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マジP!

間島淳司の日常をプロデュース!!

王者への階段

今週なにかを書くとしたらコレだなーと数日前から思ってたんで、まんまとそれを書こうと思います。


コント最強を決める戦い!『キングオブコント2021』!!

お笑い好きとしては触れないわけにはいかないですよね〜♪


今年の大会は大きな変更点がいくつかありました。
まず決勝審査員の大幅リニューアル。審査委員長としてダウンタウン松本さんのみが残り、あとは全員総とっかえ。
この日はお昼から「お笑いの日」と題してバラエティ番組が生放送されており、各コーナー内で一人ずつ、当日審査員が発表されていくスタイルで発表されました。
なんとその全員がキングオブコントの過去の優勝者…のネタ書いてる方の人。
まぁ大会としては納得の布陣。その中にコントといえばでおなじみの東京03の飯塚さんがいるのは、なんというか説得力というか安心感というか、そういったものがありましたね〜。

そしてもう一つの変更点が、コンビではなくユニットでの参加資格が認められたというもの。
去年のM-1でおいでやすこがが好成績を残したことによる影響だと思われますが、結局ユニットの決勝進出はなし。
チョコンヌとか期待してたんですけどねー。


さ、では大会に触れていきますよ〜?

まずは今年の出場者の顔ぶれから。

・蛙亭
・ジェラードン
・男性ブランコ
・うるとらブギーズ
・ニッポンの社長
・そいつどいつ
・ニューヨーク
・ザ・マミィ
・空気階段
・マヂカルラブリー

(ネタ順)

例年だいたい一組くらいは知らないコンビが含まれてたりするんですが、今年はなんと全員見たことのあるコンビ。
男性ブランコは聞いた時は「え…誰?」と思ったんですが見てみたら見たことある芸人さんでしたw
ざっとメンツを見た時の印象だと、他大会で結果を残してるマヂカルラブリーとニューヨーク、あと個人的にネタが好きなジェラードンと空気階段、ザ・マミィあたりが来そうかなーと思ってたんですが、まぁ当たってるとことそうでないところが混ざった結果となりましたねw
で実際観た結果はというと…今年はとにかくレベルが高かったですね〜!いやーすごい見ごたえがあった!
最初にネタを披露した蛙亭から90点台というかなりハイペースの展開となったんですが、観てても納得の点数だったんですよねー。
蛙亭の点数でも十分高かったから優勝もありえるのかな、なんて思ってたら次から次へと更に高得点が出てどんどんトップが入れ替わる。
てか終わってみれば、今大会出場者の中の最低得点、89点ですからね…そら90点じゃ優勝しないわw
…実は今年は、リアルタイムではなく録画で見た影響もありまして…うっかり観る前にTwitter開いて優勝者の名前見ちゃったんですよねw
いや、「◯◯優勝」とは書いてなかったんですけど観た人がタイムラインで「◯◯ありがとう」みたいなこと書いてまして…まんまとネタバレ被害者にw
僕自身ネタバレとか気にしないタイプなんでそこは問題ないんですけど、要は優勝が誰かわかった状態で観てるわけで、この高得点でも優勝できないのか…優勝コンビのネタどんだけおもしろいんだよ…なんて思いながら観てたわけですよ。
まー期待通りめっちゃおもしろかったですよねー。今年も納得の優勝者でした。

で今回面白いなーと思ったのが審査の傾向。
コントって大きく分けると、設定やストーリー展開で笑いを取る人たちと、そこもあるけどどちらかというとヘンな人が出てきてその不思議さというか、人間自体が面白い、みたいな笑いの取り方する人たちがいると思うんですよ。
ロバート秋山さんは後者の典型だと思うし、東京03飯塚さんは前者の典型。
他の審査員の方々も大なり小なり差はあれ、設定派なのかキャラ派なのかでけっこう点数とかコメントに微妙な差が生まれてたんですよねー。
秋山さんが96点つけてるネタで、飯塚さんは91点だったりとか。
同じ笑いでも作り方や好みで若干の差が出るのがおもしろかったですね。
まぁそれ言い出すと一番審査の傾向が読めないの、松本さんなんですけどねw
観ながらなんとなーく面白がって点数つけてたんですが、他の方たちの点数傾向とは似通って来るんですよね、僕はストーリーで観ちゃう方なんで特に飯塚さんと。
だいたいこういうのって、前にやったコンビとどっちが面白いかも含めて数値化していくと思うんですけど、松本さんはあまりそういう感じというよりは、一本一本のネタで純粋に点数つけてらっしゃるのかな、という印象でした。
うーん、お笑い界のトップの考えにはどうにも届かぬ!(届かなくても問題ないw)

