まんまるじゃなくても好き2010-11-12 Fri 00:30
昨日の星もまた素敵だった……ということで今日もまた天体の話w
夜……といっても夕方過ぎ7時前くらい。 たまたま事務所に小用があり通りがかった代◯木ゼミナールあたりで空に浮かぶ三日月を発見。 この日も空の状態はとてもクリアで空には他にも木星がキラリと輝いてたりとゴキゲンな感じだったんですが、どういうわけか三日月に心を奪われた日でした。 まぁ『三日月』といっても厳密には三日月じゃなかったんですがw 調べたところによると三日月とは『陰暦で3日の月』のことだそうで。 …まぁそのままっちゃそのままなんですがw 2日目までの月は細すぎて見えにくいため、一番はじめに見える三日月が突出して目立ったんでしょうね…『三日月』なんて名前まであるくらいですし。 しかもそんな『三日月』の他にも、『新月』『初月』なんて異名もあるんだとか……新月は今では朔の日に使う言葉になってますけどね。 他にもその細い形状から名をつけたであろう『眉月』『蛾眉』『繊月』なんて呼び名もあったり。 とにかく三日月は昔から特別視され、愛されていたんだなーと思います。 かくいう僕も月の中では三日月ってけっこう好きな状態だったりします。 満月のときに見る、あのうさぎだなんだと言われるカタチが見えるのも好きですし、朔の日の、あるけど見えないことで星を見やすくしてくれてるのも好きですが、『月のカタチ』として美しく映えるのはやっぱり三日月かな、なんて思います。 そもそもね、あの『一部だけ見えてる』って状況が好きなんですよね…… ん?違うぞ、のぞき見趣味とかそういう話ではなくw 三日月の時って、満月の時に比べると輝いてる面積はわずか6%ほどなんですって。 でも、でもですよ? 輝いていなくてもそこに月はあるんですよ。 そこにこう……奥ゆかしさみたいなものを感じるというかw 考えようによっては人間環境みたいなものにも照らし合わせて考えられるなー、みたいなことも思ったり。 本当に思っていることはあるのに、どんなに伝えようとしてもその全てが伝わるわけではないというか……輝いてる部分だけが『伝わってる部分』だとしたら、残りの見えない部分には『伝わらなかった思い』があるわけで。 人と話すときに、その見えない部分の存在も意識することが出来たら、もっと素晴らしい関係が…綺麗な三日月が一緒に見られるんじゃないかな、なんて。 …これが『魔法陣グルグル』の世界だったら、今頃ギップルが 「く…くっさ~~~~~~~~~~~~~~~~~~!!」 とか大騒ぎしてるところでしょうが、思ってしまったもんは仕方がないw 地球から肉眼で観測できる、朔望(満ち欠け)が確認できる天体だから気になるのもあるんでしょうが、その朔望が、僕らにいろいろなことを考えさせてくれるところも好きだし、その中で『三日月』というとても美しい姿になるのもとても好きです、お月様。 もしかしたら人の思いも、三日月みたいに見えないところがあるから、輝いてるところを見て『綺麗だな』と思うのかもしれませんね。 いやしかし 我ながら 『く…くっさ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~!!』w スポンサーサイト
星宙
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