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マジP!

間島淳司の日常をプロデュース!!

僕のいない時に楽しいことやろうとするとかマジ意地悪だよね

今日・明日と、池袋でおもしろい催しが行われています。

その名も『クジカン×キカク』。

劇団東京都鈴木区さんもよくお世話になってる池袋の劇場・シアターKASSAI。
こちらで行われているイベントで、ざっくりいうと「9時間で舞台やっちゃうよ」というもの。

…意味、わかります?僕今さらっと恐ろしいことを口にしましたよ?w
もうちょい細かくお話しましょう。

イベントの会場は朝10時。
お客さんはもちろんこの時間に劇場入りするんですが、コレと同じタイミングで出演する役者陣も小屋入り。
舞台の上で、この日の夜やる台本が初めて発表されます…お客さんだけでなく、役者にも同時に。
その後読み合わせやら稽古やらなんやらも全てお客さんに見てもらいつつ本番まで含めて全ての行程を9時間で行う…それが『クジカン×キカク』。

タイトルはそのまんま、『9時間企画』をカタカナにしてソレっぽくしただけってことですねw
…ね?如何に暴力的な企画かわかるでしょ?w


普段はおよそ2ヶ月くらいかけて陰でやってる作業を全て白日のもとに晒し、且つその時間もたったの9時間…本番開始の時間から考えたらだいたい7時間でやれと。
ちょっと考えられない企画ですよね…ぶっちゃけ出てる役者陣よく引き受けたなとw
演出やプランももちろんですけど、舞台なんで当然台本を覚えなきゃいけないわけです。
その時間もこのクジカンの中に全て含まれているとか…普段から『セリフを覚える』という行為に慣れてる舞台役者さんたちならではな企画な気もします。
僕なんかもたまーに舞台には立ちますが、ホントセリフ覚え悪いんですよねー…仕事柄日常的に『台本を持ちながら芝居する』のに慣れてしまってるので『覚える』ってプロセスが飛んでるんでしょうけどw

ただ…そんな自分が『参加する』には考えられないものを『見る』んだとしたら……こんなおもしろい企画ないよねw
出演陣に鈴木区の人が出てるのも魅力。
…いや、鈴木区の人じゃないや、正確には『鈴木区で知り合った人』ですねw
本日行われた初日に佐藤区の佐藤仁志さん、劇団海賊ハイジャックの川添美和ちゃん、スタジオライフの奥田努くんと3人も『ヒロアゴ!』で関わった人たちが出てる。
めっちゃ…見たい…見た…かった……

でも仕事だったよ!!

orz

お仕事があるのはもちろんありがたいんですけどね……てかなぜこんな面白そうな企画をド平日にやるんだ…
ってそらそうだよね、土日は劇場使ってるもんねw

ということで僕は見られる範囲だけ、Ustream配信されてた動画を見てました。
存じ上げない役者さんもたくさんでしたが…ノリはどこの劇団でも同じ稽古風景。
僕らからすると当たり前の光景ですけどお客さんがとても楽しそうに笑ってて…そうか、コレって役者じゃないと知らないことなんだなぁ…と。
そういえばイベントとかでマイク立てて後ろにキャラクターの立ち絵出して、朗読劇めいたことをやるときもお客さんはすごく喜んでくれるんですよね。
僕らからすると普段のお仕事の様子をほぼそのまま見て頂いてるだけなので、どっかで「これでいいの?」感があったりするんですよ。
「こんな普通のことやって皆喜ぶの?」みたいな。
それと同じような感覚を、Ustreamの動画でお客さんと役者を同時に見て感じて理解した気がしました。
『当たり前』の中に、「おもしろい」が隠れてるのかも、と。

例えば僕らなら、お客さんの前でイベントやってたら突然台本配布されてそのまま配役を決めてドラマCD録音。
その日録ったものは会場限定で物販で販売、とかやったら面白そうじゃありません?
こういうのってライブ感が大事だと思うので噛んだところもそのまま収録w
普段のドラマCD製作とは違いますけど雰囲気は伝わりそうですよね。
他にも例えば劇場に声優集めて全員に同じ漫画を一冊ずつ与えて。
(可能ならばお客さんにも同じものを持って戴いて)
はじめは「漫画の中のセリフでカッコよくキメよう!」みたいな企画でセリフを単発で読んでって、最後に決選投票。
お客さんに『誰がどの役をやってほしいか』を決めてもらって、そのまま漫画を朗読してドラマCDにしちゃうの。

どちらも『小さい劇場なら』とか『許可とかどうするんだ』とかいろいろ問題はあるので実現は難しいでしょうけど、実際出来たら面白そうだなーと思いました。
純粋に客としても、演じ手として舞台に立つことを考えても。


大幅に逸れましたが話をクジカン×キカクに戻しましてw

本日初日がどうなったのか、僕は見られなかったので非常に悔しいですが、明日もまだこの『クジカン×キカク』はやっています。
明日っつーか日付変わってるのでもう今日ですねw
今日は我らが鈴木智晴が演出に立ちクジカン×キカクに挑戦。
役者に鈴木区の人は一人もおらず、他劇団で演出をやっている人もいる中…果たして鈴木はどうするのか?
まったく新しい試みに心踊るのか、プレッシャーに潰されてしまうのか!?
頑張れ智晴くん!
楽しい舞台を皆にお届けするんだ!!

と無責任に煽って今日のブログは終わりですw

新しいことって探せば、作ればいくらでもあるんですねぇ。


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