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宇宙で一番

『宇宙で一番早いものって、なーんだ?』

今年・2011年が、人類が初めて宇宙空間を有人飛行してから50年の年だからなのか、ネットで調べると非常に沢山の宇宙関係のニュースが挙がっていて実に楽しい日々を送っています。
今回の冒頭の質問も、ある種それに関わってくるお話。

改めてお聞きします。
宇宙で一番早い物質は、なんですか?


………そう、光ですね。
光の早さは秒速約30万キロ・メートル。
一秒間に地球を約7周半という言葉は、誰でも一度は耳にしたことがある情報だと思います。
『光速』という言葉、『光年』という単位、早いもの、遠いものを測る基準として使われるほど、その理論は浸透して居ました。



んが。
これが覆ったって言ったら…みなさん驚きますか?
……ピンと来ない方も多いですよねw
だが事実、名古屋の大学が今月23日…だからほんの2日前とかですか、に「光速よりも早く飛んでいる粒子」の存在を発表しました。

さらりとブログのネタにしてますがコレ、実はとんでもないことです。
上記のような『光を基準とした考え方』。
それも覆るかもしれないし、もっといえば、知らないところでなにげに日常に浸透している『相対性理論』。
コレさえも根本から覆されてしまう可能性を秘めている発見なのです……!!

相対性理論とは。
まぁその中にも細かくいろいろあるみたいですが、ざっくりいうと『移動する物体の中では時間がゆっくり流れる』ということ。
よくある宇宙旅行モノで『地球を旅立った宇宙飛行士が1年後地球に戻ってきたら、そこは10年後の世界だった』みたいなアレ。
アレが相対性理論。
ただこの理論、根本部分で『光の速度は変わらない』という考え方を使ってます。
光の速度単体の話なら大丈夫そうではありますが、実は他にもこの相対性理論では『宇宙で最も早い物質は光』だともしているのです。
そう…ここが問題。
光よりも早い物質が見つかってしまった以上、根本に『宇宙最速は光』が組み込まれた相対性理論は、根本から見なおさなければならなくなるのです。

例えば以前に触れたタイムトラベルの話。
ここでも軽くアインシュタインや相対性理論に触れてますが、最後に書いてある通り『光の速さを超える新しい粒子でも発見しないと』タイムトラベルは無理、つってましたが、まさにソレが見つかってしまったわけですw

光速に近づく→時の流れがゆっくりに→光速に追いつく→時が止まる
ここまでが『光が宇宙最速』の相対性理論の話。
でも光が最速でなくなったということはこのさらに先
光速を越える→時を遡る
が理論上可能だ、ということになるのです。

ね?けっこうオオゴトでしょ?


ちなみに今回『光よりも早い物質』とされたのは、ニュートリノ。
名前くらいは……聞いたことありますよね、なんなのかはまったくわかりませんがw
なんでも速度にすると、秒速約30万キロ・メートルの光よりも、約7.5キロ・メートル早いんだそうです。
研究チームが過去3年に渡り15000回もの回数測定を繰り返した結果なので、『観測ミスや統計誤差ではない確かな数値』ということで発表に踏み切ったようで。


これによってどうなるのかはホントにこれからの話なのでわかりませんが、宇宙の謎、この世界の謎がこうやって解明されていくことで歴史が、常識が変わっていくわけで。

……テンション上がって速攻ブログの記事にしてしまいましたw
研究者の皆さん頑張って真実にたどり着いてください!!
超楽しみ!!
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