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マジP!

間島淳司の日常をプロデュース!!

ボクのかんがえたさいきょうの…!!

漢字って、おもしろくないですか?

…またこいつはなにを言い出したんだとか思われてそうですがまず聞いてw


漢字っつったら主に日本と中国なんかで使われている文字なわけですが、もともとは中国から日本に入ってきたもの。
入ってきてから変化したものもあるでしょうし、日本で生まれた漢字もきっとあることでしょう。
同じ字でも全く違う意味を持つ漢字もあったりして、ソレ調べてもおもしろそうだなーとは思ったんですが、今回はそれは先送りにしつつ、ネットで見つけた『最も難しい中国の漢字』というものをご紹介しようと思います。

最も難しい…まぁ平たくいえば画数が最も多い字ってことですが、まずは日本の場合だとどうなのか。
見たことある日常で使う範囲でいえば一番画数が多い字はコレでした。

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ウツ。

『読めるけど書けない』でお馴染み、憂鬱の鬱の字ですねw
こちらは漢検でいうと2級で出題されるものだそう。ちなみに画数は29画。
1文字で29画っつったら相当ですよ…よく学生時代はテスト受ける時に名前の画数多いとテストの時間それだけ減るから損だなーなんてことを考えてましたが、僕の名前『間島淳司』が4文字で38画ですから、鬱って字が名前に入ろうもんならとんでもねぇことになることは必至。
…まぁ鬱なんて字が名前に入ってる方がとんでもねぇことですけどw

ちなみに見たことない系の字だとこちら。

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ソ。

こちらは荒々しい、とかほぼとかおおよそ、みたいな意味を持つ漢字。漢検でいうと1級で出てくる字。
ちなみに画数は33画。
使ったことはないし使われてるの見たこともないですけど漢検に出てくるってことはちゃんとした字なんでしょうw
てか『荒々しい』みたいな意味ならもう『荒』とか『粗』とかで代用できそうな気もしますけどw

とここまでは漢検で出て来る文字。
これ以降は漢検には出てこない難読漢字になります。

17093003.jpg
ドウ。

こちらは「鼻が詰まる」とか「鼻声で話す」とかいった意味を持つ漢字。画数は36画。
ドウ以外にもナンとかノウとかいう読みもあるようですが、音読みのみで訓読みはしない模様。
…一文字で36画もかかるわ、我々の職業からしたら全然喜ばしくない意味合い持つわ、ロクなことがない漢字ですねw

そして次の文字が日本における最高の画数を持つ漢字。

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たいと。

ほかにも「だいと」「おとど」など読みは複数あるようですが、漢字の中で最も画数が多いとされるのがこの文字。
当然漢字の祖国・中国で生まれた漢字ではなく日本で生まれた国字と呼ばれる漢字になります。
ちなみに使い方としては名字に使われる文字…ということなんだそうですが、昔の文献には出てくるもののこの名前を名字に用いている実在する人物は確認されておらず、なんなら上の『雲雲雲』と下の『龍龍龍』は別の字で、ホントは2文字なんじゃねぇのか、という説も出ている不思議文字。

てか先出の鹿3つのソといい、他にも龍を4つ重ねた『テツ』という字や、興を4つ重ねた「セイ」という字など、日本の画数多い系の字って同じ文字重ねるの好きなんですよね…なんかこういうのって騙されてるような気になりません?w
もっとこう…難しいってんなら×3とか×4じゃなくて、覚えるのもしんどい全部違う!!みたいな字の方がオラワクワクすっぞ!w
と思っていたところに今回のテーマ・中国生まれの難しい漢字が登場します。
この字はヤバイですよ…見てください!

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ビィアン。

どうですかこの…部首オールスターズみたいな文字w
あなかんむり、にくづき、りっとう、したごころ、しんにょうと一文字に5つもの部首が入り込むこの文字…そしてなによりこのバランス。
4つ並べるだけの日本の漢字とは一線を画した機能美さえも感じます。
画数的には56画と日本の感じには劣るものの、完成度では完全に日本が遅れを取った感を感じます。さすが元祖漢字の国。

ちなみにこの漢字、どういった場面で用いられるどういう意味を持つ字なのかといえば。
…ビィアンビィアン麺っていう名前の、きしめんよりも太い麺料理が中国にはあるんだそうですが、これを漢字で表記する時に使う字なんですって。
他の使用例は無しw
どうやって出来たのか起源もわからないそうで、ただただ文字だけが存在しているという…そういう意味では日本の「たいと」と同じですけど一応麺の名前ではあるわけですからねぇ…てかなんで麺にこんな難しい字をw
しかも2回繰り返してるから麺まで含めると画数128画にもなるという…絶対注文しねぇ!!w


ちなみに。
他にもなんか画数多い文字ないかなーと思って調べてたんですが、こんな字が出てきました。

17093006.jpg
ギャアアァーーーーー!!!

またいろんな漢字組み合わせて!なにこれ!!w
この字は『ぼんのう』と読む字だそうで、書くだけで煩悩が取り去れるとか、書いて燃やすと煩悩取り去れるとかいろんな伝説みたいなのも付いてる漢字なんですねー、もちろんコレで漢字1文字。
またすごいのがコレ、画数が…108画なんですねー。
108といえば除夜の鐘でもお馴染み、煩悩の数といわれてる数字ですよね。
一画一画に煩悩が乗って、すべてを書ききった時に拭い去れる、と…なんてよく出来たお話。

当然っちゃ当然ですがこちらの字も起源なんかはわからないのでおそらく誰かが創作した文字でしょうけど、こうやって漢字も遊び感覚で作ってみるのも面白いかもしれないですよね。
てかそもそも国字ってそうやって生まれていったのかも。
良いね、クリエイティブだね!!


頭の体操にちょうどいいかもしれませんね、創作漢字。

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