのに引っかかるくらいなら孤独に生き抜く方がいいじゃなかろうか、みたいなところにw そしてNさん、ふと我に返り 「三十路越えた男二人が昼間っからなに言ってんだろうw」とw いいんですよNさん…だって僕等役者ですからw 一般の人はそれで恥ずかしかったり「どうだろう…」みたいなことになっても、僕等は役者! 変わった人ばっかな業界なんだからそのくらい恥ずかしくなどはないw …恥ずかしくなどない……ホントだよ?w まぁそんなこと考えなくてもいいように普通に彼女でも作れっつー話なんですけどねw スポンサーサイト
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