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間島淳司の日常をプロデュース!!

ルナ・マキシマムドライブ

せっかく昨日『最接近』の話をしたので今日もそれ関連の話を。


1月30日。
今度は火星ではなく満月が最接近していました。

…ふふふ、気づく人は気づきましたか?
微妙な言い方ですね~w
『月が』ではなく『満月が』最接近。
この違い、わかりますか?

みなさん知っての通り、お月様は地球の衛星。
地球が太陽の周りを回るように、月は地球の周りを回っています。
ただこの『公転する軌道』が、完全なまんまるではないのですよ。
真円と比べるとちょっとだけ崩れた楕円形。
そんなかたちの軌道を描いて、月は地球の周りを公転しています。

『楕円形な軌道』ということは、地球に近いところと遠いところがある、ということです。
近い方が大きく見える、ってのは、昨日の火星の最接近の話でもなんとなく書いたことだと思いますが、同じように、月も近い方が大きく見えるわけです。

約一ヶ月で地球の周りを回る月が、どのタイミングで満月になるか。
このタイミングがちょうど『地球に近いところ』で来ると、普段よりも大きな満月が見えるというわけです。


そんな最接近した満月が観られたのが1月30日の、夜18時だったわけです。


同時に実は、1月30日は今月2回目の満月だったりもしたんですが。

上の説明では『約一ヶ月で』地球の周りを回ると書きましたが、もっと正確にいうと月の公転周期は約27.3日。
さらに新月から次の新月へ、月が一周満ち欠けするには29日と12時間44分必要で、これは2月を除けば一ヶ月より短い周期になります。

毎月同じ日に満月にならない理由はこの辺にあります。

こうやって少ーしずつ満月になるタイミングがズレて行き…うまく月の頭で満月になると、月末にもう一回満月になる月があるわけです。
それが今月。
元旦が満月だったので、30日が1月2度目の満月なのです。
そしてそんな、ひと月の間で2回満月があるときの、『2回目の満月』をブルームーンと呼ぶそうです。

ああ…なんてロマンティック……☆
まぁ正式な天文用語ではないみたいなんですがw

実際に青く見えるときのことも「ブルームーン」って言ったりするらしいですけど、まぁどちらにしてもめったに見られない格別の月、ってことで。
実際「極めて稀なこと」「決してあり得ないこと」を指す熟語として"once in a blue moon" (めったにない)なんてのもあるそうです。
他にも『青い月』っつったら、今だとサンデーで連載中の『月光条例』なんてのもありますが、これもまた魅せる良い話だし、『仮面ライダーダブル』だって、ルナと相性の良いメモリはトリガー(青)だったり。
意識しないところでブルームーンは、めったにない素敵なものとして身近に存在するのかもしれません。

ただでさえ魅力的な月が、青く染まる瞬間。
人はその”めったにない”情景に心奪われるんでしょうね~。


そんな心奪われるブルームーンを。
今回は特別に、みなさまにもお見せしましょう!!

10013101.jpg
都内のビル群の隙間から覗くブルームーン。

10013102.jpg
その寄り

写真だとわかりづらいかもしれませんが、実際に肉眼でビルの隙間に見えた瞬間
「……デカっ!!」
と思わず言ったくらいでっかいですw

ちなみに「18時が最接近のタイミング」と聞いたので、その時間の月の位置を毎度おなじみ『星空ナビ』で調べたんですが、かなり低い位置にいることが判明…
やばい!余裕かましてたら観られんかもしれん!!
と即座に自転車にまたがり見えそうなポイントを求めて都内を爆走w
なんとかビルの隙間でも見えるポイントを発見した次第です。
あぶないところだった……

おもいっきり都内の一通りもあるところだったので、一生懸命デジカメで撮影する僕を通行人が奇異の目で見て通り過ぎて行きましたよ……
でも負けない!あたい星猛者になるの!!
とばかりに気にせず撮影続けてましたが、通報されなくてよかったと思いますw

みなさんも人がいるところでの星見・撮影の際にはお気をつけくださいw
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