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マジP!

間島淳司の日常をプロデュース!!

満天

先日またしても星見に行ってしまいました、しかも突発的にw


仕事が終わり飲みもなく早めに上がれたので家に帰り、ふらふらとネットサーフィン。
帰って来る道すがら見えていた空の綺麗さにふと思い立ち、先日ご紹介した「星空指数」をチェックしてみると……なんと80。

これは……もしかしたらイケるんじゃないのか!?

思い立ったが即吉日・先日(この日の三日前w)見に行った時には来られなかった川原さんに即メールでお知らせ。

『ぅわぁぁぁ!今日、星空指数が高いぃぃぃぃぃジョワーー!!』

メール送る段階で思わず昂り過ぎておもらししてしまいましたw
どうやら川原さん、僕以外の人(星猛者Yさん)からもお誘いを受けていたようで、「そんなによさげな天気なら」と車を出して向かってくれる事を快諾。
ナイスガイ!慶久!!w

そして星見をするにはまだ若干早い時間だったので、改めて待ち合わせなんぞしつつ星見へGO。
今回は川原さんが知ってるという、河口湖の方の(たぶん)絶景スポットというところに向かう事に。
「たぶん」ってのは、まだそこで星見をした事はないからなんだとか。
川原さんの友達とドライブだ夕日を撮るだなんだと何度か行った事のあるところだそうで、星を見た事はまだないんだとか。
『ロケーション的には星見にも適してそうだから、下見がてらどうか』と。

どうでもいいけど、『山梨県の河口湖の山のほう』とか言われると、山がないんだかあるんだか河なんだかなんなんだかわかんないっすねw


細めで真っ暗な林道は思ったよりも長く感じ、行った事のある川原さんも夜にここを走る事は少なかったのか、二人とも不安満載なままで車を走らせ続け、目的地に着いた時には若干心は疲弊w
いつもそうなんですけど、『星がよく見える』ところって、つまりは『暗ければ暗いほどいい』ってことで。
民家が近くにあると当然明かりが増えるので、必然的に人里から離れて行くわけですが、そこに向かう道すがらは当然のように真っ暗。
車のライトが当たってるとこ以外はもはや漆黒の闇…たとえ安全な車内で、助手席でまったりしていようが怖いもんは怖いのです。

そんなところを長時間走ってると心がどんどん削られて行くわけですが、降りて星空を見た瞬間にすべてが吹っ飛ぶんですね~。

この日も驚くほどの快晴っぷり。
途中SAに寄ったときや辿り着くまでの道すがらは、若干霧というかもやというか、月を見ても煙って見えてたので不安だったんですが、結果的には全天が晴れ渡って超綺麗な星空を満喫することが出来ました。
さすが、星空指数80は伊達ではないw

前述の通りこの日は僕と川原さんの他にも、川原さんを誘ってた星猛者Yさんとも合流。
Yさんチームは3人でいらっしゃってたので、総勢5人でこの満天の星空を独り占め…ならぬ5人占めw
幸いというかなんというか、Yさんは星景写真を撮るのが趣味な星猛者さん。
この日の星空のお写真をお借り出来たのでちょっとご紹介。

09110201.jpg
クリックで少し大きめの画像が出ます

下の方にある白い山が、富士山。
富士山の右上、ひと際明るい星が、おおいぬ座のシリウス。
その上を見ると三ツ星が目に飛びこみ、オリオン座が確認出来ると思います。
空の状況が良かったのとカメラの性能のおかげで、オリオン座の三ツ星の南にある『M42(オリオン大星雲)』まできちんと写ってます。

一方富士山の左上に輝いているのが、こいぬ座のプロキオン。
このプロキオンと先ほどのシリウス、オリオン座のベテルギウスを繋げて出来るのが『冬の大三角』。
シリウス・プロキオンを、オリオン座の反対側にあたるリゲルと繋げ、さらにその線を伸ばして行けば今度は『冬のダイヤモンド』が完成したりと、見てるだけでも楽しい星です。

そして目を画面左側に移せば、そこにはひと際輝く火星が。
ちょうど火星がかに座の中に入り込んで、まるで「俺がかに座のセンター取ったぜ☆」と言わんばかりの位置に。
おかげでかに座が探しやすいですw
ちなみにその火星がある同じようなところに細々した星がごちゃごちゃいるのも見えますが、それが『M44(プレセペ散開星団)』。
良いカメラで撮るとそんな細かい星までちゃーんと撮れるんですねー。

ちなみに画面上の方には実はふたご座も写ってるんですが、若干見切れて説明しずらいので割愛w


目が慣れないうちは暗い中にいてもここまでは見えないんですけど、次第に暗闇に目が慣れて来ると、これに近いくらい宙に星がくっきり瞬き始めます。
この日はまさに……「当たり」でしたねw
僕もヾ(*´∀`*)ノキャッキャ(´∀`*)ウフフしながらデジカメで撮影を試みたりはしたんですが、さすがにコンパクトデジカメでは限界がありまして……ほっとんど撮れてませんw
デジタル一眼レフのしっかりしたカメラが欲しくなって来ますね…いかんいかん。

星は無理までも、一応僕のコンデジでも月は撮れましたよ。

09110202.jpg
Yさんの写真と比べると設備が貧弱すぎて恥ずかしくなってきますがw

ちなみにこの日は満月の4日前なので、上空に輝いてるときの月はものすげーまぶしかったですw
沈みかけてくるとだいぶ光も弱くなるんですけどね。
夕日とおんなじ原理だそうですよ。

そして4時過ぎ。
月が沈み、それまで月明かりでまだ明るかった周辺もすっかり闇に包まれます。
近くに街灯もない場所なのであるのは本当に月明かりのみ。
この頃には山肌からしし座、北斗七星なんかも全体像を表し、今まで見ていたオリオンや冬のダイヤモンドは天頂を越え、見上げてると首が痛い感じに。
月が沈んだ方角を見ればアンドロメダ座が頭からダイブしてたりと、宙の景色はかなり変わり始めます。

真っ暗で快晴、というトンでもない好条件のため、全員帰るのも忘れてテンションMAXでアホの子のようにひたすら宙を見続けてみたりして。
ほんっとに綺麗でした……男5人じゃなく星好きそうな女の子とか連れてって見せて上げたいくらいの綺麗さ加減。
「見て、あそこに明るい星、わかる…?あれがシリウスだよ」
とかなんとかやってあげたらあわよくば惚れてくれたりしそうなナイスシチュエーション……
まぁ夢を語ったところで所詮は男のみなので儚い話ですがw
流れ星に祈っても叶いそうもないですね、この願いw

あ、そうそう流れ星といえば、オリオン座流星群もばっちり過ぎたのにしっかり確認出来ましたよ、この日w
長時間いたからってのもあるでしょうけど、総数でいったら流星群の頃より見えた気が……
しかも全方位・いたるところで。
流星群と違ってどこから流れるのかわからないから、「こっち見てれば流れる」ってのがないため見つけ難いんですけど、その分目に飛び込んで来たときの嬉しさはひとしおというか。
ホントにただの流れ星なので、願えばそれこそ叶いそうな気もしました。

例によって早くて願うヒマもありませんでしたがw


星空に月に流れ星にと思うまま満喫しまくったところでそろそろお開きにしようと。
「じゃあ最後に、せっかくだからみんなで記念写真撮ろうZE☆」という号令のもと、星空をバックに記念撮影。

09110203.jpg
俺たち天文部!


どうしよう、『まにまに』以来星見たい欲求が収まらないよぅw

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