あとは結構審査してる人たちが「入り口はよくある設定なんだけど、ここからこういう展開に持っていくのは見たことがない。すごい」って言ってるのが多かったのも印象的でした。
皆さんネタを作る方だからこそ、そういうことが気になるんでしょうねー、自分には思いつかないなーって。
でそれを「すごい」って素直に言えるところもカッコいいなーと思いましたね。


かなりレベルの高かったと感じた今回の大会も、終わってみれば2位と1位の点差はなんと25点差。
圧倒的な強さを見せつけて優勝が決まった大会でした。

いやー今年もおもしろかった!ありがとうキングオブコント!!また来年!!
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テレビ |

僕とメリー。

昨日…もう日付変わってるから一昨日になるのか、土曜日は朗読劇『僕とメリーヴェルの7322個の愛』本番でございました!

まぁお客さんを入れずリモートでのみだったんですが、せっかく久々に朗読やったしちょこちょこと感想めいたものでもしたためておこうかなぁと。


まず最初、入り口の話なんですが…ある日突然事務所から「朗読劇の台本が届きましたのでお送りします」とのメールが。
ん?朗読?どゆこと???聞いた覚えないけど…
と思ったんですがまぁ仕事として受けてるわけですし、もしかしたらなんかのタイミングでちろっと「朗読あるんですけど」みたいなこと言われて「ふーん、はーい」みたいな雑な返ししてて忘れただけの可能性もあるじゃないですか?w
なので流れに身を委ねることにして台本開いてみたんですね。
そしたら複数キャラ出てきてるけどどの役をやるのかがメールには一切の記載がない。
「どの役やんねん!!」と思い、その日は読むのをやめにして、役がわかったら読ーもう、と思って一旦先送りにしたわけです。

で翌日。

ふと気になってTwitterで朗読劇のタイトルを検索すると、ウチの洲崎含め他にも数人、朗読をやる人として名前が載ってるのを発見。
読んでみると頭に「SOLO Performance READING」との記載。
…ん?SOLO…ソロ?とここでこの朗読劇が一人でやるものだということを知り戦慄が走ったのですw
おいまてまてまて結構な分量あるぞ!?コレ一人で演じ分けしながら朗読すんの!?正気の沙汰じゃねぇ!!
てか「どの役やんねん!」どころじゃねぇ、全役やるんだからそりゃ役名の記載ねぇはずだわ!!w

とここから台本と向き合う日々が始まったわけです…いやーびっくりしたw

で実際どんな感じになるのか確かめるのも含め、初見の段階から声出しながら読んでたんですが、コレがまぁ泣く話で。
悲しいだったり嬉しいだったりいろんな感情の「泣き」が含まれてる良い本だったんですね。
ご覧になられた方はわかると思いますが、この本お客さんも泣くだろうけど作中の役も泣くシーンがあるのですよ。
初見で感情入れながらそのへんもやってたんですがシンプルに涙が止まらずこりゃどうしたもんじゃろ、と。
というのもこの物語、基本は少年(女性版は少女)と宇宙船のアシストAIの2人のやりとりで構成されているんですけど、コレを一人で読むってことはAIの方も同時進行で読むわけでしょ?
…AI泣いたままやるわけにいかないじゃない…?w
もうひたすら読み込んで物語を頭に叩き込みましたよね、俺の中に芽生えろ!客観視!!という気持ちでw

この数日後にはリモートでの稽古が待っていたのですが、その稽古も演出の方とプロデューサーと僕の3人だけというちょう少人数での稽古。
今の時代は…朗読の稽古だとここまでミクロな世界観で稽古できてしまうんですね…すごい時代だ…。
稽古は基本的にはキャラの感じとSEのタイミングなどの段取りの確認がメインで、最初にいくつかこちらから確認させていただいてからすぐに稽古開始。
お二方とも細かく直す、みたいなことはなくかなり自由にやらせていただきました。
てかその演出の方というのが毛利亘宏さんという方でして。
少年社中という劇団の主宰の方でもいらっしゃるんですが…この方の名前知ってたんですよ僕。
というのも毛利さん、仮面ライダーやスーパー戦隊で数々の脚本を担当されている方で、劇場作品とかメインライターになられる方は、我ら特オタ界隈では必ずチェックするので…名前見た瞬間「毛利さんだー!!」ってなりましたよねw
でそのお話をどっかでしたいな、なんて思いながら稽古してたんですが、なんと毛利さんの方からそのお話が!
去年僕が仮面ライダーセイバーに出させてもらったんですけど、なんとその回の脚本を毛利さんが担当されてたそうで。
「サンショウウオですよねw」とか言われましてw
なんたる数奇な縁。
まぁそんな話も含めリモート稽古は和やかな雰囲気で終了。
後は本番に臨むのみとなったのでした…。

