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マジP!

間島淳司の日常をプロデュース!!

帰結セズ

原因があるから結果がある。
理由があるから答えがある。

入り口があるから出口があるように、物事には必ず対になる存在があるもの…それが世界の理。
毎回毎度、全てのモノを意識しているわけではないですけどこの世にあるすべてのものがそうである。
言葉だろうとモノだろうとそれは同じこと。
『行ってきます』には『ただいま』だし、ドアには鍵だし、男には女だし、光には影だし。
挙げればキリがないほどの、それは至極当たり前の事。


……


そんなふうに思っていた時期が私にもありました。


皆さん缶詰って知ってます?
コイツが実はクセモノだったんですよ…この世の理を覆す超絶クセモノ。

缶詰といえば非常食にもあるように、食品の長期保存を可能にする腐敗を防ぐ便利なシロモノ。
そのまま放置してしまうと微生物なんかの影響ですぐに悪くなってしまう食物たち。
冷蔵庫もない、でもお腹は空いちゃう!嗚呼どうしよう!!
そんな時に缶詰!コレがあればいつでも腐敗してないちゃんとしたものが食べられる!!
1800年代にはすでに缶詰は開発され、時代を重ねるごとに進化。
1830年にはフタをハンダ付けする現在のカタチに近いものが発明され、そこから更に進化を重ね現代に至る…わけですが。
上記のような感じで『缶詰』の対になるものってなんですか?

…そう、『缶切り』ですよね?

昨今の缶詰はプルトップ形式になっていて缶詰がなくても開けられるようなものも増えてますが、基本的には缶詰は缶切りを用いて開封するのが一般的。
缶詰が出来た当初ももちろん缶切りを使って開けていた……と思ったでしょ?
ところがどっこいそうではないのです。

缶切りが発明されたのは1858年。
缶詰が発明されたのは1810年頃ですからなんと50年ほども缶詰は缶切りナシで開けていたのです。
どうやって開けていたか。
普段ご家庭ではハンマーとノミで、戦場では銃剣を使ってこじ開けていたのですw

嘘 だ ろ wwwww

缶詰作った時に誰も考えなかったってことかよ、「どうやって開けんだよ」ってw
「もっと便利に開けられる方法はないのか」って思いつくのが50年後ってのんびりしすぎだろw
ちなみに缶切りが出来た理由も「便利さ」ではなく『缶詰開けようとするとナイフや銃剣が壊れる』からw
缶は開けたらダメになるわ缶を開けた道具も駄目になるわ全然エコじゃないw
よくそんなんで缶詰発明したな、と思わざるを得ないレベル。

と散々爆笑しましたが、缶詰の目的は食物の長期保存。
遠征など遠くに出かける際にきちんとしたものを食べたい、という人間の欲求が生み出した文化。
『食べる』という目的が果たせるなら…『開ける』などという部分は発明の中には組み込まれないのでしょうw
ちょっと意外でビックリしてしまいました。


調べてみたら缶切り以外にも、はじめはなかったけど必要に迫られて出来たものってありそうですよね。
にしても50年はかかりすぎな気もしますけどw

はー、世の中知らないことがいっぱいだや♪

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