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マジP!

間島淳司の日常をプロデュース!!

満点!満天!!

昨日は若干サボリ気味な更新でしたね……今日はそれを取り返すかのごとく、昨日のことを振り返ってみたいと思います。



事の起こりはもちろん一週間前のうちのブログの発言から。
覚えてますか~?
『暇があったら我を星見に誘っても、良い』
の、アレですw

これを見てホントに星見に誘ってくれるのが、僕の周りの星見メンバーのホントにあったかいところ。
早速斎賀さんから連絡が来て、「いつ行く!?」と、スケジュールと天気予報とのにらめっこが始まります。

結果。
すべての条件がかち合いそうなのが昨日。
日曜日の夜、ということになったわけです。

とはいっても天気予報的には『夜(22時頃)から曇り』的な、微妙な感じ。
いつもに比べると早めの時間から曇ってしまいそうな感じだったので、「じゃあ少し早めに出よう」ということに。
そして「どうせ早めに行くなら、サービスエリア巡りでもしてみよう!」と、さらに目的を追加。
ああ……久しぶりの星見に、僕らのSA(スペシャルエリア)を、巡れるなんて条件がついてくるなんて……お得!
そして意外ィィィィ!!w

さらにさらに。
「どうせ早めに集まるならもう少し早めに集まって、ゴッドイーターも少しやろう」という流れにw
一日にどんだけ詰め込むんだ、この欲張りさんどもめ☆


というわけで一行の集合時間は昼過ぎに設定されます。

合流してしばしコーヒーなど飲みつつ神を食らう人々。
食らいながらも、『少し遅れてくる人々を待つ』という意味合いもあるのでただ遊んでるわけでもありませんw

さて、狩ってしばらくするとキヨ合流。
「行けるか行けないかギリです!」と言っていたものの、なんとか用事が片付いて行けることになった模様。
他にもまだ人が来る予定だったので神モグチームに合流してクエストに出発。
が、その戦闘中、キヨの携帯にメールが鳴りまくります。
それを見たキヨ……
「ダメです……急遽行けなくなりました……」
と残念発言。
なにやら別方面で用事が勃発した模様。
どうしても外せない用事らしく……神を食らうだけ食らって帰っていきました。

暖かい日だったのにしっかり5枚重ねで星見仕様で出てきたのに……
喫茶店なのにテンション上ってひとりビールとか呑んでたのに……

10031601.jpg
ありがとう清裕…君のことは忘れない。



まさかのキヨ離脱の後一行はいざ星見へ出発。
いろいろ考えた結果…今回はまだ未開の東北方面へ足を延ばすことに。
川原さんが他のチームと一度行ったことがあるそうなんですが、そこもかなりの好星見スポットだったようで、「じゃあ星見スポットとSAの開拓も兼ねて」と、カーナビを頼りにいざ出陣。

そしてSA……ですが、これもまとめて語ると長くなりそうなんで割愛w

じっくりSAも巡りつつの道中だったので、16時過ぎに出発したはずが星見スポットに着いた頃にはすでに20時w
移動で4時間w遠いw

そしてその道中、若干標高の高いところに登ったせいか道の端にチラホラと雪がw
まさかのトンネルを抜けた先でその光景に出くわしまして……まんま
「トンネルを抜けると……そこは雪国だった」
の状況w
一面銀世界なわけでも現在進行形で降ってるわけでもなかったのは助かりましたがw


途中立ち寄ったSAで空を見上げると、全体にうっすら雲がかかった状態で、時折ちらほらと星が覗く、みたいな状況だったので、車中での話題は主に
「行けると…いいね」
「雲、散れ!」
「(目的地、)雲の層抜けてろ!」

と、半ば祈りにも似た言葉が飛び交っていたんですが、いざ現地に着いてみると……先に車外に出た人々の感嘆の声が。

ぅわぁぁぁぁ気になるぅぅぅぅ!!と思いつつも、ここはグッと我慢の僕。

……実は僕、移動してる最中から空を見ずにいました。
理由は「感動を高めるため」。
移動の車中ではやはり見にくいので、まず飛び込んでくる一発目の視界を大事にしたいのでよくやるんですが、流行る気持ちを抑えこむのが大変だったりもしますw

