イノチの進め方2016-12-18 Sun 00:17
皆さん、永遠の命って欲しいです???
…何を突然バカなこと言い出してんだこの人は、とか思わないでください、僕も馬鹿馬鹿しい質問だなと思ってますw 今日外出した時たまたま隣の席の人がそんな話してたんですよ、なんでそんな話になったのかも知りませんけどw その人たちの結論としては「周りがどんどん死んでいって、最終的に知らない人だらけになって寂しいからヤだ」みたいな感じでしたが、実際にそんな体験したこともないのによくそんな荒唐無稽な想像だけで喋ってられるな、と思ったんですw まぁマンガとかどっかの物語でたまに描かれてるのを見た結論なんでしょうが。 そんな話をBGMに時間を過ごしてたんですが、ふと最近読んでるマンガのことを思い出しました。 『火の鳥』っていうんですけどw 『まだ読んでんのかよw』というなかれ…ストーリーに切れ目がないから腰を据えて読めるときじゃないと進めらんないのです…それでも10巻くらいまでは読んだんですけどね。 『火の鳥』はそもそも、その血を飲むと不老不死の力を得る事ができるという火の鳥を追い求めるお話がメインです。 いろんな時代に存在する火の鳥と、それに絡み合う人だったり人じゃなかったりするものたちの紡ぐストーリー。 その中のお話の一つ『望郷編』という物語には、冷凍睡眠という概念が登場します。 冷凍睡眠…コールドスリープってやつですね。 遠い未来、人口が増えすぎた地球を捨て安く買い叩いた遠い星で暮らすことを決意した若者二人。 がそこは地震が頻繁に起こるとても住めたところじゃない星…女のお腹に子どもが宿ったところで男は事故で死んでしまいます。 広い星にたった一人残された女…地球に戻るための宇宙船も壊れてしまいガチひとりぼっちになるんですが、その女はこの星で生きていくことを決意します。 そしてこの星の人口を増やすために、自分のお腹から生まれて来た男の子と子供を作ることを計画。 一緒に連れてきた家事ロボットに息子の世話を任せ、自身はコールドスリープ、20年後に今と同じ姿で蘇り子供を増やしていくのです… というかなり壮大でヤバげな話なんですが、この物語に出てくる『コールドスリープ』という技術。 火の鳥の血が持つ永遠の命には及びませんが、これもある種の永遠を生きる方法だと思うのです。 で、考えたのです。 冷凍睡眠してまで長生きしたい?ってw 定番の冷凍睡眠話(?)としては恐らく『現代の技術では治すことが出来ない不治の病の治療法が見つかる時代まで眠り続ける』だと思うんですが、これはまだわかるんですよ。 ほっといたらすぐ死んじゃうわけでしょ? ならばコールドスリープすることで体の生命活動を止め、生きるために未来を選択するわけで。 じゃなくて例えばただ単純に「未来が見てみたい」ってだけで、コールドスリープしたいか、と。 ラーメンズのネタにそんなんあるんですけどねw 僕にはコレが理解しがたい。 だって冷凍睡眠するでしょ?仮に20年後に起きるでしょ? 20年もしたら技術はいろいろ変わっていることでしょう。 20年前はスマホなんてなかったし、Suicaとかもなかったわけで。 そりゃあ様々な技術革新が起きてるわけです。 …改めて起きてそれ全部覚えなきゃいけないんでしょ?手間ですよそんなんw なんでそんな新しくバイト入っていろんな作業覚えるみたいなことを自ら望んでやらにゃならんのですか。 それに2週間もすりゃその時代に慣れ始めるわけで、20年前はなかった技術にときめく心はすぐにしぼんで普通に現代生きるのと同じになることうけあい。 知り合いが20歳年を取った姿を見て切ない気持ちになるくらいしか、20年先の未来を感じる手段はなくなっていくのです。 これが50年100年だったりしたら、それこそ知り合いが誰もいない、なんてことになるわけで…冷凍睡眠ぜんぜん楽しくない。 やはり冷凍睡眠による長寿にはあまり意味を見いだせないのです。 これが例えば永遠の命だったらいいんですけどね。 その時代その時代をずーっと生きてるわけでしょ?改めて覚え直す技術がまとめてくることもないし、ずーっと情報を得続けられる。 周りの人は年を取っていくとかは冷凍睡眠と変わらないしみんな先に死んでいくんだろうけど、生きてりゃ新しい友だちも出来るだろうしその辺の哀しみはある日突然100年後の世界にぶっ飛ばされる冷凍睡眠よりも断然気がラク。 一つだけ気になるのは…永遠の命って病気とかケガとかにはなるのか、って問題ですかね。 死なないけどすっげー苦しいとかだったらヤじゃないですかw その場合死ねない身体が逆に足枷になるわけで、だったら永遠の命なんて要らないから”生涯健康な身体”とかの方がよっぽどいい。 …! それだ。 人類が一番追い求めるもの…それは他者よりも長く生きることなんかじゃない。 ずーっと健康でいられることだw しかしよくもまあこんな体験したこともない荒唐無稽な想像だけでブログ書けるもんですね、僕もw あー楽しかったw スポンサーサイト
考察
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