1週遅れで。2019-03-19 Tue 00:02
今年も『R-1ぐらんぷり』が開催されましたね。
…となぜ1週間も経って唐突にこのタイミングで言い出したかというと…書こうと思ってたのに忘れてて先日の『ワイドナショー』見ててそういや書いてないことを思い出したからですw 番組自体はリアルタイムで見てたんですけどねw 今年で17回目を数えるR-1ぐらんぷり。 M-1とかキングオブコントと違って大変だなーといつも思うのは、すべてを一人で作り上げないといけないところ。 「…そんなん当たり前だろR-1なんだから」思われるでしょうがその一人でやるってことが大変なのですよ、笑いを生み出すためにはボケとツッコミ、あとフリとかやることいっぱいなわけです。 そのすべてをなんとかして一人で組み立てる作業…ピン芸人さんはホント大変ですごいなーと思います。 そんな一人芸のチャンピオンシップに出場したのは以下のメンツ。 ・チョコレートプラネット 松尾 ・クロスバー直撃 前野悠介 ・こがけん ・セルライトスパ 大須賀 ・おいでやす小田 ・霜降り明星 粗品 ・ルシファー吉岡 ・マツモトクラブ ・だーりんず 松本りんす ・河邑ミク ・三浦マイルド ・岡野陽一 R-1常連半分、初出場半分、といったところでしょうか、年によって出場者に違いがあるのもR-1ならではでおもしろいところですよねー。 去年に比べると女性が少し少なくなりましたかね…?あと普段はコンビで活動してる方も多めな印象。 この12人を3つのブロックに分け、4人のネタが終わったところで審査員が一人3票入れていって得票数が一番多かった人が決勝に進むというシステム。 というところまで理解した上で番組をリアルタイムで楽しんで観てたわけですが…今年はすごくレベルが高かったですね〜、皆さん素直に面白かった。 先にも触れましたがピン芸ってホント、フリからボケ、ツッコミまで全部一人でやらなければいけないわけで、その仕組みをそれぞれ独自の方法で作り上げてるんですよね。 松尾さんみたいに普段やってるモノマネにギミックを仕込んでみたり、クロスバー直撃前野さんみたいに自分で小道具たくさん作って持ち込んだり。 そんな中でも今年の特徴は、あるあるネタをやる芸人さんが少なかったこと。 フリップ芸の人も粗品さんだけだったし、一人芸の幅の広さが見えた大会だったように感じます。 そんな中で僕が特に好きだった方を各ブロック一人ずつあげると…Aブロックはこがけんさん、Bブロックはマツモトクラブさん、Cブロックは河邑ミクさんですかねー。 3人ともピン芸の仕組みがとても斬新でネタの作りが面白かったです。 …でも誰もファイナルステージに進んでないっていうねw コレが今大会一番感じたことでもあったりするんですよねー、審査員と僕の感覚が合わないというか。 僕は別に笑いのプロでもなんでもないし、「評価が違うじゃねぇか!」と言うつもりもないんですが…審査後の寸評聞いてて「そこ評価するんだ…」と思うことが多くて、あまりピンと来ない感じがしちゃったのも事実なんですよねー。 まぁ今大会はみんなおもしろかったのでファイナル進出者に不満があるわけじゃないのですごいモヤモヤするとかそういうこともないんで良いんですが、審査員だけでなく視聴者か観覧のお客さんみたいな、一般からの票も1票あったら少し結果は変わるのかな、とも思いました。 また違う視点ですごいな、と思ったのは、今大会優勝者でもある粗品さん。 フリップ芸ってあるあるネタをやることが多く、一つ一つのフリップじっくり見せて眺めにツッコんでいくスタイルの人が多いんですが、粗品さんはフリップめくるペースがすごく早い。 そして独特のワードではあるものの、ツッコミもすごく短く的確にツッコんでいく。 仕組みとしてはフリップがボケで粗品さんがツッコミという、普通の漫才と同じことをフリップを使って一人でやってる感じ。 結果としてボケの数がすごく多くテンポも出るので、お客さんもすごく笑いやすいし笑いの量も増えるんですよね。 これはある意味発明だなーと思ってすごく感心しました。 個人的には先にも触れたとおり今年は非常にレベルが高く、例年以上に楽しめる大会だったように感じます。 話題的にも粗品さんがM-1、R-1二冠という偉業達成ですごく盛り上がりましたし。 やっぱお笑いっていいなー、と思いました。 …次の鈴木区の『まぴぽ』で、誰かピン芸やってくんないかな…w スポンサーサイト
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