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間島淳司の日常をプロデュース!!

ついでに

語呂の良い言葉ってありません?
言ってて気持ちのいい言葉、というか。

普通ではありえなさそうな言葉の配置になってるものや、妙にリズム的に気持ちいいと感じるものなどなど。
韻を踏んだりすると気持ちよくなるのはラップやなんかでも証明されてます。
日本古来からあるものでも『五・七・五』のリズムなんてのは身体に刻み込まれていて、気づかないで読んでて妙に『気持ちいい』と感じたりものが、それこそ五・七・五だったり。
様々なかたちで語呂のいい、気持ちのいい言葉ってのがある気がします。


そんな中先日ふと、『とんちんかん』って言葉に妙に惹かれましたw

なんか気持ちよくないです?『とんちんかん』って。
『とん』と『ちん』と『かん』がそれぞれ『ん』で終わる韻を踏むパターンのリズム。
それがひとつの言葉の中に3個含まれるという稀有な存在感。
さらになんとなく感じる、ちょっとカワイイ響きw
でも感じで書くととたんにかわいくなくなるんですよね、『頓珍漢』ですし。

漢ですよ漢。
『漢』と書いて「ヲトコ」と読む、でおなじみの漢字の漢。
てことは……「もともとは漢(男)にしか使わない言葉だったのか!?」とか思いましたがそうではなく。

成り立ちとして『鍛冶屋の相槌の音に漢字を当てて表したもの』なんだそうで。
しかも口に出して言うとこんなにリズミカルで気持ちいいのに、もとは『(その)打つ音がそろわないところから』この言葉は生まれたんだとか。
たしかに…同じように叩いてリズミカルであるなら、「トントントン」とか「カンカンカン」とか、同じ音が続くべきですもんね、納得。

でも『リズミカルで気持ちいい』と感じるのに、『不揃いで見当違いである』ことを意味するなんて、ちょっと不思議な感じですね。



んじゃもう一個、同じように響き的におもしろくて気持ちいいと感じた『ちんぷんかんぷん』はどうなのかと。
これもとんちんかんとおんなじで、なんか語呂的にもリズム的にも気持ちよくないですか?
韻を踏む数で言ったらこっちのが4個だしもっと気持ちよくて不思議な感じもするしw

調べてみるとこちらも漢字での表記もあるようで。
漢字で書くと『珍紛漢紛』
なんか粉っぽい印象になりますねw
ちなみにこちらも頓珍漢と同じように、漢字は全て当て字で意味は特にない模様。
言葉自体の意味は『言葉や話が通じなくて、さっぱりわからないこと』だそうです。

なんか「意味は、『意味が分からないこと』だそうです」ってのもおかしな説明ですがw
それにそもそも『意味が分からない』ことに対してなぜ『ちんぷんかんぷん』だなんて言葉を当てたのか、それ自体がまずちんぷんかんぷんな出来事ですがw

言葉ってのは、疑問に思って調べてみると、なにげにおもしろい。






しかし今日の記事に限らず、普段からうちで取り上げるようなことって、普通の声優ブログとかからしたらそれこそ珍紛漢紛なんでしょうねw

間島淳司…職業:声優。
ジャンル・珍紛漢紛
 みたいなw
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