はじめての◯◯2013-05-02 Thu 00:10
ラジオ関西で好評オンエア中の『まじPON!』。
今週分をお聞きの方はご存知でしょうが、実は先日…救急車に乗りましてw ラジオで話した手前しばらく寝かせておいた話になるんですが、一応事の詳細をブログでもお話しておこうかと。 あまり気持ちのいいはなしではないと思うんですが、ラジオで話し切れなかった部分なんかもあるでしょうし、聞いてご心配おかけした方にも「大丈夫だよ」とお伝えしたいな、と思ってのことです。 ご了承下さい。 それはとある日のこと。 その日は普通に仕事があったので、いつもの通り普通にスタジオに向かい普通に収録をしていました。 そんないつも通りな普通の収録が始まってしばらくして、なんだか手のひらが痒くなってきました。 手のひらってあんまり痒くならないじゃないですか? だから不思議には思ってたんですが、痒うだけなら掻いてれば収まるだろうと思い気にもとめずに仕事続行。 さらに時間が経ち…痒みがだんだん手のひらから腕に上がり、顔もなんだか腫れぽったい感じがしてきて上手く動かなくなってきまして…「あれ、これはいよいよおかしいな」と。 何か心当たりは…と思って真っ先に思い当たったのが仕事前の食事。 食あたりとかアレルギーとかそんなのかな、と冷静に思いながらも、症状的にこのまま普通に仕事するのは厳しそうだな…と思いスタジオの外へ。 タイミング的にはAパートの直しでもうすぐ休憩。 Aパートが終わったら申し訳ないけどスタッフさんにお願いして早退しようかな、なんて考えつつロビーの椅子に腰掛け休憩になるのをしばし待ちます。 この時スタジオのロビーには同じく出番がない役者さんが何人かいらっしゃいました。 少し前から肩やってたり歯が痛かったりといったことを話のネタにしていたこともあり、そのうちのお一方が「まじー最近体はどう?」なんて、話のジャブとして投げて来まして。 で…ちょうど今おかしいわけじゃないですかw 嘘ついてもしょうがないので 「肩とかは大丈夫なんですけど、実は今…僕にスゴイことが起きてます」 と軽く冗談交じりに症状を伝えたところ周りが騒然w ヘタすると死ぬやつだよそれ!急いで病院行きな!!とスタッフさんにお願いしてくださって、収録を一旦止めてBパート分を抜かせてもらえるよう掛けあってくださいまして。 少しの待ちの間にも近くの病院とか処置法とかをスマホだiPadだといろいろなアイテムを駆使して調べてくださいまして至れり尽くせり。 抜き収録もパッと終わり、「早く早く!」と急かされてスタジオを後にしました…みんなマジ良い人、超感謝。 調べてもらった病院がすぐ近くにあったのでまずはそこに行き、先生に事情症状を説明。 その後脈拍や心拍数、点滴なんかを打ちながら、先生に意外なことを言われました。 「今ね、救急車呼ぶかどうかを考えてます」 …は?救急車?それ重病人が遣うやつでしょ?なんで??? と思ったんですよ、いやマジで。 だってここまで歩いて来たし、多少しんどいけど別にそこまででもないだろうと。 病院にだって皆にすげー言われて早退した手前一応来ただけで、腫れと痒みが収まれば行くつもりもなかったくらいだしいくらなんでも大袈裟だろう、と…そもそもここ病院だしどこ連れてくんだよってのもありましたがw 後々調べたところによると、症状的には食物アレルギーからくる蕁麻疹だったわけですが、重度の人になると『アナフィラキシーショック』ってのになって死に至ることもあるんだとか… 先生もやたら「呼吸は苦しくない?」と聞いてきたのも、腫れが呼吸器に及んで窒息する可能性があったからだとわかり、その後に言われた「大丈夫、治るから」ってのも、今から思えばマジ死ぬ一歩手前だったから言われてたってことなんでしょうね…くわばらくわばらw でこっから救急車に乗ることになりまして。 診察室に運ばれてくるストレッチャー、それに地力で乗る僕w 先生「苦しかったら横になっていいよ」 僕 「いえ大丈夫です」 先生「いいから横になって」 僕 「え、あ…はい」 先生「どう?楽になってでしょ?(ドヤ)」 僕 「…はい(そら横になりゃラクだろw)」 というやりとりがありw ストレッチャーごと僕が救急車に積み込まれ搬送されたわけですが…実は救急車に乗るのも初めてなら点滴打たれるのも初めてのことでして。 痛みに関しては肩とか歯でイヤというほど痛いの経験してるんで針刺されるのとか全然平気でw むしろ刺されるとこも含めて、状況をじっくり観察してました。 救急車って…ああいう風になってて、医療関係のスタッフさんってああいう感じなんですねぇ。 こっちの症状の問題もあるんでしょうけど、優しい口調の中にもなんだか緊張感がすごくて『命の現場』って感じがしました。 あとストレッチャーに乗って運ばれるとオートで天井が動いていくのがなんか楽しいのw 日常じゃなかなか出来ない体験でしたからね…こりゃ楽しまない手はないだろう、とw ほどなくして救急車は少し離れたところにある大きな病院に。 またしても運ばれるストレッチャー、動く天井、僕ヾ(*´∀`*)ノキャッキャw 処置は点滴の中身を変えること3回、といったところだったんですが、今の医療ってすごいんですね…点滴の度に針刺し直されるのかと思ったら、針はそのままで点滴の方だけ変えることが出来るんですね。 というわけで特に苦もなくベッドに寝てるだけで進んでいく処置。 搬送後1時間もしないうちに症状も収まり、無事自力で歩いて帰宅しました。 ちなみに。 搬送先にいた若いお医者さんが、点滴されてる僕に症状とか処置とか今後とかの説明をしてくれたんですが、その時にそれとは関係ないことでびっくりすることを言われました。 「あの…声優の間島さんですよね?」とw Oh、バレテーラ!w 僕もビックリしましたが向こうもびっくりしたでしょうね…いきなり見たことある人が死にかけで運ばれて来てw しかしそうなると逆に良かったですよね、現場で症状が出て…家にいて汚い格好のまま運ばれてたら「いえ、人違いです」とかバレバレの嘘をつくハメになってたかもしれませんしw 知ってくださってたおかげかどうかは知りませんが、処置も対応もすごく丁寧だったので感謝してます、先生にも自分の職業にもw とこんな感じが救急車事件の全容ですね。 長くなったので明日は『食物アレルギー検査編』でもお届けしようかと思ってますw スポンサーサイト
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