愛と雷。2022-07-14 Thu 00:00
タイトルからおわかりだと思いますが、先日『ソー ラブ&サンダー』を観てきたよ!というお話。
5月の『ドクター・ストレンジ』から2ヶ月を経て、新しいMCU映画が公開されたわけですが…にしてもペース早くね?とは思いますよねw まぁこちらとしては嬉しいんですが。 映画だけでなくDisney+ではMs.マーベルも公開されてるし。あ、てかMs.マーベルの主役の吹き替えキャストにウチの後輩が大抜擢されてて超絶ビックリしたんですけど!? 僕も若いときから外画の仕事やっときゃよかったと今更ながらに後悔ですよね…あの頃は洋画好きになるなんて思ってなかったんですよね…w まぁ別に仕事として断ってるわけではないのでご縁があれば全然やるんですけど、外画畑において知名度と経験値がキャリアに対して圧倒的に足りないんで呼ばれないと思いますけどw とまぁそれはさておきソーの話ね。 ここんとこMCUでは主に「マルチバース」と呼ばれる多元宇宙の話に焦点を当ててる作品が多かったわけですが、今作は完全に独立した、いわゆる『マイティ・ソー』シリーズの最新作という位置づけ。 ちなみに今回タイトルに「マイティ」が付かず『ソー ラブ&サンダー』となっているのは、そもそもマーベル・コミックではシンプルに「ソー」というタイトルで出版されてるんだそうで。 日本においてそうしなかったのは、日本だと「ソー」っていうと某有名ホラー作品のイメージが強いから、差別化を図る意味でもわざと「マイティ」をつけてたんだとかなんとか。 アメリカではカタカナじゃなく「THOR」と表記するのでそもそもスペルが違うから混同しませんが、日本ではTHORもSAWもどっちもソーだから、日本ならではの配慮といったところでしょうか。 エンドゲームのラストでは、GoGの面々と宇宙に旅立って行ったソーですが、一緒に出るならソーだけがタイトルになってるのは何故???なんて思って観に行ったんですが、GoGのメンバーとは映画序盤で早々にお別れしてたんで納得でしたw そこで別れる理由の一因でもあるんですが、ソーって北欧神話の神様なわけじゃないですか? ギリシャ神話の神々とかの逸話とか見てもそうなんですが、神ってすごい力を持っていたり、超越した存在であるが故に我々とは感覚がだいぶ違うんですよね。 ゼウスなんて浮気するために黄金の雨になって地上に降り注いだりしてたしw ソーも同じく神なので、感覚が我々とは違うところがあって、純粋ではあるんだけど人間からするとワガママというか…独善的、独りよがりな正義に見える瞬間があるんですよね。 これまでもチラホラとそういう様子は描かれてはいたんですが、アイアンマンもキャプテンアメリカもスーパーヒーローたちはみんな独善的なところがあるからあんま気にならなかったし、なにより弟のロキがむっちゃワガママかまってちゃんなので、ソーのそういう部分が目立つことがなかったんですよね。 今作ではそういった「神ゆえの感覚の違い」みたいなものがきちんと描かれてて「あーw」ってなるシーンが多々有りました。 またそういった部分をおもしろおかしくコメディみたいに描くシーンも多いので、非常に楽しく娯楽作品として見られる感じだったのも良かったですね。 そしてタイトルにもある「ラブ」要素ですが。 これは過去作見てればわかる、ジェーンとの関係を描くものになっています。 というか今回ジェーンもマイティ・ソーになっちゃうんですけどねwどういうことだ!?ってなりますよねw 第二作『ダークワールド』のラストで別れてしまった二人ですが、むっちゃ後ろ髪惹かれまくりのソーの目の前に、マイティ・ソーとなったジェーンを久々の再開をするわけで。 ジェーンもまた嫌いになって別れたわけではないので、この二人の心が再び近づいていくという意味での「ラブ」なんですが…これもまたいろいろあって尊いんですよね〜、ネタバレになるんで細かくは言えないんですけど。 ラストシーンではある意味では”真実の愛とは”みたいなものも描かれ、今作の敵との決着を迎えるのでそこも必見なところでした。 まさに、ラブ&サンダーって感じ。 そして今作の途中でソーが真っ裸になるシーンがあるんですがw そのシーンでのソーの裸が…ソーのってかクリス・ヘムズワースの体が超絶マッチョで笑っちゃうくらいカッコイイんですよw パンフによると1年かけて体を作り込んだそうで、ホント体も表現に使う俳優というお仕事の方はすごいなぁと尊敬しますよね。 声優は声だけだからね…腹出てても声が出りゃいいわけだしw ホント、あの筋肉見に行くだけどもチケット代の元取れるんじゃないか、ってくらいすごい仕上がりでした。 前作が『マルチバースオブマッドネス』でかなりホラー要素も入ってたり、スパイダーマンも結末が少々悲しい感じだったりと、ここんとこ重めの展開が続いてたMCUですが、ここに来てソーの単体映画を持ってきたのは良かったですねー、先述の神故の感覚の違いがコメディに昇華されるので見ていて楽しい映画でした。 あと僕はいつも吹き替えで観るんですが、今作のヴィランの声を子安さんがやってるんですが…やっぱあの先輩芝居上手ぇんだなーと思わされました、後輩がなにいってんだって話ではあるんですがw 是非子安さんのお芝居も楽しんでもらいたいので、まだ見てないよって方は吹き替えで観ることをオススメします!! スポンサーサイト
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