21101801.jpg
当日の間島さんの様子

本番自体は多少の噛みはあったもののこちらとしてはだいたい想定通りにできたかなー?というイメージでしたが、機材トラブルみたいなもので若干音声に不具合があったようで、ご覧になってくださった方でご不便をおかけしてましたらこの場を借りてお詫び申し上げます。
でこっからは、僕の中でのプランとか準備のお話とかを。

まず朗読をやる際に一番気をつけるのが、脳の情報処理の負担を極力減らすこと。
「読む」と「考える」と「演技をする」を同時にこなすのが我々の仕事でして、収録の場合は噛んでも録り直せばいいのでさほど影響はないんですが、生の朗読となると話は別。
そのちょっとの時間が命取りにならないよう、事前に台本に準備をするわけです。
今回は特に一人で複数の役を演じ分ける、という作業も入るので、そこも含めて準備をした台本がこちら。

21101802.jpg
秘密、公開中。

もちろん台本も読みやすいようにできてはいるんですが、それを更に読みやすく、理解しやすいようにカスタマイズしたのがこの台本。
まず全漢字に読みがなをふる。
日本語って「生」って字でも「いきる」とか「ナマ」とか「せい」とか、読み方が違うでしょ?コレも意外と情報処理に時間がかかる要因なんです。
特に改行で単語が分かれたりするとよく間違える要因になるので、それを防ぐためにも読みがなは必須。
そして演じ分けで間違えないように役名を色分け。
基本的には2人で交互にしゃべるから大丈夫なんですが、たまーにどっちかが連続で喋ったり、AIの口調が人間っぽくなる瞬間があると「あれ、どっちだっけ?」となったりするので、それを防ぐためですね。
あともう一つ、文中に斜線が入ってるのは演技プラン。
ここは切って読んだ方が良さそうだ、みたいなことを忘れないように、視覚的にわかりやすくしてます。

これを…90ページちかくやりましたw

でもこの準備怠るとタイヘンなことになるんで必須の作業なんですよねー。


あと演技面で個人的に考えたのは、AIのロボっぽさ加減ですね。
昨今は自動音声技術も成長していて、あんまりロボロボしたのは無くなってきましたが、一人で人とAIを演じ分ける便宜上多少はロボっぽくして差別化を図りたいところもあり。
かといってあんまりやりすぎちゃうと宇宙船ができる時代なのに「昔か!」みたいになっちゃうので塩梅が難しかったんですが、僕の中ではひとつ、明確なイメージがあったのでそこに向かうことにしました。
宇宙船でサポートAIっていうと、鈴木区ファンならボロッチとか想像しそうですが、実は違いまして…サイバーフォーミュラのアスラーダをイメージして演じておりましたw
僕の中では人間と共に歩み、一緒に成長してくれるAIといったらアスラーダ一択なのですよ…!w
なので音域は主人公と近いラインには来ちゃうんですけど、口調と無機質さみたいなところで勝負したいなーと思って演じさせていただきました。
その方が無機質なんだけど愛情みたいなものも乗っかるかな?と思ったのもあったんですが…伝わったかな?w


とまぁ様々なタイヘンな面もある朗読でやるまでは不安なんかもあったんですが、事前準備のおかげもあり無事楽しみつつ乗り切ることができました。
お客さんが入ってなかったのと、カメラ位置が遠くてよくわかんなかったのもキンチョーしなかった要因のひとつである気はしますねー、「見られてる」って感覚は、思った以上にエネルギーがあるので。
あとは僕自身が、こういう演じ分け遊びみたいなの好きなのもあるので、楽しくできたのもあるように思います。
「一人で読んでるけど!会話してるんだからココの間は詰めたい!」とか思いながらやってたんですけどそれが楽しかったってことですねw
普段の収録とはまた違って、生でやる演技も良いもんですね。

