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マジP!

間島淳司の日常をプロデュース!!

使いたい日本語

「運転手さん、前の車を追って下さい!」

「お前とは…ホントは血がつながってないんだ」



作品を彩る様々なセリフ。
何気ない日常とは違う物語の世界では時にドラマティックなセリフが舞い踊ります。
作品世界では当たり前に出てくるセリフではありますが、現実世界ではそんな言葉は聞いたことはなく、「ああ、アレはやっぱりドラマの中のセリフなのか」と落胆した過去をお持ちの方も少なくないのでは?

我々の仕事はお芝居でそういう『虚構』になりがちなドラマティックすぎるセリフを現実に落としこむ、フェイクとリアルの橋渡しみたいな仕事なんだろうと思っています。
当然そんなドラマティックなセリフを言う機会には恵まれるわけですが、だからこそ尚更…『人生で一度は言ってみたいセリフ』みたいなのを感じることがあります。

上記の「運転手さん!」ってのは出来そうで出来ないセリフの一つですよね。
前の車を何らかの事情で追っかけるわけですからね…
たまに人数多くてタクシー2台になっちゃったりすると、わざと後ろのタクシーに乗って「前の車を追って下さい!」とか無意味に言ってみたりしますけどw
そういうのって喜びを感じたりしますよね…「言えた…!」みたいなw


こういった感じで日常に入れ込めそうなタイミングを探してみると面白いんですけど、一つどうしても日常で使いたいセリフがあるんですよねー。
昔っから大好きな作品の主人公のセリフなんですけど…使いどころが非常に難しくて。
もちろん日常で使うからには何らかのかたちで条件が揃わないといけないわけで、その条件がそろうのが難しい、ってことなんですけど。
でも言いたいんですよね…どうにかならんものか……

え?なんてセリフかって?そういえばまだお伝えしてませんでしたね。
僕が日常で言いたいセリフ……それは………




『それは私のおいなりさんだ。』ですw

めっちゃおもろいから言いたいんですけど…言うためには僕のおいなりさんを一度何かと誤解させないといけないわけでしょ?w

「うわーお手玉か懐かしい!昔はよくやったけど今出来るかな……ん?あれ???一個取れないぞ…???」
「それは私のおいなりさんだ」


出来るかそんなこと!!w

原作『究極!!変態仮面』の作中では毎回毎回いろんなものにキンタ…もとい、おいなりさんを擬態させてましたが、漫画のコマ割りとか上手く使ってたから出来てたわけで、カラーでコマ割りもない日常で誤認させるのは不可能に近いしw
そもそも…おいなりさん出してる段階ですぐ捕まりますしねw

やっぱアレか…お寿司屋さんとかにみんなで行って、まとめて注文した中にさり気なく稲荷寿司を混ぜておいて、注文した寿司がまとめて来た時に最後まで自分が頼んだって言わずに待って、誰かが聞くまで待つしかないのか…
この流れなら言えますもんね?

「あれ?お稲荷さん頼んだの誰?」
「それは私のおいなりさんだ」


だがしかし…言葉としては言えてるけどニュアンスが違うから歯がゆい感じがするw


思い通りに行かないもんですね…誰か誤解してくれないかなぁ…僕のおいなりさんw

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