fc2ブログ

マジP!

間島淳司の日常をプロデュース!!

突然の思いつきと、突然の『さよなら』

事務所に台本を取りに来いと言われたのが昼過ぎの事だったか。

とにかくまだ日も高いうちに言われていたのだが、今日というこの日が一日オフの予定だったためか、どうにも気が進まない。
だが後々の予定を考えるに、今日行かないと困る事も明白な事実だったわけで。

だらだら、どろろとしたい気持ちをなんとかかんとか押さえ込んで、ようやくベッドを抜け出したのがもう夕方のこと。

昨今はもう日も長くなり、日の入りの時刻もずいぶんと遅くなったせいか、『夕方』といってもまだ外は明るいままで。
ふとした勢いで油断していると、同じような状況でだらだらと過ごしていたら、事務所の営業時間が終わっていました、なんてこともありえる危険な状況。
今回はそうはならず、まずはほっと一安心、といったところか。

とはいえすでに時刻は16時を回り、支度をして出る事を考えると事務所に着くのは18時前になりそうな予感。
どうせ出掛けるならついでに御飯も食べようか、などと思いつつも急ぎで支度をし、事務所へと向かうため愛車(自転車)にまたがり、夕方の街へと漕ぎ出した。



事務所に着く前に御飯にするか、それとも後にするか悩んだ後。
帰りの道順のことも考え、『先』に食べる事を選択。
事務所からほど近くのラーメン屋で軽く食事をとる。

店内から流れるニュース番組からは、漫画家の倉田某さんが結婚するだかしないだかというニュースが流れ。
何とはなしに耳を傾け、それとなくラーメンが出来あがり、何事もないまま麺をすすり店を後に。

事務所に行って目的である台本を回収した後、ふとした思いつきで、ある種の「賭け」に出る事にする。


内容はこうだ。

帰宅の自転車にまたがる前に、知人でもある川原慶久にメールで
「今新宿だが。狩  ら  な  い  か  ?」
と伝えてみる。
彼の行動如何で今日のこの後の行動を決めてみよう、という遊び。
気分的には下駄を飛ばして明日の天気を占うのと大差ない感じ。

早速実行に移し、新宿に着く頃にはその結果は出ていた。

「今家だが、これから向かう」

簡潔な文章。だが彼らしい。
「彼らしくない」ところを探すとすれば、生来の彼の性格を考えるにこんなにフットワークが軽い行動を取る事自体が、彼らしくないといえば彼らしくはない。
「あぁ、そういえば『俺は最近人付き合いを良くするキャンペーン中だ』とかなんとか言ってたな」などと思いつつも、二人だけでは寂しかろうと、後数人にメールを飛ばす。




結局川原さんも、電車の遅れだかなんだかで到着時間が若干遅れ。
後から誘ったはずの山口清裕とほぼ同じタイミングでの到着となった。

それでも若干の時間差を生かして、ヨドバシマルチメディア館で新しいテレビだなんだと彼の物欲を刺激したのは実に面白くも有意義な出来事だった。
ひたすら「あーー……いいね、いいね、これ!」と、子供のような瞳で呟き続ける彼を見て、『…この姿を女性に見せれば、また女性からの評価も変わりそうなのに…』などと物思いにふけったりもしたが、それもあわせて『有意義』とまとめることも出来るだろう。

キヨが合流してこれで3人。
最大人数にはまだあと一人分空席がある状態だが、各々それなりに手練の熟練ハンター。
モンスター相手に引けは取らないだろう。
そのまま近くの喫茶店に流れて狩りを始めようとバッグを開くと、彼のバッグからPSP以外のものがちらほらと垣間見える。
なにをもっているのか問いつめ、おもしろいので激写。
09070901.jpg
どう見てもおもちゃである。

