ありがとうさようなら2016-03-27 Sun 00:11
家でくつろいでたら突如メールが。
「今日夜から飲むんですが間島さんどうですか?」 後輩からのメールでした…過去のw 彼は数年前、実家を継ぐため声の仕事を辞めたんですが、どうやらあと数日で東京を離れるらしく、その送別的な飲み会が今宵開催されるということでご本人から直々にメールが来た次第。 彼が継ぐ実家…というのはお寺なんですが、数日前までは東京にあるその宗派のお寺で修行をしていたんだそう。 修行が終わり実家に戻るまでの数日間の間に、東京の知り合いにたくさん会っているんだそうで。 聞いたら修行の期間はなんと…二年。 すげえ!!w せっかくなので修行中のことやこれからのこと、お寺のしきたりみたいなことなどいろんなことを聞いたんですが、いやー非常におもしろかったですね。 もちろん他人事なんで言えるんですけどw 修行の内容もちらりと聞いたんですが非常に過酷で、それを耐え抜いた人々がお寺で働いてらっしゃるんだと思うと、お坊さんってやっぱすごいんだな、というのも感じました。 知らない世界に触れるのは非常に楽しいことなのでいろんなことを聞いたんですが、やっぱお経に関することがおもしろかったですね〜。 タモリ倶楽部で前にお経を扱った企画をやってたことがあってすっごい面白かったんで(お経でヒットチャート作ってましたw)聞いたんですけど、宗派によって違うお経ごとの説明をしてもらったりして。 それこそお経って漢字だらけの印象ですが、ひらがな混じりで書かれたものもあったり、中にはありがたい言葉を並べただけの、文章としての意味はあまりないものもあるんだとか。 あれです、寿限無みたいなもんw 宗派ごとに違うお経を読むんでしょうが、幾つかの宗派で読まれるものも存在したりと調べていくとなかなか奥が深そうな世界だな…と、ありがたい話を聞きながら『マジP!』的な思考が止まりませんでしたw なにより、いろんな質問をされるのに対し一つ一つ丁寧に、且つ的確に答えていく様に、彼の人間としての成長を感じました。 我々も養成所を出ているわけでそれを修行、と呼ぶことも出来ますが、そんなものとは比較にならないほどしっかりとした『修行』を行い達成した者は、それに見合った進化を遂げるんだなぁ、と。 …なんなら声優の養成所にお寺の修行を盛り込んだほうがいいかも、と思うくらいw 入所して、3ヶ月くらい演技やお芝居のことやって、その後半年くらい修行して、みたいなw そのくらい人としての大きな器を手に入れてきたな、という感じがしました。 ちょっと前にも、違う世界を目指し辞めていった後輩に誘われたことがあったんですが、こうして辞めていった後輩がまだ誰かと繋がっていて、まわりまわって僕のところまで繋がってくるのがおもしろくもあり嬉しくもあり。 世界は違ってしまいましたが後輩ではあるので、彼らに負けないようにいつまでも先輩でいられるように、僕も頑張っていかなきゃな、と強く感じますね、こういうことがあると。 やはり出会いは人の力であるな、と強く感じました。 …しかし…むしろ辞めていった人間の方が今いる後輩より誘ってくる気がしているのはなんでなんでしょうかw 滅多にないことだから印象に残ってるだけなんでしょうけど、にしても腑に落ちぬw スポンサーサイト
後輩と遊ぶ会
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