無駄むだムダ2009-07-29 Wed 01:27
「人生に無駄なことなどない」とか、「無駄なことほど楽しい」とか、『ムダ』を「無駄じゃないよ」という風潮ってありますよね。
それに対して「無駄は省くべきだ」とか、「それこそ時間の無駄だ」など、言葉の通り「無駄なものは無駄である」という考え方もあったりして。 実際どうなんでしょうね? 無駄って、はたして本当に無駄なんでしょうか。 辞書によれば、「無駄」とは、 ・役に立たない事 ・無益 といったように、おおよそ良い意味に捉えることはできない内容ばかり。 ふと気になって調べてみると、そもそも「駄」という漢字自体に、『つまらない』とか『祖末な』『でたらめの』といった具合の意味があるようで。 そこから考えると、「駄」が「無い」んなら、「無駄じゃない」とも取れそうな気もしたり…… でも二つ重ねて強調表現なのかなぁ、とか。 言葉一つでいろいろ思考を巡らせてみたりして。 じゃあ実際、身近にある『無駄なこと』ってなんだろう?ってことですよ。 ぱっと思いつく限りで、きっと誰しもが「それは無駄だ」と思うものって、生きて行く上で必要のないものなんだと思うのですよ。 それをしなくても、それがなくても生きて行けるよね、みたいな。 個人レベルになるとその「無駄」が、『自分にとって必要なのかどうか』に変化して行くので、よくある 『結婚した旦那さんが、ずっと大切にしていた○○を嫁に捨てられた』 みたいな話になってくるわけで。 ヲタな趣味を持ってたりすると特にありがちな話ですよねーこれってw フィギュアとかおもちゃとかって、たしかに生きて行く上では要らないですもんねぇ。 でも買った人にとっては、それが自分の「支え」だったりすることもあるわけで。 人を支えているのだとしたら、それはもう無駄じゃあないと思うわけです。 さて、ここでさらに一考。 他の人から見て無駄なものでも、違う人にとっては無駄じゃないものもある、ということはわかりました。 じゃあ、「無駄」って名前についてるものって、どのくらい無駄なんだろう?と。 そんな考えに行き着いたわけです。 きっと名前に付いちゃうくらいだから、大多数の人から見ても無駄なんだと思うんですよ。 「無駄足」「無駄口」とかその辺はまあ『行為』だし、確認しなくても「ああ、無駄だな」と思うからいいんですが、そうじゃないものを発見しました。 物理的に存在して、「無駄」と名前がつけられたもの。 そう、ムダ毛w 「ムダ毛処理」とかいうじゃないですか。 女性にとってはけっこう深刻というか、大変な問題だったりするのではないでしょうか。 男でも気にする方は気にするんでしょうが、あいにく自分はあまり気にしない方でして。 ヒゲさえあまり生えて来ないタイプで剃るのも2週間に1回とかそんな頻度なもので、「ムダ毛」を無駄だと認識することも少ないのですが、実際問題腕に生えてる毛とかって、なんの意味があるんだろう?みたいなことは考えるわけです。 古来、人間がもっと原始の姿に近かった頃は、服を着るという習慣がまずなかったわけですから、他の動物と同じように身体を毛で覆い、外気や外敵から身を守る必要があったはず。 しかし現代。 人間は文明を手に入れ、服を着、体温調節や外敵から身を守る役目は、もう毛が負う必要はなくなったわけです。 なのにまだある毛。 「昔の名残だ」といってしまえばそれまでですが、実際なかったとしたらいかほど困るものなのか。 考え出したらすごーく気になりまして。 だから、試してみることにしたんですよ。 「無駄検証」です。 ワキ毛、剃ってみましたw 写真に撮って御見せしようかとも思いましたが、見て楽しいもんでもないので割愛w しょりしょりっと、脇をつるっつるにして、果たしてなにか困るのかを実験。 実は2週間くらい前から実験してたんですがw 結果。 毎日剃らないとチクチクしたり目立ったりするので作業的なめんどくささはあるものの、特に困ることもありませんでした。 以上の実験結果に基づき、僕にとってムダ毛は「無駄」であるということが立証されました。 という実験自体が無駄だ、という話w コレ読んでる貴方の時間が無駄ではないことを祈りますw スポンサーサイト
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