彼はいつも持ち歩いているのだろうか……謎である。


そこはあまり気にせず狩りをしていると、キヨが「あ、安元さんだ」と携帯を開く。

聞けば別場で御飯食べるからお前もどうだ、というような旨のメールが届いたそうで。
現時点で空席はあるわけで、だったらこちらに合流してはどうかと勧めると、ほどなくして安元氏も到着。
すでに狩りに出ていた我々のPSPを覗き込みつつ
「あれ、キヨヒロくんなんでごはん食べてないような体力なの?」
「キヨヒロくん秘薬は?秘薬は??」と、一緒にプレイしている人間にはわかりにくいポイントの実況を始める。
そのたびにキヨが
「やめて!俺の秘密をばらさないで!!」と騒ぎ立てる姿に、先輩後輩の微笑ましい姿を垣間みた気がした。

人数が増えたので店を変える事に。
改めて後誰が増えるのかを確認してみると、キヨがあと日笠を呼んでいることが発覚。
自分もダメもとで米澤さんに声をかけていたので、このまま全員がくれば最大6人。
5人よりはパーティ組みやすいな、などと思いつつ、キヨがおもちゃを持ち歩いていたのを思い出し、「面白い写真撮ろうぜ」と盛り上がる一同。
新宿の町中だというのに持ち歩いているおもちゃを装備する事を要請。
ノリなのかなんなのか、すんなり鞄からとりだし、身に付け始めるキヨ。
09070902.jpg
「早く!早く撮るなら撮って!!」

そう叫ぶことによってより衆目にさらされていることに気付かない辺り、なかなか良い先輩の教えを受けているようである。

『考えるより前に行動し、後悔はその名の通り後からする』

なかなか出来ない事である。


おもしろがってそれを激写していると、米澤さんから入電。
すぐ近くまでいたので迎えに行き合流してみると、もう宴は終了した後だった……
儚いからこそ美しい、ということだろうか。
決して美しいものではなかったが。



『小腹も満たしつつ、長居しても怒られない場所』を探して行き着いたのは、すぐ近くにあった個室居酒屋だった。
店に入り、ドリンクも注文し落ちついたところで狩り再開。
冷静に考えれば、この発売されて久しいゲームソフトのためにこれだけ突発で集まるというのはなかなかにスゴい気がする。
ゲームがすごいのか、未だにやってる人間がすごいのかはわからないが、とにかく何かが「すごい」ことは間違いないだろう。

ほどなくして日笠も合流。
さぁ、これから狩りという名の宴が始まるぞ!!
というところで……まさかのアクシデントが発生。
PSPのアナログスティックが……反応がおかしくなってしまったのである。
触っていない状態なのに後ろに走り続け、くるりと一周回すことが出来なくなってしまった。
過度のプレイに耐えきれずついに破損、である。
しばらくいじってみるものの、直る兆しは見えず。
この日の自分の狩りは、ここで幕を閉じるのである……
最後に意地で、後ろ向きにしか走れないこのスタイルの中、なんとか尻尾の剥ぎ取りだけは成功。
視点切り替えのテクニックが高くて本当に良かった、と思える瞬間だった。

しばらく自分を除いたメンバーで狩りに出てもらい、またしばらくの後だんだんと狩りから会話にシフト。
自分から声をかけたのに変に気を遣わせるかたちになってしまったようである。

それでもしっかり終電まで話し込み、その日の狩り…というか集まりは終了。
各自帰路に着いた。






のが昨日の話。

「PSPがぶっこわれた」という現実から目を背けたくて、わざと固い書き方にしてみましたw
もう……これで何台目だよorz
前に壊れたときも、一度まったく同じ症状で修理に出してるんですよねー。
そのときはまだ保証期間内だったので事なきを得ましたが、今度は若干過ぎてるんですよね、保証期間が……(汗)
ついに3000番台の出番が訪れるのか、それともそっと修理に出すのか……
近々の状況次第、といったところですかねぇ。


とりあえずこの日一日楽しかったのでそれはそれでよし、ということにしましょう。
明日は明日の風が吹く。

スポンサーサイト



ゲーム |
| ホーム |