深遠なる世界へ2009-11-27 Fri 00:47
常日頃空を見上げるのが習慣になりつつある昨今。
青空を見ては「今日、星綺麗に見えるかなぁ…」と一足早く夜空に思いを馳せ、インターネットでも星空、神話、果ては宇宙の起源にまで興味をそそられる始末。 僕は…いったいなにになりたいんでしょうw さておき先日もネットを巡回していて目に飛び込んで来たワードに引き寄せられ、しばしモニタ越しの宇宙探検をしておりました。 それは…そのワードは『ブラックホール』 四次元レスリングが得意で悪魔超人の2番手として登場し対戦。 頭の穴がブラックホールに通じており敵や様々なものを異次元空間に送り込むことが出来る。 一度は異次元空間に吸い込むもののその前の戦いで受けた傷から出来た、異次元空間の亀裂を利用され、ホワイトホール(アニメではイエローホール)によって脱出、そのまま肉弾エルボードロップで倒され敗退。 超人タッグトーナメント編でコンビを組んだペンタゴンはなんと従兄弟だそうで。 悪魔超人と正義超人に別れるなんてなんて家系なんだ… …ってキン肉マンの悪魔超人・ブラックホールではなくw あくまで宇宙に存在するらしいブラックホールに興味を抱いた次第です。 それこそキン肉マンをはじめ、様々な作品で取り上げられる機会も多いブラックホールですが、その実体は未だに包まれた不思議天体でして。 調べてみたところ『穴』と表現するものの元は天体で、死に近付いた星が圧縮され密度が小さくなりすぎると、耐え切れなくなって爆発を起こし。 いわゆる『超新星爆発』、ってヤツですね。 それが起こると真ん中にある星の『核』だったものが、とんでもない重力で周りの物体を吸い込み始め…ついには黒い『穴』になるそうで。 それがブラックホールだと、こういうわけです。 一言で説明するなら『とてつもない密度を持った、極めて重力の高い天体』なんだそうですよー。 まぁ僕もざっと読んだだけなので正確には把握してませんがw キン肉マンがブラックホールを倒す時に出て来た「ホワイトホール」。 これ自体も実は、確認が取れていない理論上の存在なんですって。 素人考えだと「なんでも吸い込むからには出口ないといっぱいになっちゃうじゃん?」とか思っちゃいますが、ブラックホールに飲み込まれたものは『スパゲッティー化』という現象が起こるそうで。 ブラックホール内ではごく近距離でもとんでもなく重力の違う状態になるために、物体がスパゲッティーみたいに引き延ばされることからついた名前だそうですが、時間さえもおかしくなるブラックホール内で引き延ばされた物体は、反対側、ホワイトホールに到達する前に跡形もなく消えちゃうらしいです。 消えてなくなっちゃうならさっきの素人考えはもう通用しない領域でして…ぶっちゃけ理解しようとしても専門知識のない僕にはよくわからない世界になってしまうんですが、理論上はブラックホールとホワイトホールは『ワームホール』という穴で繋がってるらしいです。 で繋がってホワイトホールから出た先には、別の宇宙が広がっているとか…… まぁよくわかりませんw でもまぁつまり、飲み込まれてもなくなっちゃうってことは反対に行けないわけですw 行けない以上は確認も出来ないので、『理論上の存在』であると。 そういうわけなんですねぇ。 あんまり深く掘り下げて行くと超弦理論(ひも理論)とか、10次元とか11次元とか、もはやなにがなんだかわかんない世界に行ってしまうのでやめますがw 面白かったのは『太陽はブラックホールにはなれない』ってこと。 太陽も100億年もするとエネルギーを出し尽くしてちっちゃくなって死を迎えるんだそうですが、それでも太陽はブラックホールにはならないんですって。 しないっつーか出来ないというか。 死ぬ時に重力に耐え切れなくなるってことは、まずはそれだけの重力がないといけないわけで。 太陽はそうなるには軽すぎる天体なんですって。 だから死んだとしても『白色矮星』っていう星になるだけなんだとか。 質量と直径とかからどうなるかってのがある程度予測出来るみたいなんですが、それによると太陽は白色矮星になるだろう、ってことですね。 シリウスの伴星・シリウスBとかがその白色巨星だったりします。 そんな感じでブラックホールからいろいろ調べてしまいましたが、大元になったブラックホール…… 見えないんですって、目じゃw 電磁波とかX線とか、そういったのを観測出来るゴッツイ望遠鏡とか使わないとダメなんだとか。 …すごいがっかり。 宇宙にはまだまだ知らないことがいっぱいです。 スポンサーサイト
星宙
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