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間島淳司の日常をプロデュース!!

オリオンをなぞらせる

去る10月21日はオリオン座流星群の極大日でした。

やたらめったら流星が降り注ぐ『流星群』。
流星群と関係なく普段から流星は流れてるっちゃ流れてるんですが、そういった流星はある意味無秩序に流れます。
流星群の場合は『放射点』っていう”流れだす中心”が決まっていて、そこを中心に放射線状に流星が流れます。
その中心に当たる部分にある星座が流星群の名前になるわけで、ということはつまりオリオン座流星群というのは『オリオン座に放射点がある流星群』ということになるわけですね。

と今更ながら流星群の豆知識をばw

冬の星座で星に興味がない人でも見つけやすいほどの、特に目立つ存在であるオリオン座に放射点があるということは、初心者にも放射点が見つけやすいということ。
これほど星見初心者を連れて行くのにぴったりな流星群はありません…
ということで今回は新入部員を引き連れて流星群を見に行ってきましたよ!!


…といっても。
ここにはひとつ致命的なミスがありましてw
もともと『土日のどっちかで見に行こう!』とは言ってたんです、オリオン座流星群関係なく。
天候が晴れるかどうかばっかり気にしてまして、”どうやら週末は晴れるらしい”ということに安心感を覚えたら…流星群のことをすっかり忘れておりまして。
観に行く前日の夜にmixiニュースで流星群だったことを知るというていたらくw
天文部として…恥ずかしいw
つまり「新入部員流星群に連れてったった!」とかエラそうに言ってますがなんのことはない、ただ単にたまたま流星群にぶつかっただけなのでしたw
天文部として…恥ずかしいw

まぁ知らなかったとはいえ結果的には極大日の前日に観に行く事になり、流星も楽しむことが出来たので結果オーライっちゃオーライなんですがw


今回のビューポイントは僕は行ったことが無い場所。
僕が参加出来なかった観測会がちょっと前にあったんですが、その時に新たに開拓したポイントだそうで。
富士山方面の”富士を臨みながら星宙を満喫できる”ポイント。
どのような感じなのかまったくわからないので、不安半分期待半分のワクワクが押し寄せてくる状態で道中車に揺られていたわけです。

連れて行ってもらった場所は、湖の畔。
足もともそれなりに舗装されていて歩きやすいけど、スペース的に狭くて寝そべって観測したりは出来ない感じの場所。
でも富士山は綺麗に裾野まで見えてるし、さらには湖に写り込んだ逆さ富士、星宙と、星景写真を撮るにはうってつけ、といったような場所でもありました。


天候的には『大勝利!』といって差し支えないスンバラシイ晴れ渡った星宙で、我々天文部も大満足。
新入部員の子は星見に来ること自体初めてで且つ、流星も見たことが無い子だったのでひとしおだった模様。
車を降りてからポイントに着くまで若干歩くんですが、その道中わざと「空を見るな」と厳命して、俯かせたまま徒歩移動w
ポイントに着いて、空を見上げた瞬間

「…ぅわぁぁぁぁぁぁぁ…ッッッ!!」

みたいな、本気で感動した時に出てくる雄叫びが聞こえましたw
淳司、役者ノ勉強ニナッタw

個人的には流星をは10個ほど、新入部員の子は20個ほどの流星を観測。
僕も初めて流星を見たときは感動しましたが、その時は流星群じゃなくなんでもない日の野良流星だったんですがw
初めて観に来た星見で、一晩で20個も流星を見る気持ちはどんなものなんでしょうね。
きっと良い体験になったんじゃないかと思います。

ちなみに僕よりも新入部員の子の方が観測数が多いのは、運…もありますがそれだけではなくw
星見に慣れてくると星座を結んで遊んだりすることが増えてくるわけです。
対して初心者は星座がまだわからず結べないので、本当に『満天の星宙』をただ眺めてる状態。
流星群は放射点は決まってますが、そこから放射状に流れるのでぼーっと空を見上げてる方が観測しやすいのです。
なまじ知識があるばっかりに余計なことに集中してると視界の外で流星が流れていくんですね…くそぅ。
悔しくなんか無いw

流星だけでなく冬の大三角や冬のダイヤモンドなんかの結び方も教えてあげたらたいそう喜んでおりました。
星空を見上げるのも楽しいけど、こうやって感動してくれる人を見るのもまた楽しかったり。
また新たな星見の魅力にハマりそうですw

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