今日は質問コーナーです2017-11-02 Thu 00:13
もうタイトルコレにしてすぐ質問にお答えするようにした方が良い気がしてきたw
長いですしね…ということで質問にお答えしていきまーす。 ・アニメなど一つの作品でメインの役の他に兼役をされた場合のギャラってその分プラスになるんですか? なりませんw何役やっても一介のアニメーションでもらえるギャランティは同じ額ですね。 例えば主役やっててものすげーセリフ量あっても、兼役4役やってるけどそれぞれ一言ずつしかなくて合計4つしか台詞喋ってなかったら、どっちがたくさんお金貰った方がいいと思います? 絶対主役の人じゃないですか。 …まぁそうなると芸歴でギャランティが決まったりすることもあって、若手で主役やってる子よりは喋ってない僕のほうがもらってたりすることもあるので非常に不公平な金額制度だなーとも思いますけどw まぁ金額がお高いってことは、それだけの仕事が出来るぞ、という自負でもあるわけで、それに応えていかなければならないってことでもあるんですけどね。 とりあえず役の数でギャラが変わる、ということはありませんね。 ・他の方が演じた役で自分も演じてみたいなぁと思ったものはありますか? んー…ないですかねー?演じてみたいっつったところで演じることなんか出来ませんし、そうなったらもうバトルの始まりじゃないですかw この仕事就く前はよく好きなマンガの音読とかしてましたけど、それがアニメ化したりしても別になんも思わなかったですし、アニメ見て「この役好き!」ってなっても、それは声も含めての評価だと思うので「演じたい!」とはならないですかね? あ、でも舞台とかだと考えるかもしれませんね、「もしこの作品を僕がやるとしたらどの役やるか」みたいな感じで。 自分だったらこうやるなー、とかこの役ならやれそうかなー、みたいな感じなので質問の答えとは少しズレちゃってますけど。 そう思う時も役をやりたい、というよりはその作品がやりたい、って感じのほうが強いかもしれないですね。 鈴木区の朗読やったりするときはそんな感じで考えてたりしますね。 次は…なにやるのかなぁ…新作?それとも過去公演? また鈴木区作品を朗読化したいですねー。 ・お仕事をしていてスポーツ選手のような”ゾーン”に入るような経験ってありますか? お求めの答えになるかはわかりませんが近い感覚になることはありますね。 お芝居でもそうでないものでもよく言われることですが、作業をしてる時に「冷静な自分がフカンで見てる」なんてことを聞いたりしますよね? のめり込みすぎて周りが見えなくならないようにしなさい、みたいな意味も込めてそういうことが多いんですが、アニメってほぼほぼコレだと思うんですよね。 アニメって自分のキャラを見て口が動いたらお芝居するんですが、実際芝居をすることを考えたらそんなことあり得ないわけじゃないですか? 本来なら演じてるキャラの立ち位置に自分がいて、そこから見える景色を見ながら台詞を喋るのが正解なわけで、そういう観点からしてもアフレコというのは非常に特殊なお芝居。 もう見えてる世界がそのキャラからしたらフカンの世界なわけです。 そこに心を添えて演じていかなきゃならんので冷静に考えるとすげーことしてるなーとは思うんですが、ごく稀にのめり込みまくると「視界がキャラと一体化」することがあります。 今自分の目の前には誰がいて、その人に向かって喋ってて、というのがまるで舞台をやってるときみたいに感じるってことです。 こうなると…考えなくていいんですげー芝居がやりやすいですw 普段はそれを擬似的に行ってるもんで、アフレコ中ってすげー考えることいっぱいなんですよ。 まぁ空間としてはスタジオの中でマイクワークもあって台本見て画面見てってやらなきゃいけないので、そうなる時はガッツリお当番の回とか主役やっててマイク動かなくて良い時くらいしかないので最近はあまりこの感覚にはならないですけど。 また味わいたいもんですね、あの感覚。 ・間島さんはエグゼイドに出てきた「あまがさきれん」というキャラはご存知でしょうか? 質問者さんの学校の男子が放送期間中に「天ヶ崎恋超カッケー!」とか言ってて気になったそうです。が…知らないわけなくないですか?だってエグゼイド全話見たんですよ僕w 天ヶ崎恋はいいキャラでしたね…演じてらっしゃった小手伸也さんのビジュアル含めたキャラがすげー立ってたんですよねw 小太りのオッサンみたいな外見なんですけどやること成すこといちいちイケメンっぽい人物像で、その正体は敵であるバグスター。 人間状態のときは小手さんがそのままお芝居なさるんですけど、バグスター形態になると突然声が諏訪部さんになって超イケメンになるんですよ。 これがまたすげーインパクトw 人間状態のときでもバグスターの能力使って喋る時は諏訪部さんが声当ててたりして、イケメンパラダイスなライダー世界に一石を投じた超絶濃ゆいナイスキャラでした。 24話に初登場して出たり出なかったりしつつ、32話あたりで倒されてしまい結局10話も出てなかったんですが、その割にはこんだけ記憶に残ってるってことはやっぱキャラ立ちが凄まじかったんでしょうねw 久々に見たくなったな…後で見ようかしらw ・声優さん同士でプライベートで誕生日祝ったりすることはありますか? その「声優さん」ってのがどのレベルの声優さんを指してるのかわかりませんがw このブログでもちょいちょいそういう話書いてましたよ?昔は。 最近あんまなくなりましたけど昔は「誕生日は祝わねばならない」という謎の使命感に駆られてた時期がありまして、その頃は誰かが誕生日のたびにお祝いの会をよく開いてました。 