かたひじはらずに。2009-05-27 Wed 03:51
ここ数日ぶり、久々にお酒飲んで帰って来ました。
仕事帰りにですが。 なんのかんので後輩と呑む事が増えて来ている昨今、ほぼ同期、というか同じくらいの価値観を持っている人たちと呑むお酒はいつになく美味しかったような気がします。 普段呑む人って、どうしても同じようなメンツになりがちだったりするわけですよ。 先輩になって来るとわかることだったりするんですが、やっぱりあんまり交流のない先輩を飲み会に呼ぶのって、それなり努力というか熱量というか、とにかくそういうある種の『パワー』が必要なんですよね。 考えてみりゃ自分より先輩を家に呼んだ事ないし、飲み会の誘いとかにしても僕より先輩に声をかけることないような気がします。 まぁそこら辺は『先輩に失礼があってはらなない』という僕の中にある根本の考え方の問題もあるんですが。 なんつーか…いくらきれいにしても、お世話になってる先輩とかを呼ぶとなると「まだダメだ…まだ先輩を呼ぶにはふさわしくない…」とか思ってしまうわけです。 ふさわしい場所を作ろうと思うと、かなーり大規模な「工事」とも呼べる片付けを遂行しなければならないわけで、そうなると「呼ぶか!?いや呼ばぬ!!」となるわけで。 そうなると自分ちに呼べるのは、そこまで気を使わない人→親友、もしくは後輩 となり、先輩とはなかなか遊ぶ機会がなくなるわけです。 よく人に「餃子会やれよ~」と言われて実行しない背景には、こういった事情もあるのですよ… わかったか、言ってる連中w でも、いざ先輩になってみると「…もっとガンガン誘えば良いのに…MOTTAINAI」と思うわけです。 テラ矛盾w でも先輩になって、自分的には『後輩の誘いは、スケジュールが空いている限り極力参加するようにしよう』という決まりみたいなものがありまして。 読んで字のごとし、後輩から「先輩あそびませんか?」と言われたら、仕事でない限りなるべく参加するようにしよう、ということなんですが。 そんなものを掲げていても別にどこかで公言してるわけでもないので、良く呑み会だの遊び会だのを企画するヤツにしか伝わってないことなんですが、とにかくそういうモノを念頭において動いてるわけです。 そして上記のように、どこかで公言してるわけじゃないので実際には誘われないわけですよ。 これは…それこそMOTTAINAIな~と。 そう思うわけです。 僕の経歴的な問題も含めてのことなんですけど、うちの事務所の中でいうと僕はかなり上の方の立場になります。 右を見ても左を見ても、身近なところには後輩しかいないわけで。 僕が若い頃はそれとはまったく逆の状態、先輩しか周りにいない状態でした。 当たり前っちゃ当たり前なんですが。 そしてデビュー当時は今とは違う事務所にいて、その事務所は声優業界ではあまり名前の知られていない小さな事務所でした。 その頃は現場に出ても頼れる先輩もおらず、とにかくなんでも自力でどうにかしなければいけない状態。 今考えれば現場には優しい先輩も多かったですし、判らないならなんでも先輩に聞けばよかったな~と思うんですがw 学生時代からずっと『先生に質問することさえイヤだ』と思っているような、人に頼るのが嫌いな子供だった僕は、なんとかして聞かずに済まそうとしていたわけです。 俗にいう、『先輩の芝居を盗む』みたいなことですね。 それ自体は今もすごく役に立っているし良い事だと思うんですけど、それはそれでやっぱり大層な苦労だったわけですよ。 自分の後輩には同じ思いをさせるのはどうかな~、と思うくらいに。 なので後輩には聞かれたら知ってる事はなるべく教えてあげたいと思うし、僕が誘いを受ける事で、別の現場に行っても他の先輩とかに声をかけやすくなればいいと思うわけです。 こちらとしてもそうなれば普段呑んでるメンツとは違う、新しい人たちとも交流が出来るわけで、新たな刺激を受ける事が出来るので願ったり叶ったりな部分もあるんですが、なかなかにそういう機会は訪れないわけです…無念。 結局後輩のためだなんだといいながら、自分にもメリットなり対価なりを求めてるわけですがw それはまぁ人の性、ということで。 そういう意味で今日は、普段話す事はあっても腰を据えてがっつり呑む機会がなかなかないメンツと呑む事が出来たので楽しかったわけです。 こういう飲み会が増えればいいなぁ、と思うと同時に、連絡先知ってる後輩が勇気振り絞れば良いのに、とも思います。 んでコレ見た後輩が勇気振り絞ってメールしてみると、まんまと仕事入ってて断っちゃって 「やっぱり業界は恐ろしいところや!!(涙)」 とかなっちゃうという恐怖の仕組みですよw もしそうなったらごめん、と先に謝っておくテストw スポンサーサイト
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