流れた…星見2013-08-14 Wed 00:27
昨夜未明、ペルセウス座流星群…襲来!!
ということで現在日本三大流星群の一つ・ペルセウス座流星群がやってきてますね。 何度も語ってるのでもうお分かりのこととは思いますが、流星群の名前。 コレはその流星群の放射点を表しています。 流星群はとある一点を中心に外に広がるように流れるものでして、その中心点…『放射点』という言い方をするんですが、その放射点にある星座の名前がそのまま流星群の名前になるシステム。 今回のペルセウス座流星群でいえば、『ペルセウス座から外に広がるように流れる流星群ですよ〜』といった意味合い。 他にも様々な流星群があると思いますが、そのどれもが同じ名付けられ方をしてるので「よし、見てみよう!」と思った方はまずその星座を探すところから始めるのが良い、というアドバイスをまずしてみて。 その上で今から言うことをよく聞いて欲しいんですが…… 今年は見に行けませんでした、ペルセウス座流星群w だって!しょうがないじゃない!お仕事入っちゃったんだもん!!w いやね、前日までは翌日(つまり今日)の仕事、夕方からだったから「もしかしたら…!!」なんて思ってたんですよ。 でも…前日の夕方の仕事終わって留守電聞いたら…「明日の朝10時からお仕事入りました〜」って入ってるんだもんよ…ひぎぃ!!(嬉しい悲鳴) まぁ今はどのみちまだ治りきってない足のこともあるんで、同行する天文部メンバーに心配かけるのもよくないな、と思って自粛してたから行けないという意味では一緒なんだけど…むしろお仕事入ってくれてありがたいんだけど……でも…でも…… なんか悔しいじゃんそれw あくまで『みんなのことを思って自粛した』でいたかったのに、『結局仕事入っちゃった☆』じゃなんかこう…僕のこの英断の意味はなんだったのかとw 結果的にいえばこの英断のおかげで皆さんに迷惑かけることなくお仕事に行けるわけでいいんですけどw なんか無性に悔しいw 実は今年のペルセウスはここ最近で『絶対見たかった流星群』でもあったんですよね。 なぜかというと…『条件がすごく良い』からに他なりません。 ペルセウス座流星群自体は毎年来てるんですが、まず『ピークの時間帯に月が沈んで』いて、『放射点の高度が高』く、且つ『今年は流星群が活発』なのです。 月明かりは流星群を観測するには天敵みたいな存在で、街で見る分には大したことなさそうに感じる月明かりも、星見をするような暗ーい場所ではトンでもない明るさの天体になります。 目が暗順応して来た頃に月なんて直視したら、ラピュタのムスカよろしく「目が…!目がァァァァ!!」となることうけあい。 また一から暗順応させないとせっかくの流星を逃してしまいます。 放射点の高度は単純な話で、高い位置に在ると360度どっちに流れても視界に入る可能性が高くなるから。 低い位置にあると地平線の方に向かって流れたら隠れちゃって見えないでしょ? 沢山の流星を観測したいなら放射点の高度も気になるポイントなのです。 流星群が活発ってのはそのまんまの意味でして、活発ってことは沢山流れるわけで、そら沢山観られる可能性が増えるってもんですよw 以上のような好条件が揃うのは、次回は2021年まで待たないと来ない!という、天体ショー好きとしては見逃せない流星群!…だったんですが、結局行けなかったというこの哀しみ…畜生!畜生!仕事め!!w 仲間の天文部のみんなは星見に出かけたようなのでみんながたくさん見られていることを祈りつつ、一眼レフ部隊によるおみやげの流星の写真を楽しみに待ちたいと思ってます。 余談ですがちょうど今年の流星群のピークである8月12日は尊敬する先輩であるところの遊佐浩二さんの誕生日でして。 おめでとうございますという言葉と共に「今日は流星群です。『流星群と共に誕生日を迎える男』とかカッコイイ☆」とメールをしたら 「流星のように消えてしまわないように頑張るよ(笑)」というウィットに富んだ返しを戴きましたw その発想はなかったw でもね遊佐さん。 一つの流星は消えるかもしれないけど、見た人は絶対忘れないステキな思い出として記憶に残るし、流星群は毎年来てて心待ちにされてるんですよ? なによりとっても綺麗なのです。 つまり…流星群が誕生日に来るとか超羨ましいのですよw 心の綺羅星・遊佐先輩おめでとうございますw スポンサーサイト
星見
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