まぁ言うてキヨとかその辺が多かったんで皆さんが想像するであろう人気声優はそこにはいませんけどw 一番スゴかったのは5年位前の川原さん誕生日ですかね… まず少し早めの時間に川原さんを呼び出して「キヨに任せたら誰も集まらなかった、ごめん」と盛大に嘘をつきます。 で「お店は押さえちゃったから悪いんだけど僕とキヨと川原さんの3人でお祝いしよう」と言いつつ、時間つぶしに喫茶店で30分ほどモンハンをします。 その間に他の皆さんには先に会場に集ってもらい、我々の到着を待ち構えていてもらいます。 時間になりお店に移動して中に入ると、誰もいなかったはずなのに30人くらい(ほぼ女子)に「川原さんお誕生日おめでとう!」と言われるという…まぁ平たくいえばドッキリを仕掛けたことがありますw そのために川原さんと1度でも会ったことある知人に声かけまくって仕込んだのが懐かしいですね… コンセプトは「川原さんをたくさんの女の子にちやほやしてもらおう!」でしたw ・間島さんは幼稚園の頃に鎖骨を骨折したらしいですが、他にも骨折の経験とかありますか? なんで僕の骨折遍歴に興味持ったのかわかりませんがお答えしましょう、ありませんw もともとアクティブな方じゃないんで骨折するようなハデな遊び方しないんでね、特に骨にまで異常が出るようなことはほとんどないですね。 ただ骨折ではないですが…子供の頃に肘の骨が外れたことならあるそうです。 親から聞いた話で話すたびに内容違ってたんで詳細はわかりませんが、机の上から飛び降りてコケただかなんだかして、その後肘を押さえてウンウン唸ってたらしいんですよ。 で接骨院連れてって診てもらったら右の肘の骨が外れて動かせなくなってたらしいんですが、その場で一瞬で先生がはめてくれたそうで。 「もう動かせるよ、動かしてご覧」と言われたあともウンウン言ってちっとも動かさなかったらしいんですね。 たぶん一介動かそうとした時に痛かったんでしょう、その痛みがもう一回くるのが怖かったみたいでそんなことやってたんだと思うんですけど、その時の反応が面白かったらしくて子供の頃母親に何回も聞かされましたw 骨に異常があったのはこの2回だけですね。 ・自己否定が強いとよく言われます。こんな考えに陥ったら間島さんはどう吹っ切っていらっしゃるのでしょうか。 …自己否定しないんで…わかんないっすw 僕は自分には自信ないタイプではありますけど自己否定はないですねー。 どんなに自分が残念だろうとそんな自分で生きていかなければならないわけで、願っても変わらない部分をいちいち考えるのは時間のムダだな、と思うので。 たぶんですけど自己否定が強い方って”理想の自分”ってのがあるんだと思うんですよ、それも超巨大で素晴らしいヤツが。 理想の自分と現実の自分の違いに絶望するからこそ、そんな自分を否定したくなるんじゃないでしょーか。 僕だってそりゃあそんな素晴らしい自分になれればいいな、とは思いますけど、現実的に可能な範囲しかどうにかする気ないんですよねw 例えば「ジャニーズみたいな顔にならないかなぁ」とか思っても絶対ムリじゃないですか? 頑張るとなると整形するしかないですしw イケメンじゃない人生しか歩めませんけど、イケメンじゃない人は生きてたらダメなのかといわれればそんなことはないわけで、じゃあ別に今の顔のままでいいじゃん?と思います。 スキル系のことで「出来ない自分」を責める方もいるかもしれませんが、スキル系のお仕事をしてるこっちからしたら「そんな簡単に出来てたまるか」って感情があるんですよ、こちとら勉強してた時間も合わせたらもう20年くらい声のことばっか考えて生活してるんだからw 同様に僕にないスキルで身につけたいものがあるなら、それは相応の努力をしなければならないと思うし、ちっとも覚えられないんだとしたら「世の中向いてないこともある」と見切りをつけてしまえるので、他の得意なものを見つければいいじゃん、と考えます。 どうしても何かをしなければならず、それに対して上手くできなかったとしても、責めるのは自分ではなく練習が足りなかったことだったり気持ちの弱さだったりするわけで、自分を責める必要はないと思うんですよね。 てかそんなことしてる時間があるなら次どうやったら上手く出来るのか考える方が生産的です。 とまぁこのように「自分を責める」という行為にプラスを見いだせないのでそんなこと考えようと思ったことがないです。 てかそもそも、自分を否定するって産んで育ててくれた親を否定してるようなもんですからね? 大変な思いして産んで、自分の時間をたくさん犠牲にして育ててくれた親を否定するなんてことは僕には考えられないです。 少しでも「間島さんとこの息子さん立派になって…」と周りから思われる人間であることが、懸命に僕を育ててくれたことに対するお返しになると思うのです…もうね、そう考えると自己否定なんてしてる時間は1ミリもないですw あとね、否定をするのってすげー簡単なんですよ、「キライ」って拒絶してしまえばそこから逃げられるわけで、向き合って戦わなくていいから。 どんなに逃げたくても逃げられないのが現実で、戦い続けなければ生きていけないのです…「戦わなければ生き残れない!」って仮面ライダー龍騎が教えてくれたしw そんな現実を受け止められる、でっかい人間になることの方が、思い描いてる”理想の自分”なんかよりよっぽど魅力的な自分なのかもしれませんよ? スポンサーサイト
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