星に願いを2016-07-08 Fri 00:07
笹の葉さらさら。
7月7日は七夕の日。 梅雨の時期にドッ被りなため雨の日になることが多い七夕ですが、今年は晴れましたねー。 なんなら今年イチバンの暑さを記録したとか…晴れ過ぎw お空の上の織姫彦星には地球の天気は関係ないでしょうが、二人もさぞ喜んでいることでしょう。 さてそんな七夕。 過去にもいろいろ七夕に関する記事を書いてきました。 各国の七夕伝説について調べてみたり、七夕の天気について調べたり、催涙雨について調べたり。 詳しく知りたい方は過去のブログを遡ってくださいw そんなこんなでいろいろ書いてきたんですが、もっと根本的なところにある疑問を見落としていたことに気が付きました。 それは…なんで短冊に願い事書くの?w 皆さん七夕伝説はご存知ですよね? 織姫と彦星が恋仲になったら働かなくなって天帝にすげー怒られて川を挟んで分かたれて。 毎日毎日シクシク泣いてたらかわいそうになって年に一回、カササギの橋を渡って会うことが出来てよかったね☆ と、ざっくり要約するとだいたいこんな感じ。 ではここで問題。 この物語の中で、どこを見ると「あ、笹に短冊結んで願い事をしよう!」ってなりますか? ならないでしょ!w そもそも願い事は誰にしてんの?織姫?彦星?カササギ?それとも天帝? そのうちの誰かに願い事叶える能力あんの?もうわかんないことだらけ!!w さあ、わかんないときは調べてみよう、それが『マジP!』の鉄則w 調べたところ七夕伝説の由来には3つの説があるんだそう。 一つは先述の織姫・彦星。 一番有名なものですよね、さっき書いたから二度は書きませんw 一つは古代日本の禊の行事から。 お盆の前に先祖の霊を祀る準備みたいな感じで禊を行っていたんだそうで、その行事が『7月6日に、選ばれた女性が清い水辺の機屋に籠もり、神様の為の着物を織り、7日の夕方に禊をする』といった内容。 この行事の名前が『棚機女(たなばたつめ)』と呼ばれていたことから、現在の七夕の語源になっているとか。 …考えて見たら七の夕でタナバタって読めないですもんねw 7日の夕方に禊をする棚機女、と考えれば非常に納得の読み方ですね。 そしてもう一つは古代中国の宮廷行事。 乞巧奠(きこうでん)という行事なんですが、7月7日に一年で最も光り輝く織女星(こと座のベガ)に、機織りや縫製が上達しますように…というお祈りをする風習があったそうなんです。 はい、やっと七夕にお祈りする風習が出てきました!!w ここから次第に機織りなどのことだけでなく、芸事や書道など祈りの幅が広がり、現在ではもう何でもかんでもお祈りするようになったわけですねw ちなみに何故笹(竹)に飾るのかというと、そもそも古来から笹は神聖なものとして扱われていたから。 笹は繁殖力が強く、根強い(てか竹林は全部根っこがつながっていてみんな同じ竹)ため、生命力と神秘性を感じた古来の人々は古くから神事の際に使っていたんですって。 そこからさらに『笹の葉のこすれ合う音は神様を呼ぶ神聖なる音』という考えも加わり、より神聖視。 神様にするお願いだから、短冊を笹につるそう、となったようです。 調べてみるときちんとした理由があったんですねー。 そもそも七夕に3つの由来があったとか知らなかったし実に面白いもんです、また一つ賢くなりました。 え?七夕の願い? そんなの決まってるじゃないですか世界中の女のおっぱい揉みたいって書きますよ!w 神様!お願い!!願いを叶えて! ムリなら見るだけでもいいから!!w スポンサーサイト
星宙
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