家で見る星空2015-10-26 Mon 00:14
超絶綺麗だったオリオン座流星群観測。
コレ冗談じゃなくホントに綺麗で、空見てるだけで2〜3時間とかすぐ経っちゃうレベルで見応えがあるんですよ。 がそれを伝える術がない…とても嘆かわしいことだと思いませんか? こういう時に一眼レフとか持ってれば写真が撮れるのに…と思っていた時期が私にもありました。 今の時代コンパクトデジタルカメラでも機種によってはいろんな撮影が出来、星空の写真も撮ることが出来るものが存在します。 ってか僕の使ってるデジカメがまさにそれです。 ということで本日は星の写真だよ!! 一般的には星景写真を撮ろうと思うと一眼レフのカメラにしっかりとした三脚と非常に重装備になるんですよね。 星見は深夜に遠いところまで行くので車での移動が主ですが、車を持たずペーパードライバーな僕は人の車にお世話になるわけで…ただでさえ防寒具とか荷物多いのにこれ以上持ちたくない。でも写真は撮りたい…という僕みたいな人にとってありがたいのがコンデジ。 僕が星景写真を撮るときに使う機材は以下のものだけ。 ![]() コンデジとミニ三脚。 三脚は脚がグネグネ回って色んな所に固定できるタイプのもの。 いうても1000円くらいの安物w デジカメの方はCanonのPowerShot S120。 だいぶ前に買ったものですがモードとして星景写真を撮るモードが付いてるので重宝してます。 …とこの2つ、カバンに入れても邪魔にならない程度のサイズ感で星の写真が撮れるのです…すごい! もちろん一眼レフのカメラに比べれば画質は劣りますが…この手で星空を切り取ることが出来る、と考えるととっても素敵ですよね。 ということでこの2つのアイテムを使って今回撮ってきた写真がこちら。 ![]() オリオンとタウラス(クリックで拡大) デジカメで撮ると肉眼では見づらいスバルもくっきり。 この日の空のコンディションが良かったことがとてもよくお分かりいただけるかと… 「どうせなら流星写り込まないかな〜」とかも思ったんですが、僕のコンデジでは一枚一枚手動で撮らなければならず、そんなことしてたら肝心の肉眼での流星観測が出来ないじゃないか!ということに気が付きまして、流星の写真は一眼のカメラチームにお任せしました。 にしても星空の写真がこんだけ撮れたら十分でしょ? さらにこのカメラには違う昨日もついてまして…こんな写真も撮ることが出来ます。 ![]() 星の軌跡。 教科書かなんかでもご覧になったことがありません?こういう写真。 これはカメラを固定して何秒かおきに写真を撮影、画像を合成して星の軌跡を撮る撮影法。 カメラのモードでは『星空軌跡』というそのまんまな名前が付けられてましたw 一個上の写真とまったく同じ画角で撮ってるのでどこになにがあるかはわかるかと思いますが…これはオリオンやおうし座があるあたりを約40分ほどかけて撮影したもの。 ぼーっと見てると気がついたら移動してる星も、実は40分でこれだけ星は動いてるってことですねー。 てかこんな写真をコンデジで撮れる時代が来てるんですね…いやーすげぇ。 そしてこの写真を撮ってみて、やってみたいことが出来ました。 オリオンの星空軌跡もおもしろいけど…軌跡といったらやっぱアッチを撮るべきでしょ!というわけでカメラの向きを変えて再度撮影。 ![]() ポラリスをセンターに。 これこれ!星空軌跡の写真っつったらやっぱコレですよね! 空の中心・北極星を中心にした軌跡の写真。 まるでコンパスで線でも引いたかのようになるんですねー。 地球の自転軸のほぼ延長上にあるためどれだけ地球が回転してもほぼおなじ位置にあるという北極星…古くはこの星を頼りに航海をしたり、位置を知るのに必須だった星。 お話ではよく聞きますけど、星空を見上げても星がどう動いてるかまでは目視で確認しにくく、なんなら北極星であるポラリスは明るさでいえば2等星。 シリウスなんかに比べればさほど明るいわけでもなく、見ごたえとしては弱い星なんですよね。 でもこうして撮るとハッキリとその役目、重要性がわかりますよね!ポラリスすげえ!w ちなみにこちらの写真も同じく40分ほどかけて撮影したもの。 どちらもそうですが、山や木など動かない対象を入れて撮るといかに星が動いてるかがわかって楽しいですよね。 自分の想い出と楽しみでもありますが、こうしてブログで紹介すると皆さんにもおすそ分けできるのでいいですね。 興味を持たれた方は是非一度、本当の星空を眺めに行ってみてください! きっとそこには人生が変わるくらいの景色が広がってますよ☆ スポンサーサイト
星宙
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