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マジP!

間島淳司の日常をプロデュース!!

HERO

21時からやってた『HERO』。
もとは2006年にやった特別編に新録も含めた総集編だそうですが、実はこの話がものすごーく好きなんです。


もともとドラマってあんまり見ない(バラエティとアニメばっか見てますw)んですが、たまーにハマるドラマがありまして。
この『HERO』もそんな「稀にハマるドラマ」の一つで本放送の頃も見てたんですが、この特別編を見て完全に好きになりました。

キムタク演じる久利生公平は検事で、街で絶大な信頼を得ている滝田明彦を取り調べるんですが、罪を認めて「起訴してくれ」という滝田を、検事である久利生が「まだ起訴出来ません」って言う、っていう。

なんか新しくないですか?w

普通の刑事ドラマとか…まぁこの作品は検事ですがw、こういう作品ってだいたい「罪を認めない犯人を説得」するのがセオリーだと思うんですが、今回はその真逆の展開なわけです。

街の人の事を考えて働き、お年寄りにも優しく郷土愛にも溢れている男がなぜ殺人を犯すのか?
なぜ罪を認め、「早く起訴してくれ」というのか?
そもそも本当に罪を犯したのか?

みたいなことが話の根幹になり、「捕まえろ」という滝田の言葉は無視して真実を探し続け、真相に近付いていくわけですが、あんまり語ると全部語ってしまいそうなんで語らないようにしますw


さて。
なぜこの話がすごく好きか、というと。

ズバリ中井貴一さんですw
捕まった滝田明彦を演じてらっしゃるんですが、その滝田が真相を語るシーンがあるんです。
このシーンがめっちゃ好きなんです。

アニメとかドラマとか、とにかく作品を作る上ですごく重要なファクターとして『音楽』ってのがあると思うんですが、この滝田が真相を語るシーン…10分くらいあるかなり長いんですけどまったく音楽を使わないんです。
ただひたすら、滝田ー中井貴一さんが語るだけで、他の音は一切入って来ない。

声優と俳優ではまた違うでしょうが、同じ役者として『ただただ語る』ってことを、一人の人間の芝居だけで魅せることが出来るってかなりなことなのがよくわかるんですよ…
見せ方とかきちんと考えないと見てる側が飽きちゃうから。
でもこのシーンはまったく飽きがこない。
それどころか引き込まれる感じ。
別に声を荒げたりするわけでも変わった事をするわけでもなく、ある種淡々と語るのに近い芝居なんですが、そこにものすごく感情が見えて、「あぁ…なんて良い芝居なんだ」と。
久しぶりに、お芝居を見て「やべぇ…この人はやべぇ」と思ったシーンでした。

当時見た時にものすごい衝撃を受けて覚えてて、久々に総集編としてこの話がやるってのを知った時に「見なければ!!」と思ったくらい印象的なシーンです。

そう思って久々に見ましたが……やっぱ何回見てもいい。
僕の中で神に近いシーンかもしれません。







そういや前見たときは気付かなかったんですが綾瀬はるか出てたんですね。
当時はあんまり知らなくてまったく気がつきませんでした…というか中井さんのことしか覚えてませんでしたw

綾瀬はるか…カワイイw
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