四分儀に愛を込めて2014-01-05 Sun 00:13
1月4日はしぶんぎ座流星群。
…天体現象なので若干の誤差はありますがw だいたいこう覚えておけば間違いはない、それが『しぶんぎ座流星群』。 我々天文部の星はじめのイベントとして使われることが多いこの天体現象、今年ももちろん…行って参りましたよ!! 今年の極大は1月4日の午前4時。 しかもコンディション的には月も沈んで良いコンディションが整っている!! これは行かない手はないぜ!! ということで、事前にメンバーを募り集合時間を合わせ、3日の夜にみんなで集合してどの方角に行くか会議。 ちなみにお天気サイトによるとどこに行っても雲が出ているようで状況としては似たり寄ったり。 一応『日付が変わって少しした辺りから晴れ間が見える』みたいな予報だったようですが…つまり判断基準として使いやすい『雲の流れ』がまったく読めないのです…どこも曇ってるからw 間違えた方に行けば最悪「残念、そこだけ曇ってましたー☆」なんて事も有り得るので慎重に行きたいところですが…まぁ新年一発目の星見ということで当たるも八卦、当たらぬも八卦となんとなくフィーリングで行く方角を決定w 二台編成で車を走らせたのです。 途中立ち寄ったサービスエリアで空を見上げると…やはり曇り。 ちらほらと星は見えてるけどほとんどが0等級の明るい星ばかり。 見えないことはないけど全体的に薄い雲が空を覆ってる、といった感じ。 あまり期待がかけられる状態ではありませんがここで引き返すのもMOTTAINAI!望みは最後まで!ということでそのまま歩を進めることにして、いざ星見スポットへ。 そしてしばしの後目的地へ到着。 空は…やはり薄雲は見えている状態。 サービスエリアの時に比べればちらほらと抜けている部分もあるようですが、それでも空の7割くらいは曇ってなにも見えないような状態。 これは…どうする!? とここでまたみんなで会議w …天文部はすぐに会議をしますw 結論としては『20〜30分待ってみてダメそうだったら引き返そう』ということに。 と少なくとも20〜30分は外で待機せねばならない、ということがわかったので、ここでガチガチの防寒装備を装着w それまで都心で着てるような防寒で10分くらい見上げてたんですげー寒かったんですよねw そして待つことしばし。 空は一向に良くなる兆しを見せず、一進一退といった感じのまま待たされる…んですが、抜けた雲の隙間から突如流れる流星が見えたりして。 その都度上がる「おお!」「見えた!」の声。 これは…もう……いるしかないでしょ!! ということであまり良いコンディションとはいえないもののカメラ組はカメラのセッティング開始w 観測班も床に敷くシートを引っ張りだして観測体制に入りました。 そして……気づけば4時間w 防寒もしっかりしたせいか長く外にいてもあまり苦にならず、空を見上げてたらいつの間にかの4時間でした。 つってもその間一度も雲が空から消えることはなく。 かといって全天が雲に覆われる、といったこともなかったため4時間もいたわけですがw 隙間から見える流星をひたすら楽しむ、一風変わった星見を体験して参りました。 大勝利、とはいえないまでもそこそこの勝利を収めた良い星はじめだったのではないでしょうか☆ ちなみに見られた流星の数ですが。 長くいたってのもありますが、コンディションの割には比較的多めの36個もの流星を観測することが出来ました。 なんとびっくり…歳の数と同じ個数の流星発見w 数え終わって気づいた時には『節分か!』と突っ込みたくもなりましたが、今年が年男であることに対する神様からの小粋なプレゼントだったのかな、と。 新鮮早々幸先の良い星見会でした☆ 近々また行きたいぞー、星見!! スポンサーサイト
星見
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