今回も車中ですでに「すごいかも!」なんて声を上げてる同行者の誘惑の声に耐えつつ頑なに見上げずにいたんですが、それを知ってる川原さんが、さらに気を利かせてくれまして。

「マジー、目が慣れるまで見ちゃダメ!!」

と、悪魔のような言葉をぶつけてきますw
言いたいことはわかるんですよ……おそらくものすっ…ごい良いコンディションだから、僕にもっとすごい、良い状態の第一印象を演出してくれようとしているんだ、と……
でもあんだけ感嘆の声を上げまくってる中で『見上げちゃダメ』とか、もはや拷問w
おあずけ食らってる犬の気持ちがすごーくよくわかりました…アレは…つらいw

それでもなんとか気持ちを押さえ込んで、
「言うても俺も何回も星見来てるし、それなりにすごい空にだって出会ったことあるぜ」
「みんな騒いでるけど、久しぶりだから大騒ぎなだけでしょ?」

と半ば言い聞かせて我慢w
そろそろいいんじゃないかな、と思える程度に目が慣れ、せーので見上げてみると……そこには満天の星を超えた、満点の星w
言うても上記の通りそれなりに星も見に行ってます。
中にはコンディションが良くて感動した時もありました。
…が、そんな僕でも見た瞬間、すごすぎて爆笑するくらいのスゴさ!!w

おそらく…今まで見てきた星空の中で一番綺麗だったんじゃないでしょうか。
オリオンの大星雲もきっちり肉眼でわかるくらい…というか、星がありすぎて星座を結ぶのが困難すぎる状態w
双眼鏡で星を見ると、目指した星の周りにキラキラ光る小さな星の光が無数に散りばめられ、これこそまさに「宝石箱をひっくり返した」ようなと形容するに相応しいほどの煌き。

みんなもう、笑いとため息の連発。
次に出てくるのは「キヨ、もったいない!!」という言葉。
もったいない通り越して、来れなかった状況になってしまったキヨに対して
「ばーか!(こんな日に来れなくなっちゃった)キヨのばーか!!」
とかわいそうを通り越して罵声を浴びせる始末w
でもね、そのくらい、他の理由を差し置いても星が好きだったら見に来た方が良い、といえるくらいの星空だったんです。


そしてなによりすごかったのが、冬と春の共演。

時間帯を早めに設定して行ったおかげで、到着した空にはまだ冬の星座が瞬いていました。
さんざん去年見に行った、オリオン、ふたご、ぎょしゃ、おうし、こいぬおおいぬ……
まだしっかりと『冬のダイヤモンド』が空に。

反対の空を見上げれば、そこには春の星座。
北斗七星、うしかい座、しし座……おとめ座はまだ山に隠れて見えてなかったけど、しばし眺めていると空に上がってきてその姿を確認することが出来ました。
そして線をつないで……北斗七星からアルクトゥールス、スピカへ「春の大曲線」、そこからさらにしし座デネボラをつなぎ「春の大三角」、そしてこないだ星空ナビで見つけた、りょうけん座コル・カロリを加えた「春のダイヤモンド」。

奇跡的にすべての空が雲に覆われることなく見えていたからこそ見られた、ダイヤモンドの共演。
もうあっち向いたりこっちむいたり忙しいのなんのw
冬の星座もこれからどんどん見られなくなっていくでしょうし、見納めも覚悟しないといけない時期ですが、この見納めはあまりにステキすぎて。
「なんか…胸が締め付けられる…」
「ドキドキするね」
「もういっそ星になりたい」

とみんな超ロマンチックモードw
最後のひとりだけ違う意味にも取れてしまいそうですがあくまで感動のあまり飛び出たロマンチック・ワードですw



行きの道中は見られるか見られないか、なんて話題が上がっていてどうなることかと思いましたがフタを開けてみれば人生で最大、といってもいいくらいの感動を得ることが出来ました。
もうね、『雪がある』とか『寒い』とかなんてどうでもよくなるくらいw

ダイヤモンドを一度に見比べられるなんて、なにげにすごいことなんですよ?
わかんない方にはわかんないでしょうが、分かる人は死ぬほど羨ましがれば良いw


そして一行は満足しすぎて、MAXを振り切った星見メーターを抱えながら、大満足のニコニコ笑顔で帰路に着いたのでした。
満天!!満点!!
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