実に美しい2013-07-12 Fri 00:21
久々に映画観に行って来ました!!
タイトルドン!『真夏の方程式』!! フジテレビ系列で放送されていたドラマ『ガリレオ』の映画ですねー。 TVシリーズがちょっと前に終了したり『容疑者Xの献身』なんかもTVで放送されていたのでご存じの方も多いのではないでしょうか。 実は。 そもそもドラマ『ガリレオ』は一期の頃から好きでして…特撮やアニメではないドラマとしては唯一DVD-BOX持ってるシリーズでもあります。 なんつーんでしょうね…カッコイイけどカッコつけないところとか、他者には理解できないことに没頭してたり、すごい知識を持ってたりする人が好きなんですかね…まぁ知識自体も好きなんですがw かつて小説をよく読んでた頃は森博嗣先生の『すべてがFになる』という小説も好きでした。 こちらも主人公は大学の助教授だったりと共通点も多い作品ですが、もしかしたらガリレオに惹かれるのももともとこっちが好きだったからなのかもしれませんね。 さて、で映画観た感想ですが。 前作の映画『容疑者Xの献身』の時もそうだったんですが、TVシリーズとは一味違った、映画だからこそ出来る内容だったんじゃないかと思います。 容疑者Xの献身では主人公・湯川学に匹敵する知能を持つ男・『石神』という数学者が出てきます。 こちらも湯川先生と同じく知識欲の塊みたいな人で、ただ湯川先生とは違う人生を選び、送っている人。 学生時代の友達だった二人が石神の家で難解な数学の問題を解くシーンは今でも好きなシーンの一つだったり。 今回の映画にはそういった『湯川学ぶ以外の天才』は出て来ませんが、代わりに一人の少年が出てきます。 仕事で向かうことになった海辺の田舎町・玻璃ヶ浦に向かう電車の車中。 湯川先生の真後ろの席には子供が座っていました。 なんやかんやで同じホテルに泊まることになり、だんだんと少年と湯川先生が仲良くなっていくんですが…ガリレオ見てた人なら「え!?マジで!?」ってなるんですよこの展開。 TVシリーズでも再三再四に渡り言い続けていた湯川学のほぼ唯一といってもいい弱点。 『子供がキライ』。 曰く「論理的ではないから」嫌いなんだそうですが、どういうわけかこの少年は平気で、この街で起きた事件を通して仲良くなっていきます。 終いには先生と少年が二人で海行って実験したりしてw 前作の問題解きながら酒を酌み交わすシーン同様、物語の大筋には関係ないけど人間性が見えるシーンとしてすごく好きなシーンです、この実験シーン。 話的にはまたしても事件を手伝わされ湯川先生が事件のヒミツを解決するといういつもの展開なんですが、いつもと同じように見えていつもと違う点がいくつかあります。 一つは湯川先生の積極性。 事件のトリックを暴く…物事の真理を知ることにしか興味が無い湯川先生はいつも積極的に操作に協力したりはしません。 が今回は、警察に協力要請をされる前に、湯川先生自身が事件に遭遇します。 そして少年の存在。 さらに物語終盤、普通に事件の真相を暴くだけでは終わらないというか…あんまり書くとネタバレになるのでかけませんが…作品のキャッチコピー『これは事故か、殺人か。湯川が気づいてしまった真相とは。』から想像してお察しください。 正直お話としてはアメコミとか特撮とかみたいにハッピーエンドの大団円、とはなりませんが…観終わった後に何とも言えない感覚を覚えることになると思います。 舞台とかだとたまにあるんですけどね…観た結果考えて欲しい、自分なりの答えを導き出して欲しい、みたいな…? まぁ福山雅治カッコイイし玻璃ヶ浦の海めっちゃ綺麗だし見どころもいっぱいな映画なので、見てない方は是非。 実に面白い映画でした。 スポンサーサイト
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