たいふうのひ2011-09-22 Thu 00:01
一昨日くらいから台風が日本に近づいてます。
ちらちらと来るぞ来るぞと耳にはしていましたが、いざ実際来てみると我が地元である東海地方が大変な被害に見舞われました。 さすがに実家が心配になり、仕事の休憩中にメールで確認してみたんですが、母親からは 『こっちは大変なことになってるよ~ うちは高いところにあるから平気だけど、マンホールから水が吹き出しててすごいです』 と若干脳天気にも見えるメールが帰ってきましたw 実家が無事でなによりですが、なんでも80万とか100万人とか、とんでもない数の人々に避難勧告が出される非常事態に実際なっていたわけで、自分の身内のことだけ考えて「ひと安心」なんて言ってる場合ではないなぁ、とも。 100万だとしたらだって名古屋市の人口の半分近くですよね? これは本気でとんでもないことですよ…… 地元に元自衛隊の友達がいるのでそちらにも連絡してみたら、自衛隊も災害派遣で出動したとか聞いたし。 てことは……今回の台風は、災害ってことですよ?(当たり前) そんな台風が僕が現在住んでいる東京にも来たわけで。 直撃する前の時間帯でも風は唸り木を揺らし、雨を巻き込み吹き上げ細かい粒子に変え、さながら霧のように水の粒子が風に舞っていました。 自分は幸い仕事もない日だったので一日家にいたんですが、窓からその様子を見ながら不謹慎ながらちょっとワクワクしてしまいましたw 意味もなくずーっと窓の外を眺めてみたり。 時々iPod touchのアプリでなめこ育てたりw なんかこう台風がくると子供の頃を思い出すというか……もちろん大人になったのでただワクワクするだけではないですけど、仕事もないとなると余計に子供の気持ちに戻りますね。 窓の外の木が揺れるたびに「やべぇ!すげぇ!」とか思ってしまう自分……いけないいけない。 そして暇だったのを良い事についでに台風のことも調べて見ましたw 台風とは。 太平洋や南シナ海なんかに存在する熱帯低気圧のうちで、10分間の平均最大風速が34ノット以上のものを指します。 ちなみに34ノットってのは毎秒17.2mの風のこと。 数字で出されるとなんのことだかよくわかりませんがそういうことだそうですw 主に北緯2度~北緯40度付近の海上で発生し、熱帯低気圧が発達して呼び名が「台風」に変わるんだそうで。 簡単にいえば、北半球の風がとんでもないレベルになった熱帯低気圧が「台風」という呼び名を冠し、人間に襲いかかる、というわけです。 ただこれはあくまで日本の定義。 「台風」も日本語ですしね。 WMO・世界気象機関による国際分類の定義では、1分間の最大風速が64ノット以上のものを『タイフーン』と呼ぶんだそうです。 これは日本で言うところの『勢力の強い台風』という言い方になるもののようですね。 10分間の平均と1分間の平均の違いだったり、風速の大きさの差だったりと違いはありますが、どうやら世界基準では日本の台風の定義より幾分強いものになるみたいです。 さらに同じ『勢力の強い熱帯低気圧』でも地域ごとに呼び名が変わるそうで、大西洋北部・太平洋北東部・太平洋北中部では『ハリケーン』と呼び、インド洋北部・インド洋南部・太平洋南部では『サイクロン』になるんだそうです。 仮面ライダーダブルは主にインド洋からガイアメモリのエネルギーをもらっていたのかもしれませんw そして構造的に台風は、右側半分の地域の方が被害が大きいんだそうで。 厳密に言うと『中心よりも進行方向に対して右側』という言い方になるようですが。 台風を進める、押し出す気流の方向と台風に流れ込んでくる風の向きが同じなために、相乗効果でそちらの方が強くなっているんだとか。 ちなみに逆側、左側は風の向きが逆になるため右側に比べると風も弱くなるそうで。 台風が来たときにそのへんのことも考えてニュースを見ると、不要に慌てずに済むかもしれませんね。 あと今回の台風15号の名前は『ロウキー』だったらしいです。 知らぬ間に呼び名が定着しましたよね……子供の頃は『台風◯号』って言い方だけだったのにw まぁ知ったところでなにが変わるわけではないので大差ないかもしれませんが、一応名前だけでも覚えて帰ってくださいw 世の中には知らないと不安になることもたくさんあると思います。 知ることで、本質がわかることで立てられる対策なんかもあるでしょう。 もちろん台風の構造を知ったところで勢力が変わるわけではありませんが、不要に怯えず、自分に出来ることや何をするのが安全なのかを考える手助けにはなるはず。 とりあえず何が言いたいかといえば、台風の日は、出来るならおうちでおとなしくしてましょうってことですw 被害があまり出ないといいなぁ…… スポンサーサイト
考察
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