素晴らしき発想力2015-04-12 Sun 00:03
春ー。
お花見が出来るくらいには気候も良くなってきて、しばしば仕事終わりなんかに歩いて移動してみることが増えてきました。 それこそ桜が咲き誇っていて、普段そういったミヤビ的なものを愛でる気持ちはあまりない僕でさえ見惚れてしまいます。 さすが日本の四季。 ![]() 美しきCherry Blossom また春がやってきて世を歩く街の女性たちの服装も春らしくなってきました。 色味的にもパステルカラー的なものが溢れ、桜がなくとも春の訪れを感じさせてくれます。 …日によっては寒そうですけどね…ご自愛戴きたい。 でもニーハイは履いて頂きたい(我儘) 寒さが過ぎ春がやってきて何処か視線も少し上向きになった気がします。 それに合わせてなのか、普段だったら気にならないようなものが目に止まったりして。 先日仕事終わりの散歩中に道を歩いてたら、とある車に文字が書いてありまして。 文字…文字?なんですかね?写真撮るの忘れたんでネットで探しましたがだいたいこんな感じの文字でした。 ![]() 不思議文字。 ちょいちょいいろんなところで見かける書体の文字ですね。 みなさんもどっかで見たこととかあるんじゃないでしょうか。 もちろんれっきとした文字でして、アルファベットで『HK』と書いてあります。 街中で見かけた文字はこの2文字ではありませんでしたがテキトーに打ちました。 この2文字にした理由は変態仮面w 言われてみればなんとなく「あー」とはなりますけど、言われないとなんて書いてるのかわかんないレベルですよねー、この2文字だったら特にHの方が。 カッコよさ、デザイン性を重視した結果わけわかんなくなるとかあるんでしょうか… でもね、こういう発想って素晴らしいと思うんですよね。 そもそも文字だって今ではこうと決まっているから読めるけど所詮は線を結んでかたちにしたものなわけで、決まりを理解してるから読めるだけのもの。 アラビア語みたいに独特な文字列だと僕にはまったく理解できないわけで、それはどこの誰でも同じことだと思うのです。 でも理解できる…ひとえにソレは教育の賜物。 読める範囲で、常識に囚われない発想を用いて既存のカタチを崩していく…とっても素敵なオリジナリティだと思います。 とここでふと、昨年見に行った小林賢太郎さんの美術展を思い出しました。 舞台美術で使ってきたものを中心に展示をしたその美術展で、その造形が好きで好きでたまらないという「ひらがな」を題材にした作品が飾られていました。 『46ピースのパズル』というタイトルなんですが、46ってのはひらがな50音のこと。 50音というのに46個しかない不思議にも触れつつ、自身で自作の「ひらがな」を創作するというトンでも発想をかたちにした作品。 さすがに転載したりするのは失礼に当たると思うので皆さん自分で調べて見てみて下さいw そこには…ひらがなっぽくてどっかで見たことありそうなんだけど一度も見たことのない46のピースが並んでいます。 それぞれになんて読むのか発音もあるんですって。 誰も知らない文字だしきっと使いドコロもないんでしょうけどw そういう意味では、上で紹介したようなフォントは存在する文字の変形ですから、使いどころのあるクリエイティブな発想ということになります。 こういうの作れたら面白いですよね…!デザインセンスとかも問われるだろうから作るのは難しいけどw こういう『自分にはない脅威の発想力』ってすごく惹かれますよね、というお話。 誰しも持ってるんだろうけどみんな使い方を知らない能力なのかもしれないな、とも思います…あればいいなぁ、僕の中にも知らない発想力が。 スポンサーサイト
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