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マジP!

間島淳司の日常をプロデュース!!

くだらないことに意識が向く

日常生活を送っていると様々な情報が飛び込んできます。

問題はそれを受け取るか受け取らないかだけ。
大多数の人は受け取らずに過ごすもんです。それが『日常』。

もともと僕もそういうタイプではあるんですが、時折なぜか無性に気になることがあります。
特にブログを始めてから顕著になった気はしますが…以前から知っていることでも気になり出すと気になってしまう…
あれだ、『氷菓』のヒロイン・千反田えるの「わたし、気になります!」みたいなもんでw
僕の周りには奉太郎みたいな応えてくれる人はいないので自力で調べるしかないわけですがw

…話が『氷菓』になってしまいそうなので戻しますw

先日マガジンを読んでいた時のことなんですが、今僕の中でお気に入りのマガジンのマンガは『ベイビーステップ』ってやつなんですが。
テニス漫画なんですが主人公はもともと優等生…勉強ばっかりやってきたような子で、運動不足解消のためにテニスを始めるんですが、通いだしたテニスクラブでテニスの魅力に気づいていく…といったようなマンガ。
もう4~5年やっててコミックスも21巻出てまして、主人公もすっかりプロテニスプレイヤー目指して頑張るという本格的なところまで来てるんですがw
主人公の信条が「全てのボールに追いつき、それをコントロールできれば理論的には負けない」ってので、理論上はそうかもしれんがそれ出来たら誰も苦労はしない、みたいな話ですねw
主人公には天から与えられた才能も、恵まれた体も、ものすごい威力の必殺技もないんですが、まさにこの信条通りのことを実行する、ある種『地味なテニス』で勝ち進んでいくのです。

この感じがね…なんかすげー好きなんですよw
才能に頼ることなく努力を怠らない姿とか、根が真面目なとことかもうめっちゃ僕好みの主人公w
なにやら作者さんもテニス経験者らしく、きちんと取材を行い現実的なトレーニング理論とかをマンガの中で描いているそうで、『リアルなテニス漫画』として評価が高いそうです。


…とここまで『ベイビーステップ』の話をしといて、こっから話はすげー飛びますよ?w

ベイビーステップはテニス漫画。
テニスってほら、得点の数え方が特殊じゃないですか?
0ポイントのことを『ラブ』っていったり、15点刻みかと思ったら30の次急に40になったりw
ラブの語源については『0』がタマゴのカタチに似てるから、なんてのを聞いたことはありましたが、問題は15点刻みの方。
そもそも1回決まっただけでなぜ15点なのかもわからないし、30の次45じゃなくて40になる謎もよくわからない。
5点どこいったの?w
僕の中の『間島ン田える』が「わたし、気になります!」と言い出したので、インターネットという『折木奉太郎』さんにお答え頂きましたw


まず『0』を「ラブ」という話から。
前述の通り『かたちがタマゴに似ているから』というものも含めて、大きく分けて3つの説があるようです。
まず1つ目。

 ・ゼロが卵の形に似ているのでフランスで「レフ」(卵の意味)と呼ぶようになり、それがイギリスに伝わったとき英語のラブと聞き違えた

フランス語が、イギリスに渡ったときに母国語の似た発音と混じった、ということですね。
冷静に考えりゃ『タマゴに似ててなんでラブ(愛)やねん』という疑問もありますしねw
ここら辺の問題に一気に答えてくれるステキ解答ですね。

そして2つ目。

 ・loveにはもともとnothingの意味があり、現在はそれが死語になっているにすぎない

かつて使われていた意味は廃れたが、言葉だけが残った…というパターンですね。
愛(love)が無(nothing)だなんてなんとも悲しい表現ではありますが、そういう意味がある時代があったわけですね…深い。
深いけど今回の話の本題と違うw

そして最後、3つ目。

 ・クリケットでも得点が0で終わったときduckとかduck's eggと呼ぶので、卵の形から0に置き換えた

他のスポーツつながりのパターンですね。
クリケットはやったことないから知りませんでしたが…こっちはこっちで『そもそもなんでduckとかduck's eggと呼ぶの?』という疑問が出てきそうですが、今回はテニスの話なので保留にしましょうw
結果的にはやはり『タマゴのカタチに似ているから』というポイントに落ち着くようです。


知っているものから知らなかったものまで調べることが出来ましたが、こっからが本題。
『なぜ15ポイント刻みなのか』の謎を調べたいと思います。

ちょっと調べただけですが話はなんと15世紀に遡りましたwわーお、歴史が重いw
15世紀に書かれた本『球戯論』の中に、すでに「遠い昔からのもの」という記述があるそうで…15世紀の段階でもっと前からあるという、壮大なお話。
でもこれだけでは意味がわからないのでそこから更に調べを進めてみますと、こちらもまた3通りの説が浮かび上がって来ました。

・『14世紀のフランスの貨幣制度が六十進法だったから』
貨幣…お金は生活に密着したもの。
お金がそうだったということは基本的な生活の基準に密着していたということ。
当時のフランスの風習がそのままテニスにだけ残った、みたいな話ですね。

・『12世紀以後修道院の生活時間が15分単位に組み立てられていたことに由来する』
わかりやすく言えば学校の時間割みたいなもんってことですかねw
こちらも修道院の生活に密着する区切り方が、ベースになっていると。
修道院、というと今ではあまりピンと来ませんが、当時はそれだけ修道院というものが大事なものだったということなんでしょうね。

・『時計の文字盤を4つに分けた』
どシンプルw
いわれてみれば時計は60分で一時間、つまり六十進法なわけで。
それを4つに割って考えたのが始まりである…と。
どちらにしてもテニスのポイントのルーツは六十進法にあるようですね。

ではなぜ、30から45ではなく40になるのか?
これは…調べてがっかりするような理由が出てきました。

ズバリ『45より40のほうが言いやすいから』w
マジか…そりゃ…そうだけどw


現代でも行われているスポーツも、元を辿れば歴史あるもの。
現代まで継がれる中で、ここだけに残ったしまったモノを新たに見つけるというのも、なかなかに楽しいもんです。
でも言いやすいからってサボっちゃダメだと思うんだw
ここだけががっかり!!w

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