神々の膝蹴り2010-04-20 Tue 00:48
どうも、さきっちょだけ間島淳司です(挨拶)
へきるさんのライブを堪能した後、その足で満天の星空を求めて狩りに出かけましたw 星狩りじゃー!!星を欲しがって星狩り!!なんっつってな!!! あの……えと…うん、僕が悪かった。 なんとかさきっちょだけで勘弁してもらえないものだろうかw なんでもこの日、417の日の夜…日付的にはまたいで418の日にかけてなんですが、空が超快晴になる予報だったらしく、事前から「星見に行くよ!」と天文部メンバーから招集がかかっておった次第。 時間的に早く出るようだったら辞退かな…なんて思ってたんですが、当の車出す斎賀さんもへきるさんのライブに来てたので、そのまんま車に乗っけてもらって星見に連れていってもらえました。 ああ、今日はラッキーDAY♪ てかよく考えたら去年の夏のへきるさんのライブの後も星見に行ったんですよね…懐かしい。 そしてあの日は初めての星見で、しかも超快晴で、富士山の5合目で満天の星空に打ち震えたものです。 へきるさんが晴れ女ってことなんだろうか…星見には来てないのにありがとうw 加えて今日はライブで『MOON LIGHT』なんて聞いちゃいましたからね~! 否が応にもテンションがあがろうというもの! …まぁこの日は新月の3日後とかだったんで、晴れてても月はほとんど拝めないんですがw ちなみに月はあまり見えない代わりに、今は『こと座流星群』ってのが来てまして。 その名の通りこと座を放射点として出現する流星群のことです。 ピークはまだ先、来週なんですがもうすでに見える時期にはさしかかってるとのこと。 ぶっちゃけ今日の本命はコレ。 「快晴、満天の星のもとついでに流星も見ちゃおうぜ☆」という目的に、さらに「どうせなら桜も見たい」という贅沢な欲求を加味し、桜の見える星見スポットを目的地に設定。 一石二鳥どころか三鳥四鳥も狙っていたのです。 欲をかきすぎた人間の末路、とか考えると怖いですが、狙えるものは狙える時に狙っていくのが天文部のモットーw 朝雪が降ってただけに雲行き、気温と気になることはありつつもスポットへと車を走らせたのです。 そして目的地着。 車を止められる場所まで走る道すがら、すでに道の上に張り出した枝に、桜の花がドームのように咲き誇っています。 「きれーい!」 「すげー!!」 と車中大盛り上がり。 運転しながらも見入りそうになってしまう斎賀さんに「やめてー!見ないでー!」と半ばいじわるなことを言いながら、桜のトンネルを抜けて駐車場へ。 先発隊もいたので現地合流を果たし、車を降りると……そこには大勝利の、満天の星空が!! 先ほどの桜も相まって、皆口々に 「我々は勝利した!」 「勝ち組じゃ!」 「今日来てよかった!!」 といった雄叫びが。 もーマジで綺麗な星空でしたよ☆ コンディション的にすごく良くて、今までで一番…とまでは言いませんが、それでも5本の指に入るくらいの超ナイスな星空が僕らを迎えてくれました。 そしてまずは桜を見ようと、少し歩いて見てみたんですがこれがまた綺麗でして。 すぐ触れるくらいの距離で、もう生い茂るといってもいいくらい超いっぱいの桜に囲まれて。 さらに枝花の隙間から覗く、きらめく星々…超ロマンチック。 好きな女子でも連れてったら一発で落とせるんじゃないかというくらいのシチュエーションですよ!! まぁここにいるのは異性よりも星を選んでしまう人ばかりなので、そんな展開にはまったくならず、星を結んだり桜を楽しんだりしてましたがw ![]() 闇夜に浮かぶ桜 ご覧の通り超至近距離w まぁ前述の通り月もほとんど見えない空だったのでめっちゃ暗い状態。 近距離以外は光を当てないと桜なのか違う花なのか分からないような中でしたが、それでも桜に囲まれている”気配”というか”感覚”というか、そういったものだけでも大満足。 