When You Wish upon a Star2009-07-08 Wed 02:21
7月7日といえば世間的には七夕であり、七夕といえば笹の葉さらさら。
短冊に願いを託し、笹に吊るして祈りを込めるという儀式をする日であります。 いろんな場所でこの儀式は執り行われる風習があり、街を歩けば店先に。 住宅地を歩けば、おそらく子供がいるであろう幸せそうな家庭の軒先に。 そこかしこに願いを込めた短冊つき笹が飾られているわけで。 先日仕事先のスタジオに向かう前。 家で支度をしていると知り合いからメール。 『近々○○(スタジオ名)に行く事があったら、短冊を見てみてくれぃ』 どうやらくっだらないことでも書いたのでしょう、なにかしらのアピールをして来たわけであり。 なるほど、スタジオにそんなもんがあるのか~、粋な事をするスタジオもあるもんだ、などと思いつつ心に留め置きお出かけ。 がスタジオに着くと僕、速攻ブースに入っちゃうタイプなんで、特に笹の葉を確認する事もなく、当然短冊など目にも入らず。 メールの内容もすっかり忘れて仕事に打ち込むわけですがw 収録終わりで外で人垣が出来てたので行ってみると ![]() そこには笹の葉、短冊。 そして願いを書いた短冊を吊るしに群がる人々w その様子を微笑ましく見ているとスタジオの人が「短冊ノルマ、一人二枚です」と。 の……ノルマあんの?w なるほど…だからみんな群がってたのかw 生来人に頼るのも願い事をするのもあまり得意ではないタイプ、というか、ジャンケンをすれば負け、くじ引きにもあまり当たる事もなく、とことん『運』というものには見放された人生を送って来た経験上導き出されたライフスタイルが、 「自力」 という身も蓋もないものなため、こういう行事を見て楽しむ事はあっても、参加することはあまりなかったんですが。 ノルマだといわれてしまっては仕方がないので僕も書く事に。 しかしそもそも多くを願うこともない生き方を選択している身としては、宙に願いをかけることもそうそう思い浮かばず。 しばし悩んで浮かんだのが 『もっと美味しくつくれますように。 餃子が』 という一文。 「ちょ、どんだけ貪欲なんですかwwwww」 と近くにいた知り合いに突っ込まれつつも全力で流しつつ、二つ目の願いが浮かばずまたしてもしばし悩むこと数分。 ようやく浮かんだのは、知り合いがよく口にする言葉でした。 『世界中の俺以外が、皆しあわせになればいい』 言わずもがな川原ロンリーウルフ慶久の言葉ですw 言葉だけならまだしも、さすがに勝手に名前拝借するのはどうかと思ったので自分の名前を添えて書きましたがw さぁ書けたので吊るそう、と思って笹に近付くと…… ![]() よく見ると変な願いがいっぱい。 画像的にわかるのでいえば、「愛されたい」あたりでしょうが、他にも「胃が痛い、助けて」とか「お、おにぎりが食べたいんだな」とかろくでもないものばかりw あやまれ!織姫とか彦星とか、あと天帝に謝れ!!w 結局家で支度してる人からのメールはこの「おにぎり」のヤツを指していた模様。 そして「胃が痛い」も、別の知り合いのブログ回ってたら誰の仕業か判明。 なんでだろう……ろくでもないものに限って知り合いが書いてるのはw そんなことが数日前にあったので、ちゃんと7月7日、七夕の今日。 織姫彦星に会うため、宙を見上げてみましたよ。 目的は主に謝るためですがw 幸いなことに七夕の本日、空は快晴。 雲は若干あるものの月も冴え、とても澄んだ空模様。 この宙なら、きっと織姫と彦星も無事逢瀬を重ねることが出来たでしょう。 良きかな、良きかな。 というわけで先日勢いで購入した『星空ナビ』片手に、月を目印にしつつベガとアルタイルを観測しましたよー。 考えてみれば昔の方が空を見上げる機会はあった気がするけど、当時は手元に星座早見表もなく、どれがどの星座なんだかわからないまま見ていた気がします。 今回のようにどの星がなんて名前なのか、きちんと把握しながら見たのは初めてかも。 あらためて見上げてみると、とっても魅力的ですね~、宙って。 感動を伝えようと一度家に引っ込んでカメラ片手に外に出てみましたが ![]() 月しか写んなかったですw 一応アルタイルも画面の中には入ってるんですけどねー。 さすがにコンパクトデジカメでは無理でしたw 一回本気で天体観測に出掛けてみるのもいいかもしれませんね~。 それがムリならせめてプラネタリウムに…… 空を見てると星空と同じく、夢も広がりますなぁ。 スポンサーサイト
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