国を、思う2012-11-19 Mon 00:11
今日は真面目に…この国について語ってみたいと思います。
どう?どう?意外でしょこの入りw 皆さんは我々が暮らすこの国のことをどこまで知っているでしょうか。 世界の中でどのくらいの位置にいて、どのような役割を担って、どの国と中が良くて、政治はどうで…… 安穏に、ただ漫然と暮らすだけだと必要出るはずの情報も入って来ません。 もっと『自ら知る努力』も必要であるはずなのです。 そんな貴方に、ひとつ質問をします。 この国を表す『日本』……この字、なんて読むと思いますか? …貴方…「え、なにいってんのこいつ?」と思ってますね?w 僕だってバカではないので読むことはもちろん出来ますよ? 「ニホン」とか「ニッポン」とか、ひねくれた答えを出したい人は「ひのもと」とか読んだのではないでしょうか。 もちろんそのどれもが正解で間違ってないわけですが…じゃあ…正式にはなんて読んだらいいんですか?w 我々のような仕事をしていると『読み方』と『アクセント』というものをすごく気にします。 アクセント辞典に載っているようなものはいいんですが、中には載っていないものも多々ありますよね…人の名前とか。 そんなときは、同じ作品内で同じモノ(人)を呼ぶときに言い方がズレないように、いちいちスタッフさんに確認を取って読み方を統一したりするのです。 で現場で確認することが実に多い単語…それが『日本』だったりするのです。 さて、正確にはなんと読めばいいのか…上記のように「ニホン」とも読めるし「ニッポン」とも読めるわけで、どちらも正しいし間違いじゃないのはわかりますよね? …「ひのもと」は一回置いときますw 世界的なスポーツの大会なんかで日本を応援するときは「ニッポン!チャチャチャ!」ですよね? 特別天然記念物に指定されている鳥のトキは、学名でいうと「ニッポニア・ニッポン」です。 日本のお金を作る機関でもある日本銀行。 こちらの読み方は「ニッポンギンコウ」。 お札の裏側にアルファベットで『NIPPON GINKO』と書いてあります。 じゃあニッポンが正しいの?と思うとそうでもなく。 抹茶やほうじ茶、玄米茶のような日本のお茶のことは「にほんちゃ」って読みますよね? 古くからこの国で戦の際に使われた日本固有の武器・日本刀もニッポントウではなく「にほんとう」です。 天橋立、宮島、松島の日本三景は「にほんさんけい」としか読みませんよね? 「日本の歴史」って書いたらだいたいの人は「ニホンの歴史」って読むし、JRだって西日本東日本の読み方は「ニホン」ですよね。 国の憲法である日本国憲法や、我々日本に住む人のことを指す日本人、国全体を指す言葉の日本列島なんかは、ニホン、ニッポンどちらの読み方もあってどっちもしっくり来ちゃいます。 ならば読み方のスペシャリスト・アクセント辞典さんに聞いてみよう!w 日本は国の呼称なのでもちろんアクセント辞典にも載ってます。 アクセント辞典には、ひとつのものに複数読み方がある場合は先に書いてあるものが本来正しい読み方だ、みたいなルールがあるんですが、辞典を引くと「にほん」で引いた場合「ニホン、ニッポン」の順に。 「にっぽん」で引いた場合は「ニッポン、ニホン」の順で掲載されています。 …どっちだよw いろいろ考えてみましたが、結局どっちも読むしどっちも使われてる言葉なのでどちらが正しいということはないように思えます。 最終的に『この国はどう思ってるんだろう?』というのが気になりまして、インターネットで調べてみたところ驚愕の事実がわかりました。 日本政府は…一定の読み方には定めておらず「どちらでも良い」ということになってるみたいですw ふざけやがって!!w これからも出てくるたびに確認する日々が続くみたいです…あーめんどくさいw スポンサーサイト
考察
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