桜に関しては「昼に見に来たらもっとよさそうだなー」と思いましたが、夜桜もなかなかオツなもんでした♪ さて、桜も堪能したところで今度こそ本命の星空へ視点を切り替えます。 このままここにいると桜の枝に隠れて見えないところが多いので、少し空が開けている場所に移動後、じっくりと星空を視姦w 久々なのでまずは春の星座のおさらいから。 まずは北斗七星を見つけ…そこから柄のカーブを伸ばして春の大曲線。 伸ばした先の、うしかい座アルクトゥールスとおとめ座スピカをつないで、そこにしし座デネボラを加えて『春の大三角』完成。 さらにりょうけん座コル・カロリもつないで春のダイヤモンドもゲット☆ 季節と時間の関係で、もうすでに近くにはへびつかい座・さそり座も上がってきていて。 おなじみDS・星空ナビ片手にいろんな星を結んで行きます。 視線を今見ていた方向と反対、後ろを向いてみれば、もう空には夏の星座も姿を見せていて。 はくちょう座デネブ・わし座アルタイル・こと座ベガをつないで夏の大三角、完成。 こちらはこの大三角を起点にりゅう座、ヘルクレス座と星座を結んで行きます。 そして…こと座を見つけたということは今回の本命・こと座流星群も観測のチャンスだということ! なんだかんだと会話はしながらもみんなこと座方面の空に視線は釘付け、まさにこと座中心の生活w 結果的にいえば個数の差はあるものの全員流星を見ることが出来ました☆ 相変わらず流れるのが早くて願いはかけられませんでしたがw 僕個人としては5個くらいですかね? けっこうみんなが『あっ!!』つってるのは見逃してたんで少なめだった気はしますが、逆に僕しか見てない流星もいくつかあったので特に悔しくはありませんw そして今回のベストヒット賞はまたしてもキヨのもとに。 秋頃から星見に参加しだした清裕さん、夏の星座はまだ覚えておらず、近くにいた星猛者Nさんにレクチャーを受けていました。 N「わかります?こと座のベガのすぐ上に…うっすら星見えるでしょ?」 キヨ「あーはいはい、なんかありますね」 N「あれが『ヘルクレス座』の膝の部分です」 キヨ「膝!?」 N「そう、膝です。膝蹴りみたいな格好でヘルクレス座があります」 キヨ「なるほど…こと座を膝でぶち砕こうとしてるわけですね…さすが英雄」 N「ちなみに膝の先、足元のとこには『りゅう座』の頭がありますよ」 キヨ「なんと!?その上竜さえも踏みつけるんですか!?」 N「そういうことになりますねw」 キヨ「ちなみに手は!?手はなにをしてるんですか!?」 N「えぇと…右手は棍棒振りかざしてて、左手は前に伸ばして…」 キヨ「はくちょう座を捕まえようとしてるかたちですか!?」 N「まぁ…そうなりますかね」 キヨ「まとめるとヘラクレスは、『こと座をぶち砕き、りゅうを踏みつけはくちょうをとっ捕まえようとしてる』わけか…」 マジ「そうなるとわし座はヘルクレスから逃げ出す格好に見えるなw」 キヨ「クソがァーーー!!なんて暴れん坊だ!!」 マジ「まぁ英雄だからね」 キヨ「そうですね、朕は皇帝ですけどね」 マジ「そうだね。…そーれヘラクレス!ヘラクレス!!(といいつつ膝蹴り)」 キヨ「あぁぁぁぁあクソがァーー!!」 そしてやりとりを聞いてた斎賀さん大爆笑、みたいなw 星空に要らぬ冒険活劇(?)を加えてしまいましたw それからしばらく、『もうヘルクレス座がこと座に膝蹴りかまそうとしてるようにしか見えなくなった』という苦情を受けましたが、当方は一切関知いたしませんw しばらく膝蹴りするときに「ヘラクレス!」って言うのが流行りそうな予感がしますw あぁ、良い星見だったw スポンサーサイト
星見
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