月、花、太陽2015-01-16 Fri 00:38
『王や長嶋が向日葵なら、オレはひっそりと日本海に咲く月見草』
最近見てるM-1グランプリで、お笑いコンビ・ダイアンの紹介文として使われていた言葉です。 キングコングや南海キャンディーズ山ちゃんといった同期がバンバン売れていく中、なかなか目が出ない自分たち…華があるタイプじゃないけどしっかりと頑張っていくんだ、みたいな感じで、ネタ前のアオリVTRでこの言葉が使われてたんですよねー。 でいい言葉だな…と思ったら、現役時代の野村克也監督…ノムさんが言った語録の一つなんだそうです。 そら王や長嶋が出てくるわけだw 1975年、600号を達成した時に語った言葉だそうですが、実は前年王選手が600号を達成してて、偉業は偉業なんだけどインパクトが弱い…と。 で注目度を上げるために一ヶ月前から考えてた言葉なんですってw 姑息wwwとも思えますけど策略家っぽくてとってもノムさんっぽいなーと思いますw ここで一個面白かったのが、向日葵と月見草だと言ったこと。 天体好きの僕としてはどうしても真っ先に太陽と月が出てきちゃうんですが、それを見上げる花に例えるところがまたオシャレだな…と。 たしかに『太陽』よりも『向日葵』の方が、花としてのハデさとか太陽の光吸収しようとめっちゃ前向きな感じとかそういったものが伝わって来る気がします。 月見草もひっそりとしてる感じがいいですよね…うーんマジでオシャレ。 と様々な例えに使われる向日葵月見草…太陽月問題ですが、何処の世界でもそうだなーと思うんですよねー。 ノムさんは野球の世界で自分とスター選手を比べるために使って、ダイアンの場合はお笑いの世界の同期間格差みたいなものの表現として使われてて。 ウチラの世界も人気商売、同期云々…で話そうとするとDABA内格差みたいな話になりそうで面倒くさいのでやめますがw 比較ではなく『自分はどっちかなー』『どっちが向いてるかなー』なんてなことを考えると僕は確実に月見草タイプだと思うんですよねw 見た目的にもオタクっぽいだなんだと揶揄されることも多い(実際オタクなんでしょうがないw)ですし、性格的にも前に出てグイグイ目立ちたいわけでもなく。 お芝居やラジオなんかのトークのこと考えても誰かの発信した情報を受け取ってから始まることが多く、さながら太陽の光を受けないと光ることも出来ない月のよう…と書くとなんか卑下してるようにも見えますが、僕的には皆太陽だと世の中鬱陶しくてしょうがないと思っているのでバランサーとしての需要はあるだろうと、自分の立ち位置には満足していますw 根本論として別に人前に出てキャーキャー言われたくて声優になったわけでもなく、ただアニメのキャラに声を当てる人になりたかっただけですし、好きなことだけやって生きていきたいという欲が強いので人前で頑張るのもなんか違うなーと思うんですよねw ノムさんみたいに自分を売り込むため、みたいなガツガツしたとこもない、マジ月見草タイプだと思いますw でも先述の通り、バランサーとしてだったり必ず需要はあると思うんですよね。 お笑いの場合ボケとツッコミだったらたぶんボケの方が目立つんですよ、おかしなこと言ってるし笑いの量はどうしてもボケの方が多いし。 でも…ツッコミがいないとただのおかしなこと言ってる人になっちゃうわけでw ラジオだと自分がそっちに回るからってのもあるかもしれませんが、お笑い見ててもツッコミが上手いコンビに目が行っちゃうんですよねー。 ほーら、需要があるし見る人は見てるw 若い人と話してるとたまーにそういうことで悩んでる人もいたりするんですよねー、『私には華がない』とかいって。 僕も大概華がないタイプなんで相談する相手間違ってるぜ?とか思うんですがw 華がなくても戦う方法がある、ってことに目を向けてほしいな、と思います。 ギラギラ輝く太陽は世界を明るく照らすけど、直接見ると失明しちゃうんですよねw 月は…世界を照らすほどの影響力はなくても、星見の時の満月みたいに道を照らすことくらいは出来る。 花になれば太陽も見上げられるけど、それでも僕はひっそりと月の夜に咲く月見草が良い。 月見草になって……夜のおねーちゃんのニーハイローアングルから見上げるんやw ま、月見草って別に月見上げてるから月見草じゃないんですけどネーw スポンサーサイト
考察
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