規模のデカイ話2012-10-04 Thu 00:16
人間は小さいことでくよくよ悩みがち。
自分がどうだ他人がどうだ、男がどうだ女がどうだ。 どこの地域の人がどうだ、人種がどうだ、国籍がどうだ…小さいと一言で片付けてしまうのは乱暴な気もしますが、答えの出なさそうなこれらの問題は大概『優しさ』があれば解決出来ると思うんです。 相手を思いやれば…利益を考えなければ。 もっとスンバラシイ何かが先に待ってるとわかれば、例え大きな問題に見えてもそれはとっても小さな問題になり、あっという間に解決してしまうに違いないのです。 ……が、今日は小さい話はしませんw とてつもなくデカイ話をしましょう。 このブログではたびたびブラックホールという存在に触れてますが、このブラックホールという存在、宇宙のロマンの一つであると僕は思っています。 ざっくりした定義なんかは過去に書きましたが、要するに肉眼では確認できないすげー密度の高い天体だということがわかっていれば結構w このブラックホールがですね…たくさん集まってる『銀河』をNASAの衛星が発見したんだそうです。 でみなさん。 「たくさん集まってる」って、どのくらいだと思います…? 10個?100個?1000個? おんなじもんが100個も集まったらたくさんに感じますけど、宇宙規模の話ですからね…『たくさん』なんていったらそうとう「たくさん」なことが期待されますが、皆さん予測は出来たでしょうか? 予測が出来たら…正解を発表します。 『たくさん集まってる』ブラックホールの数は……数百万個ですw 多っ!!数多っ!!w ちなみに正確にはこういう記述で紹介されてました。 『数百万個のブラックホールと、約1000の非常に高温で塵粒子(ダスト)に覆われた銀河』。 ブラックホールの他に銀河も見つかってるんですねー1000個ほどw 多っ!!数多っ!!w …数字だけ並べると面白いですねw さらにデカイ数字でいいますと、これらの銀河の中心には巨大なブラックホールが存在するらしく、そのブラックホールが太陽の100兆倍の光を放出しているんだそうです。 100兆倍…もうわけがわからんw NASAが広域赤外線探査衛星って衛星を使ってやっとこ発見したこれらの銀河。 今まで見つからなかった理由は、ガスやほこりでブラックホールが隠れていたために、これまでの技術では確認できなかったから。 この広域赤外線探査衛星ってヤツのおかげでやっと見つけることが出来たわけですね。 WISEって名前らしいので、親しみを込めてWISEたんと呼んであげてくださいw そうして見つけることが出来たこれらの銀河にNASAは「Hot Dust-Obscured Galaxies(高温のほこりに覆われた銀河)」という名前を付けました。 これだと長くて覚えにくくて呼びにくいですね…ご安心ください、呼びやすい名前もご用意してございます。 「Hot Dust-Obscured Galaxies」の頭文字を取って「ホットドッグ」と呼ぶみたいですw 急に美味しそうな名前になりましたが、これも親しみを込めて呼んであげてくださいw 現代の技術を持ってしてもまだまだわからないことが多い宇宙…多いどころか宇宙にある物質の96%は未だ発見することさえ出来てないんですがw ブラックホールの研究が、なにか大きな進歩につながるといいなぁ…なんて漠然と思ってます。 頑張れ科学者の皆さん!! スポンサーサイト
星宙
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