古代と現代2012-03-22 Thu 00:26
現代の科学技術は凄まじいものがあります。
スーパーコンピュータは人間が普通にやったんじゃとんでもない時間がかかる計算とかも一瞬でしてしまうし、肉眼で見えないところまでも見通してしまったり、手の届かないところのこともわかったり。 身近なところにも鉄道、車、冷暖房、ゲームetc…様々な科学技術があります。 現代の科学を持ってすれば、過ぎ去ってしまった過去のことも見てきたかのようにわかることが多々あったりして。 本当にすごいな…と思わされるもんです。 先日まさにそんな番組がやっておりました。 『たけしの超新説研究所 最新科学が歴史を暴く』ってタイトル。 タイトルの通り最新科学を使って歴史の疑問・ムジュンを解明してしまおうじゃないかという番組。 実に興味深い番組でした。 ロンギヌスの槍がニセモノだったり、アポロ11号が持ち帰った月の石もニセモノだったり、マヤ文明が遺したとされる水晶のドクロもニセモノだったり…… なんかここだけ聞くと真贋を暴く『なんでも鑑定団』的な番組のようですがw ロンギヌスの槍は今も現物が残っていて大切に保管されているんですが、科学調査の結果キリストが生きていた時代よりもずっと後、7世紀に造られたものなんだそうで。 月の石も大事に保管されてたものだったんですが、これも調査の結果木の化石だということが暴かれたり。 水晶ドクロもロマン溢れるお話ですが、表面の傷が近代的な研磨機によってつけられたものであることがわかり、研磨機がある時代…つまり16世紀以降に造られたことが発覚。 この辺の『実はニセモノだった』シリーズは個人的には見ていてなんとなーく残念というか…「はぁぁっ!!信じてたのに!!」みたいな気持ちになっちゃう感じがねーw 真実を暴くということは今の間違いを信じている人を傷つけることにもなるんですよねー…でも歴史的な間違いは正されるべきだと思うし…複雑な感情w それ以外にやってたもので一番面白かったのは『モアイが歩く』ってヤツですかね。 イースター島にある超絶有名な歴史的建造物・モアイ像。 何のため、とかそういうのは未だ持って謎な部分が多いようですが、そもそもあのバカでかい石の塊をどうやって移動・運搬したのか。 モアイを造ったであろう石切り場から何キロも離れた場所へ運んだ方法…その検証を行ってたんですが、その新説として『モアイは、歩いた』ってのが紹介されてました。 普通なら『下に木のレール作って、モアイを寝かせて転がしてった』って思うもんらしいですが、今回の実験では『立たせて、ロープで引っ張って歩かせる』という方法を採用。 モアイを3方から縛って、右と左のロープでモアイを左右に揺すって少しずつ前に移動させるというもの。 もう一本は倒れないようにバランスを取るためのものらしいです。 現地には『ネケネケ』という言い伝えがあり、その言葉の意味は『足を使わずに歩く』ってことだそうで、足のないモアイが歩く様が「まさにネケネケ」してておもしろかったです。 まぁこれも説の一つで必ずしも正解とは限らないでしょうが、これからはこれも有力な説になるんでしょう。 モアイに限らず他の様々な過去の遺物が教えてくれるかつての文明。 過去の遺物は語らないので科学を使って読み解くしかないわけで、どれが正解かがわかる日はタイムマシンでも作らない限りもしかしたら来ないのかもしれません。 それでも、過ぎ去った過去の姿を想像し、解明しようとする研究者たちの姿……なんかこう、見てて胸熱w 見ていて『今わかってる歴史も、こうやって解明されてきたんだろうなー』ってのが垣間見えて、興味深い番組でした。 なんだかんだで科学とか歴史とか、難しい話も好きですw スポンサーサイト
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