手前と奥!2018-11-10 Sat 00:11
勇者パースってあるじゃないですか?
ファイバード、ガオガイガーなど有名作品を多数排出した勇者シリーズから始まった文化で、現実ではありえない強烈なパースをかけて前方に突き出した剣とありえないほど後ろで剣を構えているロボットの絵を一つの画面に収めるアレですが。 ホントカッコいいですよねアレ…おそらく子供…特に男の子に向けて作られた作品の中で「どうやったら子どもたちに『カッコいい!』と思ってもらえるかということを、大人たちが一生懸命考えて生まれたんだろうと思いますが、実写では出来ない絵だからこそできるこういう文化が世界に認められるのは日本にとってもすごく良いことなんじゃないかと思います。 …ちょっとマジメっぽい切り口で書いてみましたが内心は「かっけー!!」としか思ってないので実質子供と同じ目線で楽しんでますけどねw アニメ業界やオタク界隈ではもう名のしれたこの勇者パース、今絶賛放映中の『SSSS.グリッドマン』では「ヒロイック作画監督」なんていう肩書きの役職が作られ、実写では出来なかったこのハイパーカッコいい技術をもともと特撮作品であるグリッドマンに融合させてますからね…マジグリッドマン日本のオタクカルチャーのいいとこ取りですよねぇ…先生役でも絡んでてホントよかった…w さ、そんな勇者パース。 なにがそんなにカッコいいのかといえば先述の通り強烈に効かせたパース。 実際にはつながっている剣が、ありえないほど長く見えているのに不思議と違和感が仕事しないというミラクルが起きてるからカッコいいわけですが、そもそも論パース…遠近法ってカッコいいわけですよ。 絵を描く際に勇者パースまでいかずとも、ある程度遠近法を使うことで平面であるはずの絵に奥行きを持たせたりすることで、作品のクオリティを引き上げたり。 写真を撮るときなんかも同じですよね。 綺麗な景色を際立たせたいけどそれだけだと確かに綺麗なんだけどなんかつまんない…せや!手前になにか一発入れて奥行き出したろ!的な考え。 実際自分で写真撮るときにも多用してますもんねー、近々だとCSMに行ってきたときの写真とか。 ![]() AGITΩ! コレ、全体の雰囲気とともに「柱にいろんなライダーいますよ」ってのが撮りたくて撮ったんですけど、アギト写したいなら柱のを画面の真ん中に持ってくりゃいいじゃないですか? もしくはカメラを縦にして柱をよりアップにするとか。 なのにわざわざアギトの柱を左に寄せることで遠近感とか「奥にもっと柱続いてますよー」ってことをアピールしてるわけですね。 …撮ったときはここまで考えてなかったけどw とまぁとにかく遠近法っていいよね、って話。 で。でです。 僕が大好きな特撮作品の中でもそういうのってあるんですよね。 それこそライダーキックなんて足を前に突き出して足の裏を強調、こっちに突っ込んできて「これから蹴りが決まります!」ってのが遠近法によってより表現されてるわけで、映像技術の一つに遠近法が使われているわけです。 ということで。 「僕もそんなカッコいいの撮りたい!」とふと思い立ちまして、一枚写真を撮ってみました。 ホントはキックでやろうかとも思ったんですが、それ一人だと撮れない…というか空中に静止しないとカッコがつかないので涙をのんで諦めましてw 別のパターンで、遠近法の攻撃を撮影。 ![]() ジュンジ・パンチ!! おお…パンチが…伸びてくるw カメラに拳を近づけまくった結果、拳にピントが合って後ろがボケてるのがよりいいですねー、我ながらいい写真♪ これに集中線とか入れたら余計に勢い付いていい感じになりそう…ですがそれは漫画の技法なのでまたの機会にしてw やっぱ遠近法ってカッコいいんだなーというお話でした。 皆さんも旅行で写真を撮る時なんかに意識してみるといいですよ、遠近法。 別にパンチ打たなくてもいいからw スポンサーサイト
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