なんもないと思ってたのに2012-11-14 Wed 00:10
仕事でとある街に降り立ちまして。
まだ『朝』といっても差し支えない時間。 時間が早かったので家でごはんを食べることはせず、『仕事先の最寄り駅近くで、牛丼とか食べるか』くらいの感覚で出掛けていったのですが…降りてざっと見た範囲に牛丼屋はなくw もしかしたら反対側の出口に出ればなんかあったのかもしんないけどこれから仕事なわけでそんな時間があるわけもなく、仕方なく目についた某ハンバーガーショップに入店。 …いや、某ハンバーガーショップがダメなんじゃなく朝だったんであっさりしたものが食べたかっただけで…ほら、年齢的に?w 昼過ぎのベストコンディションなら迷わず入ったんですけどね…いやー残念だ(無意味な言い訳w) 『なんだよちきしょう…俺の思ったものがなにひとつない街め』などと思いつつも、とはいえちゃんと食べておかないと収録中にお腹鳴る危険もあるので普通にがっつり食べw 窓際の席に陣取りもしゃもしゃとHAMBURGER(良い発音)を貪っていると…窓の外にある意外なものを発見。 時間がないので収録終わりに寄ってみました。 ![]() 近藤勇のお墓。 新選組…日本人なら知らない人はいないのではないでしょうか。 よくアニメやドラマのモチーフとして使われたり大河ドラマになったりもする、日本の中の激動の歴史で非常に有名なものですよね。 その局長・近藤勇の名もかなり有名だと思います。 その最期は35歳の若さで『中仙道板橋宿近くの板橋刑場で斬首』。 当時の寿命は今より幾分短いにしてもあまりにも駆け抜ける人生だったと思います…ちょうど僕と同じ歳くらいですしね。 そんな近藤勇の遺体の行方については諸説あり、京都の東本願寺に埋葬されたとする説、その後同志の手により奪還され愛知県岡崎市の法蔵寺に葬られたとする説などなど。 他にも福島県会津若松市の天寧寺には土方歳三が遺体の一部を葬ったとされる墓や、山形県米沢市の高国寺にも近藤勇の従兄弟がひそかに首を持ち帰り埋葬したとされる墓もあったり。 墓所についても他にも出生地のほど近くである三鷹市の龍源寺や、処刑場近くの板橋にもあり、人気の高さというとおかしいですが…そのカリスマ性みたいなものが伺える気がします。 そんな各所にある墓所の一つである、JR板橋駅前が今回の仕事場だったわけで…見た瞬間に 「ぅわ、すごい!」 と思ってしまいました…なにひとつない街とかいってごめんよ板橋w 処刑場であった地に建てられた墓ということで、近藤以外にも函館で戦死した土方歳三をはじめ新撰組隊士と共に墓が建てられているこの場所。 中を覗いてみると立派なお墓や様々な銅像、石碑のようなものが。 ![]() 大きな石に近藤勇の姿が描かれたものですが…これは…なんていえばいいんでしょうw 碑って言わないよね、こういう場合w お墓の横には銅像も建ってまして ![]() なんかお土産持たされてましたw お供え…という解釈でいいんでしょうか、手に持たされてるんでお土産みたいに見えるんですけどw きっと新選組を、近藤勇を愛するどなたかが、近藤さんになにかを渡したかったんでしょうね…強い愛を感じます。 正直新選組というもの自体に特別な思い入れがある方ではないのですが、たまたまとはいえこういうの見ると歴史に思いを馳せたり興味を持ったりすることができるので僕は好きです。 物語で語られるドラマティックな部分もいいですが、自分と同じ一人の人間として考えた時『自分はなんとお気楽に、良い時代を生きているんだろう』と… それもこういった歴史上の偉人がいるからこそ支えられているんだと思うと、身が引き締まる思いです。 新選組や歴史を動かす偉人ほどの大それたなにかがしたいとは思いませんが、せめて誰か一人くらいの役には立ちたい…なんて思ったりして。 たまには、触れた歴史から思いを馳せてみるのもいいもんですね。 スポンサーサイト
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