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マジP!

間島淳司の日常をプロデュース!!

世界の楽しみ方

昨今、若者のマナーや礼儀が悪くなってきている気がします。
…とかいうとオッサン臭くてイヤですがw

『それは…どうなの?』と思う子に出くわしたり、知り合いから『うちの後輩が…』といったような話を聞く機会もちらほらあったりして。
自分自身褒められる人間ではないと思っていますが、そんな自分が気になるってことは相当なことなんじゃないかなぁ…と思います。
もちろん自社の後輩であれば、気づけば注意もしますし直るように伝えてあげる努力はしますが、こればっかりは受け手側の問題もあるかな…と。
悪いこととはいえ、自分が当たり前にやってることを否定されるわけですから、いい気がしないのはわかります。
そういうときに『相手が直そうとしてくれている』『これはよくないことなのか』と受け入れる姿勢になれるか…
大げさにいえばそういう”才能”が、受け手側にないと注意しても意味がないことが多いです。


まぁそれでも後輩の場合は注意出来るからいいじゃないですかw

例えば町中で、見知らぬ若者が礼儀を欠いていたのを目撃したとします。
そういうときってやっぱり…注意するのって難しいじゃないですか。
怖そうな人だったらもちろん、そうじゃなくても何が待ってるかわかりませんし。


でまぁ、なんでそんな話をしたかというと…まさにこないだ見たからです、そういう人を。

電車の扉の脇、車椅子の方がいたら使うであろう広いスペースがある車両ってあるじゃないですか。
その時僕は椅子に座ってひたすらゲーム(ファイアーエムブレムw)やってたんで途中から気づいたんですが、いつの間にかそのスペースに”顔が黒くてまつ毛ばっさばさみたいな濃い目のメイクをした若い女の子”…いわゆるギャル二人組が座ってたんですよ。

そう…座ってたんです、地べたに。

たまーにテレビとか雑誌とか、そういう媒体で『若者のマナーが!』とかの一例として「電車のホームや車内で地べたに座る若者がいる!」なんて話を目にする機会はありましたが、実際目の当たりにするのは初めてでして…不謹慎ながら若干テンションがあがりましたw
「すげぇぇぇぇぇ!ホントにいるんだこんなヤツ!!w」みたいなことですねw

もう度肝を抜かれましてね、見ちゃいけないんだろうと思いつつも目が吸い寄せられるというかw
あ見ちゃいけないってのは見知らぬ他人をジロジロ見るのはよくないって意味で、別に見ちゃいけないモノは見えてないんですけどw
とにかくその車両の中で『気になる存在NO.1』の座に君臨したわけです…皮肉なものですね、椅子には座らずNO.1の座に着くんですからw


ひとしきり面白がった後w冷静に戻りましていろいろ考えたわけです。
親の教育が悪いのかなぁ、とか、先生も友達も教えてくれないのかなぁ、とかその子たちの環境のこととかを。
こういう場合その行動を良しとしてしまうに至る経緯があるはずで、それは身の回りの人がきちんと示していればわかるはずだと思うんですよ。
うちの親も先生も友達も『電車で地べたに直座り』してるのは見たことないし、仮に見たとしたら「みっともないなー」と思える教育を受けてきたわけで。
彼女たちにはそれどれかが欠けていたのかな…と。
もちろんわざわざ教えることではないので彼女たちの自主性に任せ、選択をするしかないわけですが…いっそ可哀想に思えて来まして。

わざと、発想を転換することにしました。

例えば身の回りにそれを知る環境がないんだとしたら。
そもそもそういう環境に慣れてないんだという設定にしてしまうのです。

彼女たちはおそらくアフリカの奥地、文明などおよそ栄えていない原始的な生活をつい先日まで営んでいたのです。
それが何らかの理由でこの現代・日本に連れてこられ、動く鉄の箱に入れられ困っている…と。
誇り高き戦士である彼女たちはもちろん、鉄の箱に入れられた程度で周りにビビっている姿を晒すわけにはいきません。
そうでなければ故郷に残してきた愛する夫、なにより族長の顔に泥を塗ることになってしまう。
見知らぬ土地であろうと、誇り高き一族のプライドを汚すことだけは出来ないのです。

周りを見渡せば、見たことのない衣を纏った人間たちが『椅子に』座っている姿が目に飛び込んできます。
彼女たちはそれを見て『我々は警戒してなどいない』ということをアピールするために、座ったのです…地べたに。
和やかに談笑している風を装いながらも、いつ何時起こるかわからない不測の事態に対応出来るように、戦士の仮面だけは外さずに。



そう考えると…どうです、ただのマナーの悪い乗客が突如誇り高き戦士に見えてきませんか?





見えませんよねw

結局のところ生きていく以上は集団生活を強いられるわけで、マナーはやっぱり守ろうね、って話ですw

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