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マジP!

間島淳司の日常をプロデュース!!

1リットルの水

皆さんにすっごいことをお教えしましょう…なんと。


来年、キログラムの基準が変わります。


なにいってるかわけわかんないと思いますけど実際そうなるらしいですよw

重さに定義なんてあんの?あるとしたらなんなの???といろいろ疑問はあると思いますが、なんでも『キログラム』を定義している物体がパリにある国際度量衡局ってとこにあるんだそうで。
でっかい1kgある分銅がそこにはあって「国際キログラム原器」って名前がつけられているですって。

そもそも1kgというのを定義した方法は、先に長さの単位「メートル」が決まって、そこから「10cm×10cm×10cmの体積の、摂氏27度の純水の重さが1kg」って方法だそうで。
これに基づいてその重さを再現したのがこの国際キログラム原器。
ただ物体ってこの世にある限り汚れたり削れたりするじゃないですか?
3重の気密容器に入れて保管はされているものの、測ってみたら重さが若干変わっちゃってたんですって。
まぁ変わったっていっても50マイクログラムらしいんで、僕らからすりゃもう誤差範囲だろそれってレベルなんですけど。

ということもあり、「こりゃあかんで」と誰しもが思ったとか思わないとか…てか他の基準、長さや時間なんかはもう現代的な定義に切り替わってるらしいんですけど最後まで残った古い基準がこの原器なんですが。
それを他のものと同じく新しい基準に切り替えよう!ってことがここ何年か言われてたんだそうで、じゃあその基準どう決めんのよ???って話になってまして、このほどこの新しい基準を決める方法が発見された、ということらしいです。
その方法とは。
量子力学の定数「プランク定数」を使って、原子と原子の間の距離をレーザー使ってしっかりビッタリ測って、そこから算出された1kgをケイ素を固めて球体として再現した…と。


結局作るんかいw


でもかなり精密な算出方法で作った結果、もともとの国際キログラム原器よりもより精度の高い1kgを作ることに成功したとかなんとか。
で、基準をコレに変えるかどうかの会議が来年行われて変わるかもしれない、ってことらしいです。

なんにでも決め事ってあるもんですけど、重さにもそんな基準があってそれが物体として作られてるとか知りもしませんでしたよねー新発見。
精密に重さを測りたい科学者の皆さんは今まで国際キログラム原器を元に作成したレプリカを使って1kgを求めてたとかなんとか…知らない世界だわー。

ちなみにキログラム、漢字で書くと『瓩』と表記するそうです。
もともとは「グラム」が日本に入ってきた時に漢字で『瓦蘭姆』と音訳されて、頭の『瓦』だけでグラムを意味する、ってところから、グラムの1000倍だから瓩、という漢字が作られたそうで。
ちゃんと「キログラム」で変換すると出てきますよ?iPhoneでも出たので興味のある方は一度変換してみてください。


知らないことを知れるのは楽しいもんですね。

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