万策…尽きてない!!2015-04-03 Fri 00:11
バトン企画やってたんでだいぶ遅くなりましたがちょうど一週間前…アニメ『SHIROBAKO』が最終回を迎えましたね。
実はその最終回オンエア当日、我々関係者は都内某所に集まり「打ち上げ」なるものを行っていたのです!! フー!楽しい!!w SHIROBAKOっつったらP.A.WORKSさんの作品であり、過去何作か出演させて戴いてる身の感覚としては「また変わったとこ取り上げてるけど面白いんだろうな〜」という感覚がある作品でした。 だってアニメ制作会社のお話でしょ? 僕らアニメに携わる仕事をしてる者でもその全てはわからないような、いうなれば究極の分業。 TVシリーズともなればオンエアという締め切りもある過酷な仕事でもあるわけで、それを書くセクションのプロが集まることで可能にする、ちょっとしたドリームマッチみたいなことが毎週起きてる仕事だと思うんですよねー。 子供の頃からアニメが好きで、ただ絵の才能にはさほど恵まれなかった僕は声優という仕事に夢を見出しましたが、もしダメだったらきっと他の”アニメに携わる仕事”を探したと思うんですよねー、アニメ好きだし。 やっぱ何かで関わりたかったし。興味はあるし。 『花咲くいろは』の時も旅館のお仕事というアニメで滅多に見ない職業を取り上げてましたが、今度はアニメ。 ただ違うのは、今度はそのアニメを作るプロが、アニメ作りのお仕事のことを描くわけで…リアルと理想が入り混絶対すげーフィルムになるんだろうなーという想いがありました。 そしたらやっぱりそうでしたw 1話の時からこだわりや愛がそこかしこに見える素敵なフィルムでしたよね…登場人物多すぎて出番一瞬だったけどw アニメ作りにそれだけ多くの人が関わってる証拠だったんですけど、当時は「覚えられるのかなこの人数」なんて思いながら第一話を見ていた記憶があります。 最終的にはほとんどのキャラクターちゃんと覚えられた、ひとりひとりのキャラクターが立ってるいい作品でしたねー。 僕が演じた下柳さんも出番はさほど多くないもののたくさんの方に好きだと言っていただける役でした。 僕の力っつーかこれは引きが強いだけですね、僕のw と出演者としても1アニメファンとしても楽しみだった作品でしたが、それが…最・終・回!! 終わるのは寂しいものの打ち上げは楽しみだったんですよ、だって半年あまり関わってきて、アニメのことだいぶわかったわけでしょ? スタッフさんのご挨拶のとき、今までよりもより深くどの仕事の人がどんな仕事してるのかわかるんですもん。 なんかこう…感謝の念が前より増えたというか。 そこも楽しみだったんですよね〜、ありがとう!って素直に思えるじゃないですかw 始まる前からウッキウキで会場に向かいましたよね。 ![]() 入り口の看板! 打ち上げでなく「納品完了記念パーティ」なんて言い方が出来るのもSHIROBAKOらしくていいですよねw 今回の打ち上げ、すごい楽しみがあったんですよ。 通常アニメの打ち上げはその作品を作るのに関わったスタッフさんが集まるわけですが、今作はアニメ業界を描いた作品。 各キャラクターにはモデルがいたりするんですが…そのモデルも呼んでしまおう!という企画が入ってたんですねー。 会場につくとそこかしこにアニメの中で見たことある感じの人が! 知り合いにもモデルになってる方がいるんですが、誰もが別に何も言われてないだろうに作品内で出てきたのと同じような服装でそこにいて…なんだろ、ちょっとしたコスプレ広場みたいw でもコスプレじゃないんですよね…コレが本物なんですもんね……すごい光景だw アニメ業界のことを描いてるのでそんな華々しい格好の人はいませんけど、なんとなくアニメの世界に入ってるかのような気分になれました☆ 打ち上げではラジオやってたメインキャストの女の子たちが番組内で制作したショートアニメの上映があったり、壇上でEDのダンスやる余興があったりと愛に溢れた内容盛りだくさん。 最後は1本締めとかの代わりにドーナツが配られ「どんどんドーナツ!」をみんなでやって終わるというとっても素敵な時間でした。 もちろんそのままでは終わらず2次会に突入w 二次会ではちょうどオンエアの時間とぶつかる、ということで、テレビが見られる会場が用意されみんなで最終話鑑賞。 …電波の関係かなにかでTOKYO MXが映らないお店だったらしいんですが、そこはそれ、スタッフさんがSHIROBAKOの白箱を用意w オンエアと同じ感覚で見られるようにと間にCMも入れてくる徹底っぷり。 ただ実際オンエア時に入るCMではなくSHIROBAKO関連のCMばかりでしたが…逆にそれも含めてスーパーSHROBAKOタイム。 「1巻の次は……2巻(のCM)だー!!」と大盛り上がりでしたw でも打ち上げの最中に最終回オンエア見られるって素敵ですよね、一体感も出るし。 2次会で最終回も見て「終わるんだな…」という余韻に触れたからなのか、その後の3次会…予定には入ってなかったみたいなんですが「3次会行く人!!」つって役者も含めて20人以上が残るという異常事態w 3次会でこんな人数残る作品初めて見ました…キャストにもスタッフにとってもそれだけ思い入れのある素晴らしい作品だったってことですよね…いやホント良い作品に関われてよかった。 3次会の乾杯はなぜか「乾杯ー!」ではなく「万策尽きなかったー!!」つって乾杯しましたが、実際のアニメ制作もかなりキワドい感じだったそうで。 万策尽きず最後まで走り抜けたあとで飲むお酒はさぞかし美味しかったんでしょうね…本当にお疲れ様でした。 アニメラストでは木下監督の次回作の話もありましたし、何らかのかたちで続編が出来たらいいな、と切に願います! 『えくそだす!』も『第三少女飛行隊』もあるしね! 僕らのSHIROBAKOは!まだまだ終わらない!! 半年間素敵な作品と想い出をありがとうございました。 スポンサーサイト
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