というわけで久々の朗読、ご視聴頂いた方は誠にありがとうございました!
本番は終了しましたが、10/24まではアーカイブもあるようなのでご興味持たれた方は是非ー☆

祭り事 |

”いい声”の向こう側

最近声優さんがテレビに出ること、増えてきましたよね。


モデルさんや作家さん、様々な有識者の方なんかが普通にバラエティとか出てるのに、なんで声優はほとんど出ないんだろう?と思っていたので、昨今の声優ブーム?めいたものはようやっと我々の職業も認知されて来たんだなーという印象を持っています。

まぁ僕にはオファー来ないけどw

でまぁやっぱり声優がテレビに出ると「あの役の声、お願いします!」っていう展開になるじゃないですか?
でやると、「おおー!」「良い声ー!」という展開になる。
コレね…ずーっと前から思ってることなんですけど、褒め方が安いと思いません?w

我々の職業って、声に特化してるのはもちろんですが、「声の良さ」ってある程度生まれ持ったものじゃないですか?
もちろん滑舌練習や腹式呼吸の体得だったりといった努力も乗っかって、さらにいい声にはなってると思うので、全てが生まれ持ったものだとは言いませんけど。
今声優として活躍してる人って、相当な努力を重ねて声優になってる人がほとんどだと思うんですね。
「いい声」って褒めるのって、なんちゅーかその”努力”の部分をないがしろにされてる感があるというか…よくよく考えて見るとそういう感じ、なんとなく感じませんか?

感じませんかそーですかw


じゃあ他のことに例えてもう少しわかりやすく話すとしましょう。


例えばテレビなんかでよく見る食リポ。
美味しいであろうものを食べて、どう美味しいかという「味」を伝えるのが食リポだと思いますが、その食リポで「美味しい!」しか言わない人って、食リポが下手とされてるじゃないですか?

例えば飲み会なんかで知り合った人が「僕アニメ好きなんですよ〜」と言ってきたとして。
「どんなアニメ好きなんですか?」と聞いてジブリとかワンピースとかエヴァって言うヤツがいたら「あ、こいつにわかだな」と思うじゃないですかw

なんつーか「いい声」って褒め方って、こういうことだと思うのですよ。
もちろん日常でご飯食べて美味しかったら「美味しい」って言ったっていいんですけど、そう聞いたらどう美味しいのか知りたくなって「どう美味しいの?」って聞いたりするじゃないですか?
ここでいう「美味しい」は「いい声」に該当するんじゃないかということです。
「いい声」と言われたら、例えば「どういい声なの?」とか「どういうところが好き」とかいう議論に発展したっていいじゃないかという話なのです。

もちろんわかってますよ?「美味しい」は食べた本人にしかわからない情報だからそういう議論になるんだって。
いい声ば聞いたらいいだけの話で、テレビでも伝えられる情報だからそれ以上の言及にはいたらないって。
でも言われる側からしたら「そんなことわかっとるわ」というか、もう一個踏み込んだ、どこらへんが他の声優と比べて良いのかとか、どうして好きなのかとかいう褒め言葉の方が嬉しいわけです。

そう!この「そんなんわかっとるわ」がいっつもモヤモヤするとこなんですよ!
聞いたらわかることをさも褒めたかのように!w
漫画家さんとかアーティストの方とかには「上手いですね」って言うくせに!なんで我々だけ「いい声ですね」って土台のとこしか言わんのよ!
グラビアアイドル見て「おっぱいおっきいッスね」って開口一番言うようなもんじゃない!
言うかそんなの!テレビで芸人さんでも言ってるの見たことないわ!!w


…すみません取り乱しましたw


とまぁいろいろ言いましたが要はそのくらい褒め方が安く感じるよということです。
もちろんいい声も褒め言葉で言われて悪い気がするものではありませんし、その褒め方が悪いというつもりはありません。
けどやっぱり、テレビとかでもいい声じゃなく「迫力が違いますね」とか「プロはやっぱり違いますね」みたいな褒め方してる方がより嬉しいんだろうなーと思うわけです。
皆さんももし声優さんを褒める機会があったら、いい声の向こう側を褒めてあげてください。

あとこれからテレビで「いい声ですね」って褒めてる人がいたら、「この人はグラビアアイドル見て「おっぱいおっきいッスね」って言ってるのと同じことしてるんだ…」と思ってください、そうするとなんか面白くなるからw
考察 |

第49回らしいですよ?

