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マジP!

間島淳司の日常をプロデュース!!

夢のヒーロー。

目を覚ませ僕らの世界がなーにものっかーにしーんりゃっくーさっれってっるっぞー♪


ということで『SSSS.グリッドマン』最終回を迎えましたね。


担任の先生役で出演、関わらせていただくことができた作品ですが、ホントすげーいい最終回でしたねー。
先生最終回出番なかったけどw

もともとグリッドマンという作品は25年前の特撮作品が原作。
当時もリアルタイムで見てた記憶があったんですが、内容はすげーうろ覚えで「声が緑川さん」「ネットの世界で戦うお話」「なんかビーム撃ってた」くらいの記憶しかなくw
アニメ化をする、というのを知ったのは事務所にオーディションのお話が来たときでした。
「グリッドマンってあのグリッドマン?」「アニメでやるんだ」程度の気持ちで当時は聞いてて、そしてときは流れアニメに担任役で出演が決定、2話が初登場だったんですが現場でアフレコをしていて「これは…ヤバイ作品だー!!!!!」とすぐに気が付き。
やたら飲む現場でもあったので作品の根幹を成すような役ではありませんでしたが毎週楽しく参加させていただき仲良くなるのも早い現場でした。

作品って情報を出すタイミングとかって細かく決まってるので、どのタイミングで「出てます」って言えるかどうかってけっこう気を遣うんですが、大した役ではないにしろ「出てます」というのを事前に言うことができず。
なかなかどうしてこんなに「グリッドマンすげーおもしろいのよ!」って言えない時期が長く辛いこともなかったですよねー、だってオンエア前に言ったら「なんで知ってるの?」ってなって芋づる式に関わってることわかっちゃうしw
1話オンエアの段階でもまだ出てないから感想も書けず、地獄のような一週間を過ごしたのも今となってはいい思い出ですw


そんな作品外の思い出もてんこもりのグリッドマン。


アニメのクオリティがホントに高い作品でしたね…1話2話をスタジオでみんなで先行試写したときの衝撃を今でも覚えてますもん。
原作である特撮作品のテイストも活かしつつ、アニメでしかできない表現方法をふんだんに使った演出。
「ヒロイック作画監督」なんて役職初めて聞きましたもんねー、まさにって感じで超かっこよかったけど。
BGMをほとんど使わずセミの鳴き声などの環境音でシーンを繋ぐことで出る、骨太で重厚な世界観…からの大事なシーンで「これでもか!」とかかる楽曲。
最終回でも「来るぞ…来るぞ…!」とわかるようなクライマックスのシーンで主題歌が流れる演習があって、来るのわかってるのにめっちゃ高まる感じを味わいましたしねー。オタクの心をわかった演出w
ネタバレになっちゃうのであまり書けないんですが、終盤のハラハラ感からの大団円が心地よい、とにかくとっても良い最終回でした。

僕は参加できなかったんですがアニメ制作のトリガーさんで、みんなで集まって最終回をみんなで見よう!的な催しをやってたんですけど、現場の様子が逐一写真とかで送られてきて非常に盛り上がりつつも仲良さそうさとか楽しそうさとかが伝わってくる、いい作品を支えたいいチーム感が素晴らしかったですねー。
予定合えば行きたかった…けどそうなると40歳のオッサンがアニメ見て号泣するとこ人様にお見せすることにもなっちゃうのである意味では行かなくてよかったのかなーと複雑な心境w


特定の作品のお話をすると他の出演している作品にご迷惑かなーと、普段はあまり関わった作品のことは逆に触れないようにしてるとこがあるんですが、ちょっとグリッドマンに関してはいちオタクとしてもとっても楽しませてもらったし、仕事としても非常にナチュラルなお芝居を要求される、他の作品とはまた違った緊張感で非常に勉強になった作品でもあり。
触れざるを得ないな…という作品でしたので長々と書かせていただきました。
こういう言い方はアレですが、自身が関わったとはいえ『担任』などという真ん中じゃない役回りで参加した作品をここまで「いい作品だぞー!!!!!」と言いたくなる経験というのもあまりないので、非常に不思議な心持ちです…
「グリッドマン見てください!」「お、出演してるんですか?」「はい!担任の先生役です!」って、宣伝の仕方としておかしいですもんねぇw
でもそのくらいいい作品でした。

改めて本当に関われてよかったと思える作品でした。
最終回を迎えはしましたが、まだ見てないという人は是非見てみてください。
今なら先が気になってもノンストレスで最終回まで駆け抜けられますからw
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