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マジP!

間島淳司の日常をプロデュース!!

表の新宿、裏の新宿

やっとこ!コレを観に行って来ました!!


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CITY HUNTER!

80年台ジャンプ大好き世代としては見に行かないわけには行きませんからね…!なかなか時間が合わずすぐには見に行けなかったけど隙を見つけて映画館にGO!してきましたぜ!!

というわけで以下感想。
ネタバレも含む可能性があるのでまだ見てなくてネタバレくらいたくないという貴方とは、今日はここでお別れです、またねw







シティーハンターといえば子供の頃見ていた作品。
当時は名古屋に住んでいたので大都会・東京のそのまた特に大都会・新宿を舞台にしたアニメを見て「いつか新宿駅の伝言板に『XYZ』って書くんだ…」なんて思っていたのを今でも思い出します。
てか新宿のMY CITY見るたびに思い出すのはやっぱシティーハンターなんですよねー。
そんなシティーハンター。
ジャンプ本誌での連載は1991年に終了、実に28年もの歳月が過ぎたこのタイミングでのアニメ化…いろいろ気になることが観に行く前からありました。
まずは時代設定。連載からは28年経ってるけど時代設定もそのまま28年経ってる…ってことはないよね、というのはポスターのイラストでもわかりますよね。
冴羽獠が当時20歳だったとしてもそのまま経過してたら48歳ですもんね…なんだそのオッサンだらけのハードボイルドアニメw
そして獠たちの年齢設定もですがもう一つ、だとすると街の時代設定はどうなってしまうのか問題。
1990年頃の新宿と今の新宿じゃ大きく様変わりしてるはずなわけで、どこにどう合わせるのかというのが気になっていました。
てか新宿駅の伝言板自体今もうないですもんね、時代を今に合わせてしまったらどうするのか…伝言板だけ生き続けてる架空の2019年の新宿にするのか、はたまた…???

まぁ新宿駅の伝言板に関しては調べたところ1985年頃にはすでに撤去されていた説があり、漫画連載当時からすでになかったっぽいんで考えなくてもいいのかもですけど。
てか子供の頃の夢返せw

んで映画の感想に戻りまして。

上の疑問の答えを言いますと、年齢設定は当時と同じ、新宿の時代設定は現代2019年、といった感じでした。
当然伝言板もない…んですが、そこを上手いこと今の技術とかを使うことで再現するという小憎い演出で伝言板での依頼を見事にやってくれてました。
思わず「そうきたか…」とほくそ笑みましたよねw
そして現代なので獠たちもスマホを持っていたりと、連載当時にはなかった設定が地味に追加、「今の」シティーハンターとして描かれていました…都会の始末屋が家電とかFAXで連絡取り合ってたらなんか興ざめだもんねぇ、現代でやるのにw

そして『新宿PRIVATE EYES』というタイトルの通り、お話の舞台は終始新宿!
冒頭カーチェイスから始まるんですがどこかで見たような青梅通りから始まりドン・キホーテや歌舞伎町の町並み、TOHOシネマズ新宿のゴジラまでがっつり登場。
てかゴジラに関してはストーリーにも若干絡めてくるというw
一部名前が変えられていたりする施設はあるものの、本当に最初っから最後まで新宿界隈で物語が進むんですよねー。
こうして上京してきて使うことの多い場所が舞台になっているのは見てて非常にワクワクしますねー、「もしかしたら現実にも冴羽獠はいるかも…?」なんて想像が止まりませんでしたw
でも当時もそうだったんだけど行ったことなくて気づけなかっただけなんですかね?
とか考え出すと当時のアニメも見直したくなりますねw

当時のアニメといえば今回の劇場版、音楽面でもかなり当時の楽曲を使用してまして、見たら否が応でも当時のアニメを思い出してしまう作りになってます。
90分ほどの作品でEDの主題歌・挿入歌で流れてくる楽曲の数がハンパない!w
至るるところで当時のアニメの主題歌挿入歌流れまくりだし、当時バトルシーンで流れてたあのオシャンティな曲もそのままバトルシーンで流れたりして、当時シティーハンター見てた人はメチャクチャ楽しめる作りになってました。
見たら絶対口ずさむことうけあいw
ただ一ヶ所だけ…昔鈴木区が翔べ!スペースノイドのスピンオフで『GET WILD』使ってコメディ作ったという過去がありまして、アレのせいでGET WILD流れたとき僕だけメッチャ面白くなっちゃったのが残念でしたおのれ鈴木区!!w

音面でいうとさらに声優さんもほぼほぼ当時のまま。
シティーハンターチームは全員当時の声優さんが担当されてますし、声も演技も当時のまま。すごい!
今回ゲスト登板のキャッツ・アイチームは残念ながら泪姉さんの声は変わってしまってますが、違和感なく溶け込むかたちで演じられていました…てかスタジオベテランだらけで豪華すぎやしないかw
そして個人的には今回劇場版用のキャラクターとして山寺さんが出演されてるのが感慨深いですねー。
当時まだ若手だった山寺さん、シティーハンターのアニメ見てるとモブで番レギュとして出演されてて、その山寺さんが新作をやるにあたり名前のあるキャラクターで出演なさってるのがね…声優やってたら夢ですよねこれw
まぁ28年経ってモブで行ってた作品が再アニメ化する機会なんてほぼほぼないでしょうし、こんなステキな体験が出来ることなんてめったにないんでしょうけど。

物語面の話はネタバレになってしまうのであまり触れませんが、現代の新宿で当時のジャンプのテイストが繰り広げられるのはもう完全にオッサンホイホイでしたねー。
新宿で銃バンバン撃つなんて現実ではあり得ないけどあの世界ではOKなわけで。
そこにツッコミを入れるなんて無粋無粋w
他にも100tハンマーやモッコリネタなんかも随所に散りばめられてて「今…シティーハンター見てるんだな…」という気分に浸れます。
この時代のね、シリアスとギャグの比率が好きなんですよボカァ…w


ということで目でも耳でも当時を懐かしみながらも楽しみ尽くせる良い映画でした!
先述の通り新宿でのストーリーになってるので可能な人は新宿の…TOHOシネマズで観ると観終わった後の帰り道も楽しいかもしれませんね。
まだご覧になってない方は是非!
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