いよいよ本日は衆議院議員選挙です。

普段我々のような仕事をしてる人間は「政治と宗教の話は語るな」などと言われますが、まぁコレって「人それぞれ信じてるものが違うから、声の大きい人が琴線に触れることあんま言わないようにしようね」って意味だと思ってます。
もちろん「僕は◯◯党を支持してます!」とか「△△さんに投票してください!」とかそういうことを言う気はサラッサラないですし、特に政治に興味があるわけではないんですが、政治に興味があまりないものとして「投票とはどういうことか」ということを、主に池上さんの番組から学んだ知識で、池上さんの番組見ないけどウチのブログ見てる選挙権を持ってるけど「別に行かなくていっかなー、意味なさそうだし」と思ってる人に向けて書いていこうと思います。


まず投票に行った方が良いか。
コレに関してはめんどくさくても「行ったほうが良い」と思います。というかコレがほぼ一番良いたいことです。
よく「自分ひとりが一票投じたところでなにも変わらない」とか聞きますが、投票ってそれだけじゃないってことを知って欲しい。
知識がないと誰に投票したら良いかわからない、だから行かない、ってなってる若い人いると思うんです。
いや、若い人じゃないな、ご年配の方の中にもそういう方はいると思います。
でもそこは違う側面もあるということを一つ言いたい。なぜなら池上さんが言ってたからw

国民一人ひとりに「一票」という権利が与えられているのは学校でも習ったことだと思いますが、わからないからといってその権利を捨ててしまうのはもったいない、ということが一点。
これには理由がありまして、国会議員の方ってなにを思って公約とか考えるか?って話でもあるんですが。
ご自身の中にある「この国をどうしたいか」とかもあるとは思いますが、受からなければそれさえも実現できない、という側面がどうしてもつきまとうわけです。
受かりたいならどうするか?より多くの票を獲得できるであろう公約を打ち出すわけですよね。
そうなるとここで問題になってくるのが投票率。
世代別に見た場合若い世代の方が投票率が低ければ、高齢者に手厚い政策ばかりが公約として出てきたりするのは当然のこと。
そしてそれを見て「老人のことばっかで俺たち関係ないじゃん」つって投票いかない、となるのが恐ろしいことなのです。
逆です、行かないと、ジジババに手厚くなっていくのは必然なのです。
だって人口比でいっても団塊の世代と呼ばれる高齢者の方が多いし、その世代の人めっちゃ投票行くからw
自分が投票した人が当選しなくても、20代30代、ともすれば40代もかもしれませんが「◯代の投票率が上がった」ということが、政治家たちに若者に手厚い政策を考えさせる、我々のできる一つの方策なのです。
だからもうぶっちゃけ選挙権ある人は、誰にも投票しないくらいだったら誰でもいいから名前書いて投票して投票率上げてほしい、って思います。
あと自分が投票した人が当選して無くても、投票に行った人は政治に文句言っていい権利を得てると思うのでw
たまたまニュース見て「ふざけんなよ!?」ってことがあっても、選挙に行かず権利を行使しなかった人は文句言う権利ないと思うのですよ。

僕自身ニュースは普段から見てますが、細かい政策とかはまったくといっていいほどわかりません。
興味ないことを調べるとかとっても難しいと思うし、そこまでしてやることか?ってなっちゃうのもわかるんですよねー、興味さえあればいくらでも調べるタイプの僕でさえ興味ないから調べたいと思わないしw
で「誰に投票すればいいかわからない」という人のために一個いいのを昨日のテレビで池上さんが言ってたのでご紹介しますw

「ボートマッチ」というものがありまして、各種新聞社などが各候補者にリサーチをして、どういう思想、公約を持って立候補したのかをざっくりまとめたようなものがありまして、多少多めなんですが質問に答えていくと、自分の考えに近いのはどの候補者、どの政党か、というのがわかる、というサービス(?)があります。
「誰に入れたらいいかわからん!」という人も、質問に答えていけば自身の考えに近いものが示されるのであれば指標となるのではないでしょうか。
シンプルに「ボートマッチ」で検索すれば出てくるので、誰に投票すればいいの助けて!という方は参考にされても良いのではないでしょうか。


ちょいと固めの話にはなりましたが、それ以上にカタいイメージのある政治、選挙がどういうものなのか、ということを柔らかく伝えられることが出来たらいいな〜と思って急遽したためた次第です。
詳しくなくたって国民は国民。
義務ではなく与えられた権利を、上手に行使できるように、この記事を読んで行かないつもりだったけど選挙行ーこう、とか、誰に入れていいかわかんなかったけどボートマッチしてみてわかったわー、とか、そういう手助けになればいいなと思いました。

自分の住んでる国ですしね、自分によくなることを選んでくれる人を”選ぶ”権利持ってるなら行使すべきですよね。


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