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間島淳司の日常をプロデュース!!

ドロップ

ー本当の『天才』とは、はたしてどういうものか?ー


考えたこと、ありませんか?
天才の定義、とでもいうんでしょうか。

辞書によれば、『天才とは一般に、天性の素質に恵まれて才能を発揮する者とみなされる。』

うーん、まどろっこしいw
具体的ななにかを指し示す単語ではなく、読んで字のごとく天から与えられた才能、これを天才というんでしょうが、「じゃあなにが天才?」と聞かれると答えるのは難しい。

歴史的に天才と呼ばれる人をみると、アインシュタイン、ゴッホ、シューベルトなど、何らかの業績なりカタチを残したことによって、天才と評価されていることが多いですね。
じゃあ業績残してない人は天才じゃないの???
というと、そういうこともなく。
上に挙げた「天才」と呼ばれる著名人の中にも、業績・作品を残してからも評価されず、死後になってからやっと評価されたというケースもあり、必ずしも「作品があるから天才」というわけではありません。
むしろカタチになったことによって、一般に天才のスゴさが評価しやすくなった、ということでしょう。

じゃあ、カタチを残してない天才ってどう見分けるの?
どういう人を天才っていうの?

…まぁ見分ける必要も特にないわけですが、なんとなく気になるじゃないですかw





個人的には、天才…身体面はおいといて、こと思考・頭脳の方面でいえば「普通に考えてたら出て来ない発想」の持ち主のことだと思っています。
いつだって時代を変えるのは常識にとらわれない柔軟な発想。
大胆な切り口で周囲の人間を唸らせる、そんな発想。
その発想が「出来る」ことこそが、天から与えられた才、天才だと思うのです。

そしてその「大胆な発想」って実は、子供はみんな持ってるんですよね。
子供の頃って世界の常識を知らないから、それだけ縛られるものが少なくて、どんどん天才的な発想が生まれて来る。
大人からすると「めんどくせーw」とか思ってしまうような、”なぜなに坊や”みたいな話あるじゃないですか。
知識欲が旺盛な子がなんでもかんでも「なんで~?」とか聞いて来るヤツ。
ああいうのも、そもそも「なんでもないようなことに、疑問を感じられる」から出来る質問なわけですよ。

大人になって天才と言われる人は少なからず、子供の頃のその感覚をなくしてないんだと思います。
それでいて大人としての技術、能力を高次元で持ち合わせているからこそ天才なのだろう、と。







そんなことを、ラーメンズ小林賢太郎のソロコントDVD『DROP』を見ていて思いました。

コバケンはホント天才だな~と思います。
お笑いって良い意味で発想の斜め上を行くことが笑いに繋がると思うんですが、とにかくネタの発想が良い意味で常識はずれ。
そしてその「常識はずれ」な発想を生かせるだけの身体能力であるとか感性であるとか、そういったものを持ち合わせている。
バカリズムさんも同じようなモノを持ち合わせてる、天才タイプの方だと思うんですがコバケンの方が心に僕の響くというか……もう大好きw

このソロコントDVDでは、普段のラーメンズ二人でやるコントとは違う、一人でしか出来ない、一人ならではのネタを、いろんな角度から作ってるんですよね~。
映像を使ったネタであるとか、言葉遊びであるとか、一人芝居だとか。

お芝居やってる人間にはどこかしら引っかかるものがあるんじゃないでしょうか…
だってコバケンとかラーメンズのDVDって、見た後にある種の満足感というか、スタンディングオベーションしたくなるような気分というか、そういう気持ちになったり。
果ては芝居したくなったりするんですよね、コントなのにw





もうね、おもしろすぎていろんな人に見てほしいので中身は多くは語れませんが、とにかく見た事ない人には見てほしい。

見た事ある人には、すり切れるほど見てほしいw





ああ……あのコバケン並みの発想が欲しい……無理